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カメラ・写真

2017年9月18日 (月)

社友会作品展三日目と手塚治虫の下宿先って、なんだソレ?

 今日は講談社社友会作品展の三日目、最終日です。

 場所は、「雑司が谷地域創造館」地下一階(東京メトロ新都心線雑司が谷駅2番出口上がってすぐ)です。

 今日は午後4時30分まで開催しています。

 で、その雑司が谷地域創造館のすぐそばにあるのが雑司が谷鬼子母神。あの「おそれ雑司が谷の鬼子母神」の鬼子母神です。って、なんのこっちゃ。

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 その鬼子母神のケヤキ並木の参道から脇に入ったところにあるのが……

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 手塚治虫が椎名町のトキワ荘が手狭になってしまったために移り住んできた並木ハウスであります。

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 そうか、ケヤキ並木にあったから並木ハウスなわけね。別に「並木さん」の家っていうわけじゃなかったんだ。

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 で、その並木ハウスへ入る路地の入口にあるのが、並木ハウス・アネックスっていう、並木ハウスの別館だったというのは知らなかった。

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 こちらアネックスの一階はいろいろな店に貸していて、そのうちの一軒が「雑司が谷案内処」という施設になっていて、雑司が谷のいろいろな場所の資料なんかがおいてある。

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 作品展の会場に1時30分までに来ていただけると、この並木ハウスの見学ツアーに参加できます。中にも入れるよ。

 まあ、行ったからって、別に手塚治虫の原稿とかがあるわけじゃないけれどもね。

NIKON Df AF Nikkor 20mm f/2.8 D @Zoshigaya Toshima ©tsunoken

2017年9月16日 (土)

今日から「社友会作品展」場所は雑司が谷

 いよいよ今日から三日間、講談社社友会作品展が開催されます。

 既報の通り、今年は去年までの豊島区民センターが建て替え中ということで使えず、今年はここ「雑司が谷地域創造館」地下一階で開催することになります。

 期間は9月16日(土)、17日(日)、18日(月・休)の三日間。時間は午前10時から午後5時までです。

 ということで、昨日はその準備で忙殺されていたので、作品展の告知のみです。

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Dsc_00212

 場所は

東京都豊島区雑司が谷3-1-7   千登世橋教育文化センター内

電話:03-3590-1253

交通案内
「東京メトロ 副都心線 雑司が谷駅」2番出口直結
「JR山手線 池袋駅」(東口)より徒歩17分
「JR山手線 目白駅」より徒歩10分
「都電荒川線 鬼子母神前駅」より徒歩2分
都バス「千登世橋」停留所より徒歩2分 (池65、池86)

Photo_2 2番出口のエスカレーターを上がると、そのまま会場入り口になります。エレベーターがありますが、それを使うと全然別の場所に行ってしまいますので、要注意!

 私の作品(写真)は、今年2月に秋田にて取材した『横手・ぼんでん祭り』です。場所を広く使えることになったので、横一列の五枚組写真です。

 なかなかの迫力です(って自分で言ってどうする)。

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 私は多分三日ともどこかの時間にはいると思います。ただし、途中抜ける(「サボる」とも言います)ことも多いです。本ブログの読者でおいでになる方で私に会いたい方は、このブログのコメント欄にいらっしゃる予定の日時とお名前を書き込んでください。その時刻には会場にいるようにします。昨年はおひとりの方がおいでになりました。

 今年もお待ちしています。

 

2017年9月 9日 (土)

社友会作品展、今年は会場を変えて開催!

 大事なお知らせです。

 今年も講談社社友会作品展の季節がやってきました。

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 今年は去年までの豊島区民センターが建て替え中ということで使えず、今年から数年はここ「雑司が谷地域創造館」地下一階で開催することになりそうです。

 期間は9月16日(土)、17日(日)、18日(月・休)の三日間。時間は午前10時から午後5時までです。

2017

 雑司が谷地域文化創造館の場所は、東京メトロ副都心線雑司が谷駅下車、2番出口のエスカレーターをあがってそのままビルの出口方向に向かって進むと左側にある「第2練習室」という場所。あくまでもエスカレーターです。間違えてエレベーターに乗ってしまうと、全然別の場所に行ってしまいますので要注意。都電荒川線(東京サクラトラム〈プッ〉)だと都電雑司が谷駅じゃなくて鬼子母神駅の方が近いです。鬼子母神で降りて明治通りの方に向かって歩いてください。明治通り沿いの千歳橋交差点の近くです。

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 私の出品作は、今年の2月20日のブログで書いた「秋田・横手のぼんでん」の様子を撮影した組み写真です。

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 今はその準備の真っ最中で結構忙しいです。作品展の裏方もやっていますので……。

 私は多分三日ともどこかの時間にはいると思います。ただし、途中抜ける(「サボる」とも言います)ことも多いです。いらっしゃる方で私に会いたい方は、このブログのコメント欄にいらっしゃる予定の日時とお名前を書き込んでください。その時刻には会場にいるようにします。

LEICA M3 Summicron 35mm f/2 @Yokote Akita ©tsunoken

 

2017年9月 3日 (日)

アナログ写真なのか、デジタル写真なのか……いやいや、アナログなのか、デジタルなのか

 アナログカメラとデジタルカメラをいろいろ使っているんだけれども、実際にはどう違うんだろう。

Dsc_00582 NIKON Df AF Nikkor 28mm f/2.8 @Kanazawabunko ©tsunoken

 実際に使っている感覚(撮影している時の感覚)としては、何ら変わることはない。絞りとシャッタースピードを決めて、射角を決めて、後はシャッターボタンを押す、という作業はアナログであろうが、デジタルであろうがまったく同じ作業をしているわけだ。

 まあ、写真が「光と影の表現」である以上は、それは当然のことなのであって、まあ写真の基本ですね。

Dsc_00542 NIKON Df AF Nikkor 28mm f/2.8 @Kanazawabunko ©tsunoken

 実際には、撮影した後の作業がひと手間アナログの方がかかるわけである。つまり現像(プロセス)という作業がかかる。しかし、この作業、小学生の頃に写真クラブにいた頃以来自分でやったことはない。やり方は知っているけれども、自分でやるのはちょっと面倒なので、すべてラボ任せである。

Img0052 CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mm f/2.8 @Shinjuku ©tsunoken

 さらに現像から上がってきたフィルムをスキャンするという作業が、アナログの場合はある。デジタルの場合はSDカードなどをパソコンのスロットに差し込むだけでいい作業を、コマに移った映像をひとつひとつパソコンに取り入れていく作業だ。といっても、別にそれは自分でひとつひとつ入れていくのではなくて、スキャナーが勝手に12コマづつ取り込んでくれるので、まあ、そんなに面倒な作業じゃない。問題は「待ち時間」のみ。

Img0092 CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mm f/2.8 @Shinjuku ©tsunoken

 スキャナーでパソコンに取り込んだ後の作業は、もうアナログもデジタルも作業の違いはない。プリントするコマ、あるいは何らかの形でネット上にアップするコマを選んで、コントラストや色味などを調整したり、リサイズしたりして、最終的な仕上げの画像の形態にしていくのである。

Img0232 LEICA M6 Leitz Elmarit-M 28mm f/2.8 @Ginza ©tsunoken

 つまり、「現像」「スキャン」という作業がアナログとデジタルでは違うっていうんだが、デジタルでもJPEG等の画像にする前に実はRAW現像という作業を実は私たちに(普通は)見えない部分でデジタルもやっているんだという考え方もあって、であるならば実はアナログもデジタルも同じ作業をやっている。違いは薬剤を使うか使わないかだけのことでしかない。

Img0122 LEICA M6 Leitz Elmarit-M 28mm f/2.8 @Ginza ©tsunoken

 ということは、実はアナログもデジタルもやっている作業は全く同じであり、なんとなくデジタルカメラとアナログカメラって違う種類のカメラだという意識があったんだが、本当はまったく同じ「プロセス」を経て画像を作っているだけだということになる。

 まあ、違いは「印画紙」という実際に存在する「モノ」にプリントするアナログと、ネットという実在しない「コト」によって表現されるデジタルの違いがあるんだが、まあ、それも「紙にプリントしちゃう」という表現方法をとるならば、全く同じということになる。

 結局、デジタルというのはアナログをアナライズしてプロセスする過程なんだっていう風に考えると、「なんだアナリグもデジタルも同じじゃないか」ということになる。

 つまり、以上はカメラの世界に置き換えて話をしたんだけれども、ポイントはそうじゃなくて、すべてにおいて「アナログもデジタルも、実はやっていることの本質は何ら変わらない」ってことなんだ。

 問題は「途中の方法論」だけが違うってこと。

 そうなると、「アナログが云々」「デジタルが云々」っていう考え方自体が不毛だってことがよくわかる。

2017年9月 2日 (土)

CONTAX T2で新宿だ! 森山大道撮りだ!

 先日、カメラ防湿庫の整理をしていたらコンタックスT2が出てきた。

 ありゃあ、忘れていましたよ、このカメラを持っていたなんて。コンタックスTでもって評判が良かったので、それをオートフォーカスにしましたってカメラなんだけれども、勿論、マニュアルフォーカスもちゃんと使えます。まあ、レンズのバレルでもってフォーカス合わせをするのではないというところが、ちょっとばかりマニア心をくすぐらない。

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 バッテリーを入れたらちゃんと動くので、そりゃあ早速撮影に行かなくちゃ、ってことで繰り出しました、新宿へ。

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 って言うかねえ、この辺の「アナログ・コンパクトカメラ→森山大道か荒木経惟→森山なら新宿か横須賀、荒木なら新宿か町屋」っていう発想で、新宿にきて、裏道カメラで、っていうワンパターン、どうにかならないもんか。

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 コントラスト強めに出しました、って?

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 ゴールデン街ですからって?

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 だからどうなのよ。別にフツーの写真じゃん。

 ってところが大事なんだなあ。「フツーの写真」ってところが、永遠のサブカメラとしては重要なところなのですね。ただし、アナログだけれども。

 まあ、ライカやニコンなどとはフィルムの走行方向が逆なので、スキャンするといちいちひっくり返さなければいけないってのが、ちょっと面倒だけど。

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 カール・ツァイスTスターの描く世界ってのもいいなあ。って、別にそれはニコンだって実はもっといいんだけれどもね。

 うっう~ん、別に評価すべきところは何もないカメラ。まあ、そこがサブカメラとしては重要な部分なんだ。

CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mm f/2.8 @Shinjuku ©tsunoken

2017年8月27日 (日)

ニコン・ファン・ミーティング2017

「ニコン・ファン・ミーティング2017」という催しが昨日・今日と東京お台場で、来週末は大阪堂島で開催されている。

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 ニコンが創業100周年を記念して開催したイベントなんだけれども、イベントの中身そのものっていうか、イベントで展示されているものは、まあ、品川のニコンミュージアムの展示とそう変わるわけではない。

 要は、ニコンのSから始まって現在のDシリーズに連なるラインナップが展示されているわけで、それ自体は別にニコンミュージアムに行けばいつでも見られるものと同じだ。

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 その他、モデルを使った撮影会とか、ニコンユーザーのプロカメラマンによるニコンレンズの紹介とか、CP+なんかでお馴染みの超望遠レンズのお試しコーナーとか、う~ん、なんかあまり新鮮味はないなあ。

「At the heart of the image」というニコンのメッセージはわかるんだけれども、今や決して「単なるカメラメーカーじゃない」というニコンの実相を伝えるイベントになんでしないのかが不思議だ。

 今やニコンユーザーだってニコンが単なるカメラメーカーではないことは百も承知で、でも、それでもまだカメラ造り、レンズ造りを辞めていないニコンの会社の姿勢を評価しているからこそ、ニコンを使い続けているのではないだろうか。

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 だったら、そんな「現在のニコンの実相」を伝えるイベントにしてほしかったなあ。

 ってことになっちゃうと、結局は一番興味があるのが、この「ニコンF分解・清掃デモ」なんていう超アナログなところに行っちゃうんだよなあ。

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 ふ~ん、これが「ニコンF分解・清掃」の道具なんですね。

 実際の現在のニコン一眼レフは修理に出しても、結局は「アッセンブリー交換」っていう、なんかクルマのメーカーの修理みたいな修理しかしないのである。確かに、電子部品になっちゃうと、ひとつひとつのパーツの修理・交換じゃなくて、結局はアッセンブリー全体を交換しなければ、全体を修理したことにならないのは事実。

 そこへ行くと、このめちゃくちゃアナログな修理道具っていいなあ。

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ということで『NIKON 100TH ANNIVERSARY FAN MEETING 2017』

8月26・27日は東京江東区有明のTFTビル西館2F

9月2・3日は大阪福島区堂島の堂島リバーサイドフォーラムホール

で開催中。

公式サイトで開催日と内容を確認してから行ってください。

NIKON Df AF Nikkor 20mm f:2.8 D @Ariake Koto ©tsunoken

2017年8月23日 (水)

LEICA M3 SUMMILUX 50mm

 つい先日、手放したライカM3とズミルックス50mm/f:1.4で撮影した最後の写真が以下の通り。

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 何故、手放したのか。

 私の手持ちのライカM3は初期型のダブルストロークのタイプで、それは別にかまわなかったのだけれども、やはりダブルストロークの分、速射性に欠けるということと、露出計がついていないので、これまた外部の露出計を使わなければいけない分、速射性という部分で、どうしてもマイナスになってしまう。

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 さらに、これも外付けのファインダーを使えば済むことでもあるんだが、正規のファインダーが50mmが一番広角という点が、やはり使いづらかった。

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 といったことは、実は今年の二月に横手市へ「ぼんでん祭り」の取材に行って感じたことではあった。

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 ということで、フィルムカメラのメイン機材をライカM6に変更したのであります。

 こちらは露出計を内蔵しているし、ファインダーも28mmまで使える。まあ、実はそんなことは百も承知だったんだが、やっぱりM3の魅力っていうか、レンジファインダーの最高峰っていわれちゃうと、ついついね。

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 で、実は現在ニコンDfでほとんど使っているレンズがニッコール20mmなので、この間ライカM6で35mmのレンズで撮影したんだが、なんかほとんど標準レンズ感覚で使えたのである。ということは、今後は35mmを準標準で使って、実は50mmは準望遠的感覚になり、28mm、20mmを広角として使うっていう感じになるのかな。

 デジカメのメインはニコンDf、サブはニコンD7000とエプソンRD1s、フィルムカメラはライカM6、ニコンF4、ニコンNew FM2っていうラインナップになるのだろう。しかし、こうなるとフィルムカメラの一眼レフもF4、New FM2じゃなくてニコンFが欲しくなってくるなあ。フォトミックファインダー付きの。

 とまあ、物欲の種は尽くまじってやつですかねえ。

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LEICA M3 Summilux 50mm f:1.4 @Ginza ©tsunoken

2017年8月11日 (金)

チェ・ゲバラさんって、相当なカメラ・オタクだった?

 昨日のブログ『「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね』に書いた、「ゲバラが使ったらしいニコンS2と、S2はファインダーが50mm用しかないので5cmレンズだと思うのだが、当時の標準だったf2という割には口径が大きいので、もうちょっと明るいf1.4くらいのレンズを使っていたのだろうか」という言葉は訂正されなければならないことが判明。

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 確かに、普通ニコンS2についているレンズNikkor 5cm f2に比べるとだいぶ大きいレンズがついているのは確か。

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 家に戻って、私の手持ちのNikkor 50mm f:1.4を見たら、もっとずっと大きいことがわかった。

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 で、いろいろ調べてみたら、どうもこのNikkor 5cm f:1.1というレンズらしい。

Nikkor50mmf11

 これがNikkor 5cm f:1.1のレンズ。付いているカメラはニコンSPなので、ニコンS2よりは少し後のカメラなんだが、カメラ本体とレンズの大きさを比べると、やはりf:1.1らしい。

 この当時、「レンズの明るさ競争」みたいなのがあって、キャノンなんかはキャノン7用にf:0.95なんていう「マッチ一本の明るさで撮影できます」というレンズが発売されていた。

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 まあ、ライカのノクチルックスの影響で始まったレンズの明るさ競争なんだけれども、 じゃあ「マッチ一本の明るさで撮影」する被写体ってなんなのよ。ってなことが話題となって、実際の被写体の撮影にはほとんどf5.6とかf8で撮影しちゃうんだからf:1.1とかf:0.95なんて実は使わない絞りだったんだ。実際にこれらのレンズで絞り開放で撮影なんてしたら、フォーカスを合わせること自体が非常に難しく、まず使わない絞り開放だったんですね。まあ、「作例写真」にしか使えないレンズだったんですね、実は。

 なので、プロは普通にf:2でもf:1.4でも構わないから使っていた。まあ、そのほうがレンズも重くならないからね。で、そんな「超明るいレンズ」は「レンズ・オタク」だけが有難がった代物となってしまったのだった。

 つまり、エルネスト・チェ・ゲバラさんって、そんな実用性のないレンズで面白がって撮っていた「オタク」だったんですね。

 っていうか、そうかこのカメラとレンズはニコン(当時は日本光学)からのプレゼントだろうから、ニコンとしてはいろいろな場所でニコンS2とNikkor 5cm f:1.1を肩からぶら下げたゲバラさんはパブリシティの対象となるだろうから、それなりに意味があったということなんだな。

 変なところで、変な発見があったりするんだなあ。

『写真家 チェ・ゲバラが見た世界』展は、8月27日まで公開中。公式サイトはコチラ

2017年8月10日 (木)

「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね

「革命家 チェ・ゲバラ」じゃなくて「写真家 チェ・ゲバラ」なのである。その『写真家 チェ・ゲバラが見た世界』という写真展が、昨日から恵比寿ガーデンプレイスのザ・ガーデンルームで公開されている。

 確かに、革命家=エルネスト・チェ・ゲバラとしては、当然撮影することより撮影対象になることの方が多く、我々も数多くのゲバラの写真を見てきている。その中に、多分カメラマンのものと思われるニコンFなどのカメラを借りて構えるゲバラの写真なんかもあって、「ああ、この人結構カメラなんかのメカニズムに興味のある人なんだなあ」などと私たちに思わせる数枚もある。

 この写真展に展示されている240点の写真は、数多く撮影された写真のうちから厳選された写真というよりは、まあ、ほとんど失敗作以外のすべての写真なんではないだろうか、と思わせる写真ばかりだ。結構「ダメ写真」もあるしね。

 当然、キューバ革命を戦っている最中の写真があるはずもない。

 そんな中南米放浪の旅を終えてキューバ革命に入る前の短い期間と、革命の後に「政治家チェ・ゲバラ」となった期間と、再びボリビアに潜伏してゲリラ活動を開始するまでの1959年から1966年までの短い期間が、写真家エルネスト・チェ・ゲバラの活動期だと言える。

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 ゲバラが使ったらしいニコンS2と、S2はファインダーが50mm用しかないので5cmレンズだと思うのだが、当時の標準だったf2という割には口径が大きいので、もうちょっと明るいf1.4くらいのレンズを使っていたのだろうか。

 だとすると、ゲバラさんってちょっとマニアックなのね。

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 そのニコンS2を下げてどこかに視察に訪れたらしいショット。うーん、確かにニコンは下げているんだが、ちょっとストラップが長すぎるような……。そんなところはマニアックではないなあ。

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 で、この写真展は実は坂本順治の新作映画『エルネスト』とのタイアップなのでした。

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 写真展図録は4,000円。展示されている作品はすべて収録。つまり、私はこちらで満足。私は写真展で写真を見るより、写真集で見るほうが好きなのだ。

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「写真家 チェ・ゲバラが見た世界」展は8月27日まで。

公式サイトはコチラ

EPSON RD1s LEITZ Elmarit 28mm f2.8 @Yebisu Shibuya ©tsunoken

2017年8月 7日 (月)

『田中長徳写真展 私の散歩道 WIEN DEC 2016』

 京橋にある写真ギャラリー「アイランドギャラリー」で『田中長徳写真展 私の散歩道 WEIN DEC 2016』を開催中だ。

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 アイランドギャラリーは確か『屋根裏プラハ』という新潮社から同じタイトルのエッセイ集を田中氏が出版した際に、同様のタイトルの写真展を開催したところだ。多分、私が最初にアイランドギャラリーに行ったのが『屋根裏プラハ』ではなかったのではなかろうか。

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 その写真展『屋根裏プラハ』の解説で田中氏は書いた。

『そういうスナップの仕事には、カラーよりもモノクロが似合うのは、カラーだとそれが単に現実のコピーになってそれ以上に出ない為であろう。モノクロはその意味で「この世界をどのように認識しているのか」という問いが発せられるからそれだけ、哲学的な視点なのである』

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 うーん、そうなんだよな。田中長徳氏といえば、「ライカでモノクロ」というイメージがあったんだけれども、ところが、今回の『私の散歩道 WEIN DEC 2016』はすべてカラーである。

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 勿論、アサインメントの写真撮影ではカラーも当然やっているはずなのであるが、そうしたスポンサー写真以外では、常にモノクロというイメージがあったのだ。

 でも考えてみればそんな「イメージ」というものは、それを見る者が勝手に抱いているだけで、表現者としてはそれを裏切る楽しみがあってもいいのである。

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 おまけに今回の写真展への出品作は、すべてリコーGRデジタルで撮影したそうだ。

 う~ん、まあそんなお気軽撮影でもって写真展を一つ開いてしまえるってのも、田中氏のスゴさなのかもしれない。

 こうなっちゃうと、「ライカでモノクロで」なんてことにこだわっている素人カメラマンはどうすりゃいいのだろうか。って、まあ別にどうでもいいんですけれどもね。

 私だって、別に「ライカでモノクロで」にこだわっているわけではないのでね……、ってウソウソ。結構、こだわったりしているんです。上の田中氏の言葉じゃないけれども。

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『田中長徳写真展 私の散歩道 WIEN DEC 2016』は8月13日まで。

アイランドギャラリーの公式サイトはコチラ

EPSON RD1s LEITZ Elmarit 28mm f:2.8 @Kyobashi, Ginza Chuo ©tsunoken

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