無料ブログはココログ

chotoku.note

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

フォト

« 国分寺崖線:野川河畔下流域を往く | トップページ | 白山神社とアジサイ祭 »

2020年6月14日 (日)

コロナの春

 目黒に今年新しくできたフォトギャラリー「ふげん社」で「東京2020|コロナの春」という写真展が開催されているので、行ってきた。

 場所は目黒駅を出て権之助坂を下りて、山手通りの交差点を過ぎて大鳥神社わきの目黒通りを今度は上って、元競馬場前の先の左側にある。坂を下りたり上ったりするのが嫌な人は、目黒駅前からバスに乗って元競馬場で降りればよい。

L10031712

「ふげん社」とは、渡辺美術印刷株式会社という美術や写真集などの印刷会社がもともとが東京・築地にもっていた、コミュニケーションスペースだったのが、今年2月に目黒に移転したものらしい。1階が、カフェと本屋、2階を渡辺美術印刷の築地事務所とデジタルラボPapyrus、そして多目的ワークショップスペース、3階がギャラリーのスペースになっている。渡辺美術印刷は現在は自ら写真集や美術本の印刷ばかりでなく出版も手がけているようだ。

 まあ、この辺の方が築地よりは「お洒落なアートっぽい」町並みであるってことなんでしょうかね。まあ、私は全然そうとは思わないんだけれども。築地から見ていると、目黒近辺はそんな感じの街に見えるのかな。

 そのふげん社が6月11日からスタートしたのが「東京2020|コロナの春」という共同写真展。

Photo_20200612164601

「東京2020|コロナの春」は土田ヒロミ氏と大西みつぐ氏の呼びかけに、Area Park、オカダキサラ、蔵真墨、GOTO AKI、小林紀晴、佐藤信太郎、John Sypal、田口るり子、田凱、中藤毅彦、新納翔、橋本とし子、普後均、藤岡亜弥、港千尋、元田敬三、山口聡一郎、Ryu Ikaの18名が応じて、20人で開催した共同写真展である。

L10031752

 勿論、彼らはマスコミ企業やジャーナリズムに日常的に雇われている写真家じゃないので、コロナウィルス禍と戦う医師たちとか、あるいはコロナウィルスに罹患した患者たちの写真をアサインメントで撮っているわけではない。

 むしろ、そこにあるのは、そういったことごととは無縁の立場のフリーの写真家の日常なのである。フリーってなんだろう?

L10031722

 共同出品者の一人である港千尋氏の写真が会場で販売していたので購入した。その小冊子には……

『出てはいけない、触れてはいけない、集まってはいけない、喋ってはいけない…人間が人間であることの根本が縛られているような状況のなかに、わたしたちの社会は陥った。目には見えないウイルスが、無数に増殖してゆく状況の中で、この文明は首根っこを掴まれたのだ。昨日まですぐそこにあった光と影と喧騒の日々が、手の届かないところへと後ずさりしている。街全体が透明なカーテンの向こう側へ、後ずさりしてゆく。

 それでもわたしたちはカメラをぶら下げて、そろり街角に出てみるのである。』

L10031732

 なんか、ヘボ素人カメラマンの私の日常を言い当てられているようだなあ。

 そう、プロフェッショナルな写真家も、私みたいなヘボ素人カメラマンも、カメラをぶら下げて、そろり街角に出てみる。ただし、その時撮った写真の発表の場が、どこかのメディアであったり、写真展であったりというところと、こんなブログしかないっていう違いなのかなあ。

L10031762

「東京2020 コロナの春」は6月28日まで開催中。ふげん社のサイトはコチラ

LEICA M-E VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Meguro ©tsunoken

« 国分寺崖線:野川河畔下流域を往く | トップページ | 白山神社とアジサイ祭 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 国分寺崖線:野川河畔下流域を往く | トップページ | 白山神社とアジサイ祭 »