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アニメ・コミック

2017年6月16日 (金)

TREBUTE TO OTOMO EXHIBITION

 世界的な人気を誇る漫画『童夢』『AKIRA』などの著者・大友克洋に影響を受けた日仏の作家79人によるトリビュートイラスト展 『TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION』というのが、渋谷タワレコード8階で開催中だ。

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 これは、大友克洋が2015年に第42回アングレーム国際マンガフェスティバル・グランプリで最優秀賞を受賞したのを記念して、氏に影響を受けた日仏の作家79人によるトリビュートイラスト集『TRIBUTE TO OTOMO』の日仏同時刊行を期して開催されているもの。

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 大友克洋氏は2013年に紫綬褒章、2005年に芸術文化勲章シュバリエ、14年に芸術文化勲章オフィシェを授与されている押しも押されもしない日本の芸術家なんだから、何をいまさらアングレームってなところもあるんだが、まあ、アングレームでの受賞を記念して日仏の80名ほどのマンガ家による『AKIRA』(いやあ皆見事に『AKIRA』ねんですねぇ)の大饗宴が実現したってことを考えれば、それはそれで意味があったってことなんですかね。

 そう、大友さんの新作イラストはひとつもなくて、すべて世界中のマンガ家による『AKIRA』の大饗宴なんですね。それはそれで凄い。けどねぇ……。

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 一番上の金田と超電動バイクのイラストが入口で、そのの裏側が「ラク書きスペース」になっているんだが、う~ん、どうなんだろうか、多いんだろうか少ないんだろうか。

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『TRIBUTE TO OTOMO』はフランスのEDITIONS GLENAT社と講談社の共同出版で、税別5,400円で発売中。あまり大量には発行していないから、早めに売り切れちゃうかもしれません。

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 本当は「SHOHEI(大友昇平)と大友克洋の親子共演」ってのを見たかったんだけれどもなア。えっ? それって「禁句」(?)

『TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION』は6月18日まで開催中。渋谷タワーレコードのサイトはコチラ

NIKON Df AF Nikkor 20mm f2.8 D @Shibuya ©tsunoken

 

2016年7月28日 (木)

『くるくる自転車ライフ』ってもう、みんなはまるベタな展開でもう

 こやまけいこさんっていう漫画家はしらなかってけれども、ここまで典型的な自転車バカが誕生するのも面白い。

Photo 『くるくる自転車ライフ』(こやまけいこ著/イーストプレス/2012年8月22日紙版刊・2013年12月26日電子版刊)

 こやまさんは「すき間漫画家/イラストレーター」、その相方はフリーランスのCG屋さん。

 まあ、この辺から、もうなんか展開が読めちゃうもんね。

『女子がスポーツ自転車を始める場合、彼氏や旦那さんの影響が大きいようですが、うちは逆でした』

 ところが、相方がこやまさんに先立って自転車に試乗してしまい、購入を決めてしまうのでした。

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 相方はガジェット好き……、ていう時点でこれは決定的なんですね。

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 悩んだ末に、ふたりが買った最初の自転車はBD-1。

 ところがこやまさんは普通に乗っているだけなのに、ガジェット好きの相方は『ギアを9速火、クランク、ホイール、ハンドルなどがカスタマイズしまくって、今や純正品はフレームくらい』って具合に、実は自転車ってどんどん自分でカスタマイズできちゃうんですね。そのカスタマイズの沼にはまってしまうと……。

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 3カ月後、ロードバイクデビューってなことになってしまう。

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 その後は、深夜のグランツールにはまり、ジャパンカップにはまり、ツアーオブジャパンにはまり、ついには自分がレースデビューしちゃうって言う具合に、私もはまっていったなあ。

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 で、『ロード用のビンディングシューズは、すべって歩きづらいので、自転車を降りると、みんなペンギン歩きになります』なんてベタなネタに走っていくのです。

 う~ん、なんか自分を見ているようで「面白ツライ」。

『くるくる自転車ライフ』(こやまけいこ著/イーストプレス/2012年8月22日紙版刊・2013年12月26日電子版刊)

2016年7月17日 (日)

『アンモラル・カスタマイズZ』っていう漫画について

『アンモラル・カスタマイズZ』というコミックは知らなかったが、著者のカレー沢薫っていう人の『負ける技術』というコミック・エッセイに興味があり、じゃあ漫画家なのでどんな漫画を描いているのかが気になり、本書を読んでみた、っていうところなんだ。

Z 『アンモラル・カスタマイズZ』(カレー沢薫著/太田出版/2012年12月9日刊)

「週刊 風俗大王」「月刊 牛丼」「週刊 デコトラ野郎」という、いかにも男性向けの雑誌ばかりを出しているグルズリー出版が、初めて女性誌を手がけることになった。

 って、しかし、社長の熊田曜助、編集者の小池瑛太、新人編集者の安めぐむって、なんかこの漫画家、ネーミング・センスがイマイチって感じがするなあ。

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 女性誌のターゲットは20代後半~30代前半、夢を見てるわけじゃないが、開き直ってもおらず、結婚願望はあるが、そろそろ一人で生きることを考え始めている層だ。

 で、グリズリー出版初の女性誌「カスタマイズ」第1号が創刊!

