無料ブログはココログ

chotoku.note

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

フォト

« 渋谷川を往く番外編・裏原宿 | トップページ | 雑司が谷を往く・弦巻通り »

2021年1月14日 (木)

T-CAT(東京シティエアターミナル)

 東京シティエアターミナル(T-CAT)は東京メトロ半蔵門線水天宮前にある、東京国際空港(羽田)へのバスターミナルとして1972年(昭和47年)7月1日に開業した。1978年(昭和53年)に新東京国際空港(成田)の開業にあわせ、東京都区部から世界への出入り口の一端を担うようになり、以来ターミナルで主な航空会社の搭乗手続きや出国審査の手続きが可能であった。

L1005946

 場所は水天宮前というよりは、首都高速道路箱崎インターチェンジの下にあると言った方が分かりやすいだろう。まあ、どちらの空港に行くのでも高速道路を使う必要があるので、そのための便利なところに作ったということなのだろう。

 そのために、箱崎インターのそばには車でそこまで来て、長期間駐車で預けるような駐車場があったんだけれども、今はどうなんだろう。

L10059492

 ところが、私はあまりここを利用したことはなかった。

 羽田に行く場合は、浜松町から東京モノレールに乗るか、品川から京浜急行の乗った方が便利だったし、成田に行く場合も日暮里から京成スカイライナーのほうが便利だったということもある。ただし、京成スカイライナーも開通当初は国鉄(当時)の成田新幹線計画があったため、成田空港の地下までは走っていなかったので、何度かはT-CATを利用したことはあった。

 成田空港開業当時は「羽田は(台湾便を除く)国内線、国際線は成田」という振り分けになっていたので、そうした理由もあったのかもしれない。更にT-CATで搭乗手続きと出国手続きの双方が出来たので、成田空港まで行く時間を稼げるので便利だったということもある。

L10059312

 ところが、2001年(平成13年)9月11日のアメリカ同時多発テロ事件発生直後、アメリカ連邦航空局の通達によって出発空港以外では北米線の搭乗手続きが不可となり、出国手続も搭乗手続が必要なため不可となった。北米以外の路線ではカウンター業務が継続されたが、各航空会社や入国管理局のセキュリティ強化により、2002年(平成14年)7月15日に出国審査業務が終了し、同年12月31日で日本航空のカウンター業務廃止により、搭乗手続業務が全て撤退・終了した。搭乗手続きと出国審査というのはほとんど一体なので、その片方しかできないのははなはだ不都合なので、その双方が出来ないということは、やがて双方ともなくなってしまうっていうことなんですね。

 さらに「羽田=国内線/成田=国際線」という使い分けルールもなくなって、羽田でも国際線の離発着をするようになり、成田はLCCの専用空港みたいになった。

L10059352

 そうなってしまうと、T-CATの存在価値は単なるリムジンバスの停留所という以上の使い勝手はなくなってしまっている。

 で、まさにその通りになってしまったのがT-CATである。

L10059342

 まあ、コロナ禍でもって海外旅行する人や海外から日本に来る人が減ったっていうのもあるんだろうけれども、それ以上に閑散として寂しいT-CATではある。

L10059332

 以前は航空各社の搭乗手続きカウンターや、出国審査があった2階はバスに乗車するまでの時間潰し用のレストランなんかのスペースになっているんだけれども、こちらもコロナ禍の関係もあって、どの店も「お茶を引いている」感じになっていますね。

L10059572

 こうなると、T-CATの存在意義もどうなっちゃうんだろう?

LEICA M-E TTArtisan 21mm f1.5 ASPH @Hakozaki / Jan. 10 2021 ©tsunoken

« 渋谷川を往く番外編・裏原宿 | トップページ | 雑司が谷を往く・弦巻通り »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 渋谷川を往く番外編・裏原宿 | トップページ | 雑司が谷を往く・弦巻通り »