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2021年1月 3日 (日)

写真とそのキャプションについての真剣(まじめ)なご報告

 今日のブログが2021年になって最初に書いたブログです。いやいやいや、目出度いですよ。別に……。

 さて、以下の五葉の写真を目の前に並べて、「この写真にキャプションをつけよ」って言われたらどうしますかね。

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 まあ、暮れから正月にかけてのご近所と上野周辺のスナップというだけのもの。

 別に、それ以上でも以下でもない、ただ単なる「スナップ」。それぞれの関連性も何もない写真なんだが……。

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 例えば、これらの写真に対して、今日おこった「東京、神奈川、埼玉、千葉の各知事が、西村経済再生担当大臣に緊急事態宣言の発出を要請」なんていうキャプションをつけることは可能なのですね。

 要はガランとした街の様子と、「密」になった街の様子を並べて、ガランとした街になることを、知事たちは希望しているってな具合に理解することが可能ってなわけですな。

 それでも「宴会好き」な菅首相は「緊急事態宣言」を出すことについては、その経済に及ぼす影響から後ろ向きな姿勢だし、二階幹事長との関係からも、あまり積極的になれない様子だし……、てな結論付けも出来ちゃう。

 それにしても「発出」って何なんでしょうね? 「緊急事態宣言」なら「発令」でいいじゃないですか。ただまあ、その場合は「発令主体」が誰なのか(どこの省庁なのか)ということが決められるわけで、それが嫌なので何となく「主体が曖昧な『発出』」ってな変な言葉になっちゃうんでしょうね。

 元々、この「発出」っていう言葉は安倍前総理が4月に初めて使った言葉なんだけれども、初めてその言葉を聞いた時、「何だこりゃ?」ってな気分になりましたね。広辞苑では「発出」という言葉には『①あらわれること。あらわすこと。おこすこと。②出発に同じ。』って書いてあって、『いつの間にか「緊急事態宣言」が「あらわれてしまうこと」』なんてことがあるらしい、ってことなんですかねえ、ってますますわからなくなっちゃうなあ。

 う~む、お役人の「無責任文書ひり出し能力」の努力ってのも、バカにはできないなあ。

L10057472

 ってことで……

 まあ、要は写真につけるキャプションなんて、書き手の都合でもってどんなものでも可能だっていうこと。それこそキャプションによって、まったく逆の意味を持った写真だという風な受け方をさせることも可能だっていうことなんですね。

L10057312

「写真」っていうのは「真実を写しているんだ」というふうに捉えられがちなんだが、実は、そこに写しとられた「真実」っていうのは、どんな解釈も可能な「うわべの事実」に過ぎない、つまり「真実」ではないっていうことなんですね。事実だけ。

「写真」ってなんて脆弱な表現手段なんだ。

 第二次世界大戦の頃とか、その後の朝鮮戦争やベトナム戦争の頃までは「写真報道の真実」ってのが、信じられていたんだけれども、今や「写真は嘘をつく」っていう時代だもんなあ。

 結局、「言葉」の補助がないと、そこに写された「事実」が伝えられない写真って……、ねえ。

L10057242

 まあ、箱根駅伝で、マスクもしないで沿線応援をしていたオッサンたちを、今更責める気もないですけれどもね。バカじゃないか、こいつら。

LEICA M-E TTArtisan 21mm f1.5 ASPH @Hon Komagome, Sugamo & Ueno / Dec. 30, 31 2020 / Jan. 1 2021 ©tsunoken

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