21mm f1.5 開放絞り
この日は午後からマンション管理組合の総会があるので遠出はせずに、午前中に巣鴨の染井霊園からとげぬき地蔵商店街、庚申塚商店街を抜けて明治通り掘割まで歩いて、TTArtisan 21mm f1.5 ASPHで最後のテスト撮影。
え~、つまり21mm f1.5というレンズで絞り開放で撮るとどうなるかっていうこと。
これまで使っていたフォクトレンダー 21mmだと絞り開放でf4だから、それより3段も明るいレンズがどういう写りをするのだろうか。
フォクトレンダー 21mm f4だと基本的に全周合焦という感じで、アウト・オブ・フォーカスの部分というのはほとんど目立たない。
それが同じ21mmでもf1.5になってしまうと、見事にボケが生じるんですね。勿論、50mmや35mmみたいな盛大なボケはないし、勿論、f4でも多少はボケは出てるんだけれども、さすがにf1.5という明るさだとしっかりとしたボケ部分が出てくる。
本当はもう少し被写体に近づいて撮れば、もっともっと「ボケ」が目立つんだけれども、もうちょっと近づかなければなあ。
しかし、こんな夕方でもない真昼間でf1.5が使えるっていうのも、1/4000秒というシャッターが使えるデジタル・ライカだからなのだ。フィルム・ライカだと1/1000秒が最速のシャッターなので、せっかくのf1.5も夕方とか夜にならなければ使えないのであります。
う~ん、中国製のレンズも結構使えるじゃん。というのがその感想なんだけれども、まあ多分レンズの設計図なんかもライセンスが公開されているんだろうから、その気になれば誰でも作れるっていうもんなんでしょうね。
しかし、それにしても方や(中国製)60,000円、方や(ライツ製ズミルックス21mm f1.4)900,000円っていう値段の差って、単に中国とドイツの人件費の違いだけなのかしら。
これでTTArtisan 21mm f1.5テスト撮影はオシマイ。
フィクトレンダー Color-Skopar 21mm f4というレンズ自体もどちらかというと、私の常用レンズだったんで、多分今後はTTArtisan 21mm f1.5が常用レンズになるんだろう。
LEICA M-E TTArtisan 21mm f1.5 ASPH すべて開放絞り @Sugamo ©tsunoken
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