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2020年6月 3日 (水)

天王洲Isleは寺田倉庫の街

 天王洲アイルは、『江戸時代末期に江戸防衛のため築造された第四台場をベースとして埋め立てが進んだことにより造成された』(Wikipedia)人工島である。

 また、『2010年代以降は芸術文化の発信地をコンセプトとして、地域内に音楽・絵画・フォトグラフ、現代建築など芸術に関連したコンテンツを集積している。また、同地域のほぼ全域は東京都港湾局によって、東京の水辺の魅力の向上や観光振興に資するため、運河などの水域利用とその周辺におけるまちづくりが一体となり、地域の賑わいや魅力を創出することを目的として地元が主体となった取組みを推進すべき地区として運河ルネサンス推進区域に指定されている。』(同・Wikipedia)

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 天王洲アイルに行くためには、東京モノレールやりんかい線の天王洲アイル駅から行くのが一番便利だが、私のおススメは、JR品川駅港南口から高浜運河を渡って、東京海洋大学前を過ぎて天王洲運河を渡るルートだ。

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 途中、フォトジェニックな天王洲ふれあい橋やボードウォークなんかを通っていく、なかなか気持ちの良い散歩道になっている。

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 IMA GALLERYというアートフォトのギャラリーなどのアートギャラリーや、運河に面したカフェやレストランなんかもあって、なんか東京じゃないところというか、あるいは東京のある種の最先端の場所という雰囲気の街ではある。

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 この天王洲地区の再開発の中心的な存在が寺田倉庫という倉庫業をメインとする会社であります。

 寺田倉庫は勿論倉庫業者として様々なものを扱っているんだが、特に寺田倉庫を特徴づけるのが「映画フィルムの保管」なのである。特に東宝映画なんかは、多分、そのほとんどが寺田倉庫扱いになっているのではないだろうか。

 実は、講談社がその昔、アメリカの公文書館でパブリック・ドメインになった東京裁判関連のフィルムを大量に買い込んだ際に、この寺田倉庫に大分お世話になった。その成果が4時間37分になんなんとする、小林正樹監督による超・長編ドキュメンタリー映画『東京裁判』として完成したのであります。

 ただし、結構、この寺田倉庫の保管料ってお高くて、映画完成後もずっと保管するためにはちょっと無理、ってなこともあって、もうちょっと保管料の安い調布にある共進倉庫に移動し、で更には高崎線神保原駅のそばにある講談社のストック倉庫に移動したっていう歴史がある。この「寺田倉庫→共進倉庫→講談社倉庫」への移動すべてに私がかかわることになってしまった。映画の製作にはまったくかかわっていなかったのだが、なんか、そのあとの責任だけは背負わされたっていう感じですかね。

 フィルムの保管っていうのは、温度や湿度のコントロールが必要で、それをなおざりにすると映像の劣化や、更にはフィルム自体の破損などの問題がある。結局、新たな成果、つまり商品を生み出さないけれども、でも廃棄するわけにもいかない大事な資料でもあるという、講談社にとっては「お荷物」扱いになってしまった映像素材は、最終的にどうなるのかは、既に私は知らない。

 もう、資料フィルムのリストなんかもなくなっちゃっているんだろうなあ。多分、資料フィルムと保管場所の紐づけなんかも、講談社倉庫に移されてからは、既にできなくなってしまっています。

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 どうせ講談社にはお金がうなるほどあるんだから、寺田倉庫でも良かったんですけれどもね。

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 あ、別に「恨み節」ではありません。

LEICA M-E LEITZ ELMARIT-M 28mm f2.8 @Shinagawa ©tsunoken

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