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2020年1月23日 (木)

根岸の里の侘び住まい~御行の松

「根岸の里の侘び住まい」というのは「五月雨や根岸の里の侘び住まい」「行く春や根岸の里の侘び住まい」という具合に、アタマに季語を含む五文字を入れてしまえば、何でも俳句になってしまうという便利な言葉で、不調法な江戸の大店の旦那の隠居先が多かった根岸辺りを題材にした落語で使われる言葉である。

 そんな、根岸小学校から日暮里方面に進んだところにあるのが御行の松(おぎょうのまつ)不動尊というお寺である。

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「御行」の由来は、寛永寺の門跡、輪王寺宮が上野山内を巡拝されるとき、必ずこの松の下で休まれたことからこの名がついたという説や、慈眼法師が若い頃に近くで修業した、という説などいろいろあって、実は、元々の由来は分かっていないそうだ。 

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 それでも、代々の松については、実際の記録が残っていて……

『初代の松は『江戸名所図会』や歌川広重の錦絵に描かれるほど知られていた。』とか『近くの荒川区立第三日暮里小学校には「弟松」が植えられており、同校と台東区立根岸小学校の校歌にも詠われている。』とか『その後二代目として1956年(昭和31年)に上野中学校から松が移植されたが、すぐに枯れた。1976年(昭和51年)8月に植えられた三代目は盆栽状であるため、地元の団体(講)が初代のように大きく育つことを願い、隣に四代目を植えた。』などの逸話が残っているそうだ。まあ、それらしい話がやたらあるところは、如何にも「根岸の里の侘び住まい」ですな。

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『不動堂に祀られている不動明王像は、初代の松の根を掘り起こして彫られたものである。』というのもある。

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 正岡子規がこの近所に住んでいたことがあるそうで、正岡子規文学碑なんてのもある、意外な名寺なのである。それもまた「俳句の正岡子規」ってところで、「根岸の里の侘び住まい」ですなあ。俳句ってのは、季語さえ入れておけば、誰でも作れる駄しいですぜ。まあ、伝聞ですがね。

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 まあ、周囲はどうってことのない、普通の町なんですけれどもね。

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 そんな何でもない町になんか由緒のあるものがいろいろあるのが、まさしく「根岸の里の侘び住まい」なんだなあ。

 そうか?

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Negishi & Higashi Nippori ©tsunoken

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