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2020年3月19日 (木)

不要不急の外出で小日向散歩カメラ

 コロナウイルス蔓延にあたり不要不急の外出は控えてください、なんて言われてその気になってしまっては、私みたいな定年オヤジは家から一歩も出られなくなってしまうじゃないか。

 ということで、今日も今日とて不要不急の用事で出かけるのだ。と言っても、昨日は文京区内のみの移動。茗荷谷駅周辺の文京区小日向近辺であります。

 講談社がある音羽の谷底から北へ登って行った先が目白台で、南に坂を上って行った一番上が小日向台。地名は「小日向」なのだが、まあ丘の上で陽もよく当たった場所なので小日向という地名になったのだろう。江戸以前はその陽当たりのよさから多くは畑地だったらしいのだが、江戸中期から明治に至って武家屋敷や文人などが多く住む町になったらしい。

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 スタートは東京メトロ丸の内線茗荷谷駅から。

 駅前の都バス営業所があった場所は、中央大学が定期借地権を獲得して法学部を持ってくるらしい。工事は今年の6月着工、2023年3月竣工らしいので、3年後の入学式から、ここ中央大学茗荷谷キャンパスで授業が始まるんだな。

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 そんな春日通りから一本裏側の道に入ると、もうそこは閑静な住宅地。ただし、ここ拓殖大学国際教育会館とか少し大きい建物が気になる。この拓殖大学国際教育会館って、戦前は東方文化学院という建物で、戦後は一部が外務省研修所となり、東京大学と外務省が共同運営していたんだけれども、東大がそれを本郷キャンパスに移転したために、売りに出されることになった。ただ、その時、同所に大規模マンションが建設されることに懸念を持った地元住民によって「旧東方文化学院の建物を生かす会」が結成され、保存運動が展開された。当初は東京大学が買い取るように要望をしていたが財政問題などから買い取りを拒否、最終的には至近に本部キャンパスがある拓殖大学が、同会の運動に理解を示したことから、財務省は同建物の保存を条件に払い下げが実施された、というもの。

 まあ、アジアとの関係を大事にする拓殖大学らしい買い物ではあるが。

 そういえば、この小日向辺りにはマンションなんかもあるんだけれども、それもみな三階建てまでの小規模マンションのみである。やっぱり、地元住民の運動の成果なのかなあ。

 で、もう少し行くと鳩山邸(鳩山会館)の裏口に至る。

 正門は谷底の音羽通りにあるのだが、実際に鳩山邸があるのは音羽通りから坂を上がった先。なので、本当はコチラが正門であってもよさそうなものであるが、まあ音羽通りの方が広い道なので、そちらが正門になったんだろう。

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 そこからもうちょっと行くと、パジャマ柄の少し派手目の家があるんだけれども、そこが故十八代目中村勘三郎の家。その前あたりから急な坂を降りると坂の下の水道通りに出る。

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 水道通りの名前は、もともと神田上水があった場所を暗渠にして作った道路だから。比較的真っ直ぐに走っている表側の神田川と違って、コチラの神田上水あと(水道通り)はクネクネ曲がっていて、いかにも川を暗渠にして作った道らしい。

 で、この水道通りの小日向側にはお寺が多くあり、ここ本法寺というお寺は夏目漱石の菩提寺である。写真の左端にあるのがその説明板。

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 そのまま水道通りを進むと国際仏教学大学院大学があるんだが、そここそが十五代将軍徳川慶喜邸跡。

 徳川慶喜は慶應三年(1867)30歳のときに大政奉還をして静岡に蟄居したのち、1897年に巣鴨、1901年に慶喜が生まれ育った小石川後楽園そばの、ここ文京区春日(旧小石川区小日向第六天町)屋敷を作って移転し、46年もの「余生」の後、77歳で1913年に亡くなった。

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 そのまま水道通りを進むと左側に丸の内線が地上に出る辺りに至ると、左側に中央大学後楽園キャンパス(理工学部)がある。

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 というところで、中央大学茗荷谷キャンパスに始まり、後楽園キャンパスに終わるお話は、おしまい。

 いやあ「オチ」がついたなあ。

 よかった、よかった。

LEICA M-E VOIGHTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm f4 @Kohinata ©tsunoken

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