師走雑景・銀座編・星形エンジンのあるビル
「師走雑景」の本来の意味は「師走のいろいろ(雑)な景色」っていう意味なんだけれども、私の「雑景」は、まさしく「雑な風景」。街を歩きながら、「雑」な風景を写し撮るっていう意味です。
今日のネタも、まさしく「雑景」。
ある日、銀座の街を歩いていてふと気がついたのが、銀座の裏通りにあるビルの2階にある「プロペラがついた七気筒の星形エンジン」なのである。
なんで、こんなところに、こんなものが……、っていう感じなのだが、どうにも分からない。
まあ、多分ビルのオーナーか、そのビルに出店している店のオーナーの趣味なんだろうけれども、今や星形エンジンなんてものはジェットエンジンが主流になった航空業界では全く見られなくなってしまったエンジン形式ですもんね。プロペラ駆動でもターボプロップですもんね。
完全に「趣味の領域のエンジン」なんだろう。
日本における星形エンジンの成功例と言えば、旧中島飛行機(現・富士重工)が作った「栄型エンジン」で、海軍名称は栄、陸軍ではハ25として採用され、零式艦上戦闘機・一式戦闘機「隼」のエンジンとして有名なんだが、どうもそういった類のエンジンではないようで、もうちょっと単純な星形エンジンのようだ。ということは、第二次世界大戦以前のエンジン?
なんか、その「星形エンジン」が気になって、その後の「銀座歩き」もなんか、気がそぞろになってしまっている。
銀座ニコンプラザがなくなってしまっているのも気がそぞろ。
GINZA SIXの前の飾り物も、まあ、どうでもいいや。
おおっと、ライカ銀座ギャラリーも思わず通り過ぎるところだったぜ。
その位、気になる星形エンジンなんですよね。
何なんだろう?
NIKON Df AF NIKKOR 50mm f1.8 G @Ginza / Dec. 1 2020 ©tsunoken
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