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2019年5月14日 (火)

中央大学、やっと都心回帰の動きが

 ある日、東京メトロ丸の内線茗荷谷付近を歩いていると、以前は広大な敷地を占めていた都バスの営業所というか車庫が見事に更地に整地されているのを発見。都心のこんな場所をいつまでも空き地にしているはずもなく、いろいろ調べてみた。

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 ネットを調べていたら『日刊建設工業新聞」というのがあったので、そこを開いてみる。

東京都交通局/茗荷谷駅前都有地開発(文京区)/定期借地権者予定者に中央大学 [(日刊建設工業新聞)2018年12月26日4面]
 東京都交通局は、文京区の東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅近くの都有地7256平方メートルを対象に公募していた事業用定期借地権者の予定者に、学校法人中央大学を選定した。21日に同局のホームページ(HP)で公表した。区が進める駅周辺街づくりの一環として、地域コミュニティー施設や保育所、郵便局などの入居を条件に同大学の新校を建設する。
 事業用定期借地権を設定するのは、都営バスの車庫に利用していた文京区大塚1の58の33、35、102の1~3。敷地北側が春日通りに面し、東側はアトラスタワー茗荷谷、西側に跡見学園が隣接する。用途地域は、春日通りから20メートルまでの範囲が商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)、それ以外が近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)。
 計画地は商業、業務、居住機能などを備える駅前拠点地区に位置付けられている。日本郵便の郵便局(延べ床面積180~200平方メートル)や、区の▽地域コミュニティー施設(同1150平方メートル)▽保育所(同550平方メートル)▽自転車駐車場(約200台分)-の配置などが条件。
 19年3月に同大学と覚書を交わし、同3月中に契約する見通しだ。大学側は21日、HP上で「文京区大塚1丁目の新校地と後楽園キャンパスへの法学部移転が確定する見通し」とのコメントを発表した。関係機関と調整の上、「23年度からの移転に向けて準備を進める」としている。』

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 中央大学のサイトを見ても『法学部の都心移転計画について
 このたび、文京区大塚一丁目の新校地と後楽園キャンパスへの法学部移転が確定する見通しとなりました。
今後、関係機関と調整の上、2023年度からの移転に向けて準備を進めてまいります。』の文字が。

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 場所は東京メトロ茗荷谷駅のすぐそば。同じ文京区にあって、中央大学本部の多摩移転の際にそれから免れた理工学部がある後楽園から、地下鉄で一駅、バスでも数停留所という近さである。

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 中央大学は1960~70年代の学生運動の盛り上がりを嫌い、1978年から多摩キャンパスにメインを移転。神田駿河台には駿河台記念館、もともと駿河台キャンパスから離れていた理工学部後楽園キャンパスだけを唯一都内23区に残し、ほとんど「どこが中央?」っていう大学になってしまった。
 地方から中央大学に進学してきた学生からは、「自分の田舎よりもっと田舎」といわれる多摩キャンパスは学生以上にOBから嫌われ、特に現職弁護士達から嫌われてしまい、OB弁護士に支えられていた法学部の弁護士志望者サークルにあまり現役弁護士が来なくなってしまったという事態になってしまった。その結果、司法試験の合格者も以前は東大よりも多かった時期があったんだけれども、ここ最近は東大の後塵を拝してしまっている。
 移転から20年ほど経ってから大学側もそれに気が付き、総理府統計局の跡をそのまま買って法科大学院(市谷キャンパス)を作ったり、市谷田町キャンパスを作ったりして、少しづつ都内回帰を図ってきたのだが、まあ、そこは慶應大学とは違うところで、なかなか寄付金は集まらない。う~ん、やっぱりOB達の経済力の違いかななんて考えていたんだが……。

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 まあ、取り敢えず、法学部が茗荷谷に完全移転すればそれなりに中央大学のプレゼンスも向上するだろうし、基本的に法学部でもって持っている大学なんで、まずは法学部が都心に帰ってくるってことだけは歓迎なんですね。経済学部OBとしては忸怩たる思いではありますが、まあ、それも順番でしょう。

 ただし、ちょっと気になるのが「定期借地権」っていうこと。
 期限が来たら返さないといけないっていうことでしょう。これを期限が来ても返さなくてもいいっていう条件交渉や、いつか、借地権じゃなくて土地購入に変えられないものかとか、などの条件交渉を法学部の人たちに頑張ってほしい。
 更に、他の学部も全部文京区に移転できないものかとか、考えているんだろうけれども、是非とも実現してほしいものである。

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 お茶大や筑波大なんかはいいけれども、跡見や拓大なんかは追い出しちゃって、茗荷谷を中央大学の街にしちゃいましょうよ。ねえ、中央OBの皆さんたち!

 そうすれば講談社も近いしって……、これは何の関係もなかったなあ。

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Myogadani Hakusan & Kourakuen ©tsunoken

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