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2020年1月27日 (月)

雙葉学園発祥の地

「築地居留地」という言葉をご存じだろうか。

『東京は開港場ではないが、開市場に指定されたため、1869年に築地鉄砲洲に外国人居留地が設けられた。今日の中央区明石町一帯の約10ヘクタールである。しかし、横浜居留地の外国商社は横浜を動かず、主にキリスト教宣教師の教会堂やミッションスクールが入った。このため、青山学院や女子学院、立教学院、明治学院、女子聖学院、雙葉学園の発祥地となっている。』(Wikipedia)

 そもそも「居留地」とは何か?

「居留地」というのは、幕末の江戸幕府が諸外国と締結した不平等条約の結果認められた、外国人が日本政府の許可を得なくてもいることが出来る日本の土地ということ、つまり居留地内では外国人が日本政府から入国許可を得なくても自由に行動できるし、そこには日本の法律は適用しないという、かなり一方的なある種の植民地みたいなものである。

『居留地は外国人を一ヶ所に集めておけるので、日本人との紛争防止に役立つなど、日本政府にとって便利な面もあった。半面でやはり治外法権、領事裁判権を認める不平等条約の落とし子であり、国家的な体面から容認できないものであった。このうち、欧米列強側の維持費の都合から、長崎では1876年に居留地の返還が行われ、横浜でも1877年に日本側の行政権が回復して事実上撤廃された。』(Wikipedia)

 まあ、「日本国内における外国」みたいなもので、外国人はそこの町の中にいる以上は日本の法律に縛られずに自由に行動できるという、まあ日本国家における治外法権区域っていうことでしょうね。勿論、そこから出てしまえば「行動の自由」なんてものはなかったんですけれどもね。でも、その中にいる限りは日本の法律には縛られない。

 今でも外交官ナンバーをつけたクルマなんかを見ると、私たちなんかは「治外法権ナンバー」なんていって、近づかないようにしていますがね。あいつら、日本で法を犯しても「外交官特権」で逃げちゃうもんね。

 というところで、要は江戸末期の諸外国との不平等条約の結果として「無理矢理開国」しなければならなかった日本政府(幕府?)のギリギリの政策で作らなければならなかった、「やむなき場所」ではあったのだ。

 で、中央区明石町といえば、その中心部にあるのが聖路加国際病院であり、この「St. Luke's International Hospital」も、その不平等条約の結果としてできたものである。

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 その周辺にも教会やミッション系の学校があったらしく、その記念碑なんかがいろいろある。

 一番は「雙葉学園発祥の地」という記念碑であります。場所は地下鉄新富町で降りて、明石町方面へ歩いて、下部に老人施設なんかがあるマンションの前にあります。

『徳に於いては純真に 義務に於いては堅実に SIMPLE DANS MA VERTU FORTE DANS MON DEVOIR」という、雙葉学園のモットーが書かれた記念碑が置かれています。ただし、雙葉学園を意味するものはこの記念碑だけ。今、雙葉学園は四谷にありますもんね。

 雙葉出身のウチのカミさんに聞いたんだけれども、そこに記念碑があることは知ってはいたんだが、在学中にそこを訪ねるなんてことは、まったくしなかったそうだ。う~ん、まあ、そんなもんなのかなあ。伝統ある学校に行ったのに、なんかもったいないなあって感じがするのは、そんな伝統とは何の関係もない公立小学校・公立中学・公立高校に行った私だからなんだろうか。

 まあ、一種のひがみではありますが。

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 ってな感じで、現在青山に本キャンパスがある青山学院やら……

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 上中里にある女子聖学院とか……

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 白金にある明治学院とか……

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 三鷹台の立教女学院とか……

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 女学院があるんだから、当然、今は池袋にある立教学院なんかの記念碑がいっぱいあるんですね。

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 ああっ、慶応義塾大学の元になる学校もここにあったし、実は上記のミッション系の学校よりずっと古いんだけれども、今回は本題の主旨に反するので無視します。

NIKON Df AF NIKKOR 20mm f2.8 D @Akashicho Chuo ©tsunoken

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