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2019年6月12日 (水)

『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円』って、そんなおいしい話が?

『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』なんて言われてその気になったと思ったら、『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円』だと?

 う~ん、日本経済は最早そこまで進んで(進み過ぎて)しまっているのか。

 そんな「美味しい話」があるのか?

Photo_12 『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円 個人でできる「事業買収」入門』(奥村聡著/光文社新書/2019年4月26日電子版刊・2019年4月30日紙版刊)

『最近、中小企業の後継者不足の問題がより注目されてきました。「大廃業時代」と呼ばれ、この先127万社が廃業を迎える、という予想も発表されています。
 たしかに中小企業の後継者不足の問題は大きな社会課題です。ただし、ピンチはチャンス。その気になれば誰でも会社を引き取って、社長になれる時代なのかもしれません。
 だから、社長になってみませんか?』

 っていうのは理解できるんだが、でも『0円で会社を買って』なんてことが可能なんだろうか?

 まず『第2章「ダイヤの原石」を探してみよう』から『会社を買う鉄則』というのを見てみよう。

●会社を買う鉄則 ① 借金は大きくてもいい、資産は小さいほうがいい
●会社を買う鉄則 ② 今よりも未来の「稼ぐ力」に注目せよ
●会社を買う鉄則 ③ 「技術」と「設備」には警戒すべし
●会社を買う鉄則 ④ 既得権益ごと買ってしまえ
●会社を買う鉄則 ⑤ 地の利を活かした戦いをする
●面倒くさそうな人間からは逃げる
●結局は「好きになれること」が正解
 個人的には、好きなことをするのではなく、「好きになれること」をやるべきだと思っています。わずかな言葉の差ですが、ニュアンスの差は小さくありません。

って、それはあまりにも当たり前すぎるっていう感じなんですね。

 結局、数百万円ぐらいのお金で買える127万社の会社って、そのほとんどが中小企業というかもっと小さな零細業などに近い存在なんではないだろうか。ということになると、まさしく『第6章 オーナー社長を口説き落とそう』ってことになって、実はそれが一番難しいところなのである。

『会社を売却しようが、先代にとってはいつまでも「自分の会社」です。頭ではあなたのものになったとわかっていても、感覚は急に変わりません。いつまでも自分が社長のように振る舞われる恐れがあります。』

 ってなことになってしまっては、「会社を買う」意味がなくなってしまうだろう。

 だとしたら、そんなボロ会社を買うよりは自分で起業したほうが早いかもしれない。クルマだって新車を買えば自分好みの味付けのクルマに仕上げることはできるが、中古を買えばそれなりに前オーナーのクセが残っていたりするものだ。ましてや前のオーナーがゼロから起業した会社だったら尚更だろう。結局、前オーナーが「何故、その会社を手放さなければならなくなったのか」というストーリーをじっくり検討することが必要なようだ。
 その結果、いやそれでも自分が手に入れることに意味があると考えるならば、全力を挙げてその会社を獲得するだけのことである。

 結局、「モチベーション」なんだよなあ。

 『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円 個人でできる「事業買収」入門』(奥村聡著/光文社新書/2019年4月26日電子版刊・2019年4月30日紙版刊)

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