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2019年5月10日 (金)

(モノクロ)写真の原点

『アサヒカメラ』の5月号の特集テーマが『「攻め」のモノクロ写真」っていうんだけれども、そうか今やカメラと言えばデジタルカメラ、デジタルカメラと言えばカラーが普通だからなあ。つまり、モノクロ写真っていうものが、現代では、どちらかというと特殊な表現技法だという時代になったっていうことなんだ。

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 私が写真を始めた小学校5年生の頃は、まだまだ写真フィルムっていうのも多少は贅沢品扱いされていた時期で、当時、メインで使っていたフィルムは富士フイルムのネオパンSSというISO(当時はASAと言っていた)100のフィルムで、1953年(昭和28年)に登場したモノクロフィルムだった。
 まだまだ、コダックなんかの輸入フィルムは高くて手に入らず、取り敢えず国産のモノクロフィルムが写真生活のスタートだった。今では普通に使っているコダックのトライX(ISO400)はまだできていなくて、プラスX(ISO100)であったように記憶しているのだが、詳しくは分からない。

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 で、そのネオパンSSでもって撮影に行ったのが、家から近かった西新井大師であります。

 西新井大師はそれこそ大本山の川崎大師ほどには大きな寺院ではないけれども、でも、かなり大きなお寺で、松竹が「寅さんシリーズ」を製作するにあたって、柴又の帝釈天と西新井大師のどちらを舞台にしようか検討した結果、規模の多少小さい柴又帝釈天に決めたという経緯があるそうだ。
 両方とも京成金町線の柴又駅、東武大師線の大師前駅からごく近い場所にあり、門前町も適当な大きさで甲乙つけがたかったらしいのだが、多少はコンパクトな帝釈天の方が「田舎っぽい」というところで、決まったらしい。

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 その西新井大師なんだが、やはり映画の効果は大きかったようで、柴又帝釈天の参道はいまや超賑やかな参道になっているが、西新井大師の方はちょっと寂しい感じがする。
 下の写真の左側も草団子屋さんなんかがあったところなんだけれども、工事が始まっているようで更地になっている。何ができるんだろうていう点には興味津々なんだけれども、マンションなんかはできないほうがいいな。

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 それはさておき、要は私が写真を始めた時は、カラー写真(当時は総天然色写真っていった)のほうが特殊なものであって、普通写真と言えばモノクロ写真だったわけで、結果として、今でもモノクロ写真を撮っているのも、特に何かを狙っているわけではなくて、ごく普通に「写真を撮ろう」というと、自然にモノクロ写真っていうイメージになってしまうのであります。なんかカラー写真って情報過多な感じがしてね。

 なので、『アサヒカメラ』が改めて「モノクロ写真」というものに目を付けて特集をするっていうことには、若干違和感を感じながらも、まあ、今やそういう時代なのかなという気がしないでもない。

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 今や私のカメラもEPSON R-D1sは、ほぼ「ワイドレンズ+モノクロ写真」専用になってしまっている。デジタルカメラなんだけれども、モノクロで表現している写真は基本的に撮影時からモノクロ設定で撮っており、カラーで撮って色を抜いてモノクロにしたものではありません。じゃないと出来上がりがイメージできないんですね。カラーはあくまでカラー、モノクロはあくまでもモノクロで、というのが基本である。レンジファインダーでモノクロ写真っていうのは、ライカとトライXで撮影していた頃の名残にすぎないのだが、なんか飽きないんだなあ。
 そうか、たまにはライカM6でもってトライXで撮影をしようかな。

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EPSON R-D1s VOIGHTLANDER COLOR-SKOPAR 21mm f4 @Nishiarai & Sugamo ©tsunoken

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