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 しかし、その層向け雑誌はバラエティーに富んでいる。奇抜すぎず、男ウケそこそこのファッション、体型維持体質、金の管理、貯蓄術から性の悩みまでいろいろ。

「でも、どの雑誌にも共通してあるのは着まわし術っすねえ」

 ということで「カスタマイズ」も着まわし術特集をやることに……

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 で、出てきた案が「前から思ってたけどよ……女入れようぜ」

 って、男しかいなかったのかこの会社は。まあ、社長がホモだからね。

 で入ってきたのが、短大出たばっかりの20歳、江尻小雪ちゃんて、完全に名前負けしている地味~な女の子。

 で、雑誌内でこの子を変身させる記事を書くことになった。

 で、ある日、取材でイケメン・モデルのOK大学二年生の蓮君と知り合った小雪ちゃん。

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 いつの間にか小雪ちゃんと蓮君はいい仲に……。ってとこで突然漫画は終わる。

 まあ、あまり絵は上手じゃないけれども、ドタバタ感はそこそこあるので、『負ける技術』も楽しみだ。

『アンモラル・カスタマイズZ』(カレー沢薫著/太田出版/2012年12月9日刊)

2015年10月 3日 (土)

『フォーカス』って、結構○ー○路線なんだ

『フォーカス』というタイトルに『東京シャッターガール』のBL版かなと思って買ったんだが……。

Photo_2 『フォーカス』(西のり子著/KADOKAWAフルールコミックス/2015年2月17日刊)

 いやあ、結構ハードなホモ漫画だったんですね。

 主人公の朝比奈さんは、猫が多いことで有名な瀬戸内の青島で写真館を運営している。というか、フォト・ジャーナリストの父親が海外に取材にでたまま7年間も帰ってこないので、そのまま写真館を継いでる形になっている。

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 たまたま、その島で個展を行うことになった東京の写真家、平間さん(平間至? じゃないよね)が空き時間に島を撮影している時に朝比奈さんと知り合いになったんだが……

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 いきなり「ぐり」でしょ……

 で即、「後背位」で生出しなんてすごいシーンが1巻目の真ん中位で出てきてしまう。

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「フルールコミックス」ってのはBL漫画だってことは知っていたが、BLってのはもっとソフト路線なのかと思っていた。しかし、結構ハードな路線の漫画もあるんですね。

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 で、そっちの方にはあまり興味がないので、私としては二人のカメラ比較になってしまうのだ。

 平間さんの持っている一眼レフがなんだかよく分からない。まあ、プロなんだからニコンのFシリーズなのかも知れないが、どうもペンタプリズムの形がニコンじゃないんだよなあ。どちらかと言うとニコンDシリーズみたいなペンタプリズムの頭頂部だけど、フィルムを現像するシーンがあるのでDシリーズではない。

 と言っても、キャノンでもペンタックスの頭頂部とも違うなあ。どう見ても、富士フィルムのデジイチ、XT-1みたいなんだなあ。

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 で、朝比奈さんのは完全にライカM3。多分お父さんのお下がりだろう。

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 しかし、西のり子さんって、あまりカメラには興味がないのだろうか。ちょっとカメラの描き方に難あり。

『フォーカス』(西のり子著/KADOKAWAフルールコミックス/2015年2月17日刊)

2015年10月 2日 (金)

アキラ・スタジオの頃

 三鷹の駅前はすっかり変わってしまったけれど。

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 駅前から出ている中央通りを連雀通り方面へ南下すると。

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 なんだか懐かしい風景が蘇ってくる。

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 それがここ、コープみらい下連雀店、昔の呼び名は都民生協下連雀店だった。

 住所は三鷹市下連雀7-16-22。

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 で、この都民生協下連雀店の二階に「アキラ・スタジオ」があったのであります。

 スタジオ・ジブリもあった、大友監督の住んでいる吉祥寺あたりで場所を探していたんだが、なかなかちょうどよい物件がなく、三鷹まで来たらあったんですねえ。以前は、別のお店が入っていたそうだが、そこが抜けてしまい、そのまま二階をまるまる借り切ってしまったのだった。

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 入った当初はまだスタッフも少なく、空いたスペースで卓球なんかをやっていたんだが、すぐにスペースは埋まってしまい、最盛期には結構手狭になった思い出がある。

『アキラ』完成後は東京ムービー(当時、現在はトムスエンタテインメント)の関連会社のテレコム・アニメーションフィルムが作画スタジオとして使用していたんだが、現在は再び空き家になってしまって「テナント募集中」の張り紙が。

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「桜桃忌」で有名な禅林寺はアキラ・スタジオの真ん前だし……

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 一晩中煌々と明かりがともっていた当時のアキラ・スタジオ。「うるさいでしょ」と言ったら、「いやいやおかげでこの辺りが夜でも明るくなって歩きやすいです」なんてお世辞をいっていた床屋も健在だ。

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 三鷹駅の方へ裏通りを歩いていると、おーまだあった「餃子のハルピン」。その頃、流行っていた中国帰国子女がはじめたお店です。まだあったんだなあ。

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NIKON Df + AF NIKKOR 14-85mm f/2.4-4 D IF @Mitