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2020年4月 6日 (月)

んじゃあ、荻窪はどうなのよ

 私がアニメーション制作にかかわっていた頃、荻窪っていうのはちょっと(私的に言えば)不思議な立ち位置にいた街だった。

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 隣の阿佐ヶ谷には、『幻魔大戦』などで知られるマッドハウスとか下請けながらいい仕事をしていたマジックバスという制作会社があって、西荻窪には前期の押井守作品や高橋留美子原作の作品を作っていたスタジオ・ディーンなどがあった。

 勿論、西荻のもうひとつ先の吉祥寺にはあのスタジオ・ジブリや、『王立宇宙軍』のガイナックスなどがあったし、その先の三鷹にはすたじおピエロなんかもあったし、その後には我がアキラ・スタジオなんかもあったんですね。

 そんな状況の中で荻窪だけはアニメ制作スタジオとはあまり縁がなかった街ではあったのだ。まあ、「マジックバスは荻窪だ」っていう人もいるかもしれないが、まあ、それは無視。

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 私と「荻窪&アニメ」のかかわりで言ってしまうと、まずはここ杉並公会堂ですね。

 OVA「逮捕しちゃうぞ」の第1話のイベントを開催したのが、ここ杉並公会堂だった。実は、それに先立って神戸でもイベントをやって、その時にコミック版「逮捕しちゃうぞ」のキャラである「ストライク男」を演じたのは私だったんだけれども、ここメイン会場の杉並公会堂では、原作者である藤島康介氏に、無理やり「ストライク男」を演じさせたのでありました。まあ、こういうところで拒否しないところが、この人のいいところだろうな。

 もうひとつ言ってしまうと、遡ってあの『アキラ』の音楽録りを行った場所のひとつが杉並公会堂だったのであります。芸能山城組の山城祥二氏に言わせると、ここ杉並公会堂、三軒茶屋の昭和女子大人見記念講堂、文京区本郷の尚美ミュージックカレッジの尚美バリオホールが都内では音響的に一番いいホールだということで、はいはい、ちゃんとその3か所で録音させていただきました。いやあ、本当に金のかかる映画ではありましたね。

 その後、しばらくは荻窪との関係はあまりなかったんだけれども、西武新宿線上井草に本社がある「ガンダム」のサンライズが大友克洋作品の『スチームボーイ』制作のために、ここ荻窪駅前の青梅街道沿いの1階がドコモが入るビルの2階にCGスタジオを作って起動し始めた頃に、再び荻窪通いが始まった。

 もう既に『SF新世紀レンズマン』の時代は既に過ぎ去って、「CG=スパコン」じゃなくて、普通のオフコンやワークステーションでもって、CGスタジオが出来ちゃう時代になっていたのだ(今や、パソコンでもある程度は可)。

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 K談社は『スチームボーイ』には参加していなかったのだが、『アキラ』(以後)のマーチャンダイジング関連の仕事が沢山あったり、ジブリの宮崎駿氏が主宰する「ツール・ド・信州」なんかにいつのまにか巻き込まれた関連で、結構、このサンライズ荻窪スタジオには結構行ったりして、スタッフとも親しくなったりしていた。

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 しかしまあ、そんなこちら側の変化とは関係なく、荻窪の町は変わっていないんですね。

 店の裏のゴミ捨て場に捨てられてあった割りばしの数でもって売り上げの誤魔化しがバレちゃって、税金の追徴金を取られてしまったことで知られる春木屋も、いまや普通に営業してるし……

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 駅前のアーケードを通ってみれば……

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 喫茶店「邪宗門」はいまだ健在であります。

 しかし、この邪宗門に支店があるなんて、知らなかったなあ。

LEICA M-E LEITZ ELMARIT-M 28mm f2.8 @Ogikubo ©tsunoken

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