12mmで銀座写真……の続き、月島編
まあ、もともと銀座通りみたいな広い通りよりは、この月島通り(もんじゃストリート)の方が12mm超々広角レンズにはあってるんだよな、ってことはわかっていた。
まあ、周辺光量の落ち込みが多いレンズなので、それを気にしていれば使えるレンズだってことなんですけれどもね。
面白いのが、こんな感じで撮っていると、自分で気がつかないうちに「セルフポートレイト」を撮ってしまっているっていうことですね。いやあ、これは面白い。まあ、それだけ12mmレンズの撮影範囲が広いっていうことなんだけれども。
もうちょっと、アングルを上げなければね。でも、そうすると建物の縦の線が上すぼまりになってしまいます。
基本的なことを言ってしまえば、私は「月島もんじゃストリート」っていうのは、あまり好きじゃない。
「もんじゃ焼き」っていうものは、特別な食べ物じゃなくて、普通に町の中に「お好み焼き/もんじゃ焼き」っていう看板があって、普通に町の中にあるもんで、別に月島に行かなければ食べられないものではないと考えている。
私が、自分の思い出の「もんじゃ焼き/お好み焼き」といえば、中学時代のバスケットボール部の練習からの帰り道、中学のそばにあったお好み焼き屋さんで食べたもんじゃ焼きであります。
っていうか、昔は下町とか場末とか言われていた町にはかならず「お好み焼き/もんじゃ焼き」の店があったんですね。
要は、一番小さかった子ども、小学生たちは駄菓子屋で遊んで、中学生になると部活とか始まるんで、男の子は「見栄」をはって大体「運動部」に入って、その帰り道に「お好み焼き・もんじゃ焼き」に寄ってから家に帰るっていう訳ですね。
なので、わざわざもんじゃ焼きを食べるために月島まで行く理由が分からない、ってのが理由なんですね。あんな「マズい」ものを食べにね。
特にうまいもんじゃないですよ、お好みももんじゃも。要は、自分で作りながら食べる……ってのが面白いだけで。
で、月島を逃げ出して佃島へ。
LEICA M-E VOIGTLANDER ULTRA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Tsukishima & Tsukudajima / Mar. 4 2021 ©tsunoken
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