「幸福洗脳」って、なんか怪しいネーミングだなあ
先日、駒込駅周辺を歩いていた時にみつけた電柱看板がこれ。
「幸福洗脳」ってわけがわからんキャッチフレーズに、何か怪しげなマーク。う~ん、なにかの新興宗教団体かもね、ってことで「怖いもの見たさ」でもって看板の下の方に書いてある住所「南青山1-16-1」まで行ってきた。
港区南青山1丁目16番1号っていうのは、青山一丁目交差点で東西に分かれる外苑東通りの真ん中あたり、乃木神社の近くまで行ったところの、青山墓地に近い方の裏通りであります。
周囲は完全な住宅街。外側の通りには都営アパートなんかがあるんだけれども、裏の方はマンションや一戸建てなどの住宅ばっかりだ。
なんか、怪しい新興宗教団体あたりが潜んでいるような雰囲気だ。
そんなマンションの一角に半地下や一階が店舗になっていて上が住居っていうマンションがある。
ここが港区南青山1-16-1。まさしく「幸福洗脳」の本部? あるいは本拠地なのだった。って言っても、別に宗教団体じゃなくてブティック風のお店なのでした。なんか「幸福洗脳」ってロゴが印刷されているTシャツを売っているみたいだ。
実は、この「幸福洗脳」のお店って、あの「武勇伝・武勇伝」でお馴染みの漫才コンビ、オリエンタルラジオの中田敦彦氏が経営している店だったのだ。
なんで、中田氏はこんなお店を始めたのか。
『まず前提として、一般的なTシャツのロゴで大切なのは、 “意味の分からなさ”。お笑いでも「気を付けて~って言っているやつのTシャツに“DANGEROUS”って書いてあった」なんてネタがあるように、意味が分かるといじられてしまうんですよ。「シュプリーム」も、その言葉が“最高”を意味していることを知らない人も多い。いじられないで、デザインとして文字がさりげなくTシャツに入っているのが正攻法。ただ、僕は今まで現行のルールの真逆を狙い、最短距離で突き抜けてきた。「武勇伝」も、漫才が主流だった中でリズムネタを前面に押し出してM-1の準決勝まで進み、「Perfect Human」も、周りの芸人が漫才やコントしかしない中で、歌ってみようと思いヒットした。Tシャツに関しても同じで、“日常に溶け込む意味の分からない英語”がロゴとして主流なら、僕は“日常に支障をきたす意味の分かる漢字”でいこうと思ったんです。』
なるほど、それが「幸福洗脳」っていうネーミングの意味(?)ってわけなんだ。
ふう~ん、で、今後の展開は?
『もっと多くの人を巻き込んでビジネスを拡大させていきたいですね。アパレルだけでなく、あらゆるコンテンツに「幸福洗脳」印を付けて、適正価格で販売していくつもりです。いずれは「幸福洗脳」がライフスタイルに根付き、「無印良品」の隣に「幸福洗脳」の店舗があるかもしれません(笑)。みんなの力で行けるところまでいかせてください、と思っています。』(以上、引用はファッション誌WWDの公式サイトより)
う~ん、なるほどなあ。
まあ、面白い展開なんだけれども、今後も見続けていられるんだろうか? 取り敢えずは近々のところでは注目して見ますがね。
EPSON R-D1s VOIGHTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm f4 @Komagome & Minami Aoyama ©tsunoken
「幸福洗脳」の公式サイトはコチラ
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