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2019年6月 9日 (日)

「視点展」とか「日本リアリズム写真集団」って、なんだかわからいけど、見に行った

 昨日は上野にある東京都美術館で日本リアリズム写真集団による全国公募写真展「視点」を観に行く。
 東京都美術館では現在「クリムト展」を開催中で、とにかく東京都美術館を訪れる人はみなクリムト展の方に行く人なんだけれども、こちとら、グスタフ・クリムトったって、せいぜい「ユディト」とか「接吻」っていう訳の分からない絵画しか知らない低レベルの美術ファン(って言うのか?)なので、ごく普通に「クリムト展」の上のフロアで開催中の「視点」展に行ったのだった。

2_8

「視点」展って何だ? っていう前に、主催者の「日本リアリズム写真集団」って何だ? ってことを調べなければならない。

『日本リアリズム写真集団は、写真の創作活動を通じて、表現の自由を守り、日本の平和と民主主義の発展に寄与しようというプロ及びアマチュアの写真家、評論家、編集者などで構成する自主的な創造活動の団体です。私たちは、すぐれた日本文化の伝統と写真の歴史的成果に学び、自由で人間性あふれる文化と社会の発展をめざして、個性豊かな写真表現を目指します。』

 っていうのが日本リアリズム写真集団の会則の冒頭に記された言葉。

 まあ、今や当たり前なんだけれども「平和と民主主義」っていう使い古された言葉が生きている団体……、って、言葉になんか引いてしまうんですね。「今更、それだけが信条か?」ってなもんです。

 っていうか、「写真」と「リアリズム」っていうのは同義でしょ、というのが私なんかにはある。今更「リアリズム写真集団」って言われてしまってもなあ、ってところである。

 別に「リアリズム写真」って言ったって、「報道写真」とか「ジャーナリズム写真」ってわけではない。ごく普通に撮った写真も「リアリズム写真」なんだって言われちゃうと、それは当たり前、まあ「普通に撮った写真がリアリズム写真か」ってことになっちゃうと、話は堂々巡りになっちゃうんですね。

Dsc_00042_4

 とは言うものの……。

「館内撮影禁止」らしいので、いくつか気になった写真はあるんだけれども、それを紹介することはできない。この辺は、写真展主催者に言っておきたいんだけれども、そんなチマチマした写真家の著作権を守るのと、展覧会のパブリシティをすることのどちらが大切なんだろう。

 そんなわけで、会場内の写真は数点撮ったのだけれども、作品を紹介することはできない。
「いいのか、それで」とは思うんだけれども、主催者の「ガチガチに固まったアタマ」の前ではどうしようもない。
 もっと「パブリシティ」ってことを考えた方が「写真表現の実現者」としては考えた方がいいと思うんですがね。
 なんか、写真を「著作権に守られた表現」だと思っている人が多いんですね。
 実は、もともと写真表現っていうのは、著作権を脅かす表現だったんだけれどもなあ。
 なんか、その辺の基本を忘れている、世界の写真業界っていうんですかね。

Dsc_00082_5

 特にジャーナリスト的表現に溢れた作品ばかりじゃないんだけれども、やはり目につくのはそんな作品群なのである。まあ、写真は基本的にリアリズムの表現形態なんだってことで、一番近いのはジャーナリズムなのであります。
 つまり、一方では写真表現は著作物的表現物ではないというのが私の考え方。なので、「だったら、著作権意識ばっかり高めても写真表現にとってはいいことはないんだけれどもなあ」というのが、私の考え方。

Dsc_00103

 なので、写真展の作品写真は撮れないので、東京都美術館前のセルフポートレイトです。

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全国公募写真展 2019年「視点」展、東京の開催は6月13日まで
以降、巡回展を名古屋展(愛知県美術館 7/3~7/7)、大阪展(堺市文化館 8/7~8/11)、浜松展(クリエート浜松 9/3~9/8)、仙台展(10/8~10/13)、三重展(アストプラザギャラリー 11/20~11/24)の予定で開催。

NIKON Df AF NIKKOR 20mm f2.8 D @Ueno ©tsunoken

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