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2021年2月28日 (日)

デジタルカメラの歴史をお勉強

 半蔵門のイギリス大使館の裏にある日本カメラ博物館で、2021年2月9日(火)から6月13日(日)まで、特別展「デジタルカメラ1981-2021 進化と発展の40年」を開催しているので、見に行った。

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 イギリス大使館の裏に「一般財団法人 日本カメラ財団」(JCII)が持っているJCIIビルというのがあって、一階から上が出版社の宝島社で、地階に日本カメラ博物館がある。

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 デジタルカメラの前史としては……

『静止画をデジタルで記録する「デジタルカメラ」の前に、アナログ記録を行う「電子スチルビデオカメラ」という製品群が存在した。これは、アナログFM記録する電子カメラで、ソニーが1981年(昭和56年)に試作し後に製品化した「マビカ」を代表とする。初の販売製品としてはキヤノンのRC-701(1986年(昭和61年)発売)があり、この時に2インチのビデオフロッピーディスクを記録媒体として記録する共通規格SV規格が正式に決められた。これに追随して、カシオはVS-101(1987年(昭和62年)6月)を発売したものの、10万円台の高価格(ちょうど同じ頃普及が進んだ8ミリビデオカメラと同額程度)のため人気が出ず、大量の不良在庫を出した。このSV規格方式を中心に、1990年代初頭に至るまでいくつかのメーカーから電子スチルカメラが発売されるも、カムコーダの人気の前に、全く普及しなかった。なおこれらのカメラは、当時はメーカーごとに様々な名で呼ばれており、「電子スチルビデオカメラ」は、デジタルカメラ登場以降に、それと区別するために付けられた名称である。』(Wikipedia)

 というのがあり、その前史的な存在のカメラが以下のカメラたち。

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(左上から) 「ソニー マビカ試作機」 1981(昭和56)年 ソニー /「キヤノン スチルビデオカメラ RC-701」 1986(昭和61)年 キヤノン /「フジックス メモリーカードカメラ DS-X」 1989(平成元)年 富士写真フイルム /「カシオ QV-10」 1995(平成7)年 カシオ計算機 /「パナソニック ルミックス G1」 2008(平成20)年 パナソニック /「コダック プロフェッショナルデジタルスチルカメラ DCS」 1991(平成3)年 イーストマン・コダック /「ニコン クールピクス P1000」 2018(平成30)年 ニコン /「シャープ J-SH04」 2000(平成12)年 シャープ 

 カメラ(アナログカメラ=なんて言葉は、昔はなかった。普通に「カメラ」もっと言っちゃうと「カメラ・オブスキューラ」つまり、単なる「暗箱」)の歴史は、レンズの開発ってことで、ドイツかもしれないけれど、デジカメの歴史は日本が始まりってことで、いいんでしょうかね。(なんか、最近、こういう言い方については、韓国や中国が「そんなことはない! それこそ我が国が起源だ!」なんてことを言い出しそうで、自信がありません。困っちゃうな

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 まあ、そんな前史的なことには興味はあまりなく、ここは私が持っているデジタルカメラを眺めている。

 ということで、まあやっぱり一番の出色は、世界で初めてのレンジファインダー・デジタルカメラのエプソン R-D1ですよね。レンジファインダー・カメラの王者、ライカがやるよりも先に手を付けて成功したカメラであります。なので、「Range(R)ファインダー・Digital(D)のNomber 1(1)」で「R-D1」。2004年にR-D1、2006年には改良機R-D1s、2007年にはレンズセットモデルR-D1sLが、2009年には後継機R-D1xGが出て、エプソンの「レンジファインダーデジタル1番機」はオシマイ。まあ、多分ライカが2006年にAPSサイズのセンサーを持つ、M8を出してデジタル路線に参入することになり、次いで2009年に35mmフルサイズのセンサーを装備するM9を発表してしてしまちゃったんで、エプソンの「先行者利益」が、というか「EPSON」と「LEICA」のブランド差をエプソンが埋めることは出来ないと判断して、デジタルカメラから撤退しちゃったんだ、ってのがその真相なんだろう。

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 しかしそうか、もうデジタルカメラ初登場から、既に40年が経過しているんだな。

 完全に一世代過ぎているんだ。

 ってことは、今はフィルムカメラ(アナログカメラ)という物の存在を知らない人が、ごく普通にいるっていうことなんだ。というか、つまりはネガ・フィルムっていうものの存在を知らない人が当たり前にいるということなんだなあ、「写真」っていうものが、「重さ」をともなうネガ・フィルムという物体の存在を前提としているモノであるということを知らない人が、普通にいるっていうことなんだなあ。

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 いまや、「写真」っていうのは、単なる「デジタル・データ」の積み重なりにすぎず、重さを持たないデータとしてクラウドとマイ・コンピュータの中にストレージされるだけのものなのだろう。

 まあ、写真もデジタルデータの淡いさの中で、いずれ消え去るモノになっていくんだろうか……。まあ、コンピュータがクラッシュしちゃったら、一発でデータはぶっ飛んじゃいますもんね。

 なあんて言っているんなら、お前もアナログで撮れよって言われちゃいますね。

 そりゃ、そうだ。

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 たまにはフィルムで撮影をしなくちゃなあ。実はカラー・フィルムと同じ現像方式でモノクロ現像が出来るILFPRD XP2 Super400というフィルムを結構手持ちしているんだが、未だにテスト撮影をしていない。

 う~ん、イカンなこりゃ。

LEICA M-E LEITZ ELMARIT-M 28mm f2.8 @Hanzomon / Feb. 27 2021 ©Japan Camera Inspection Institute

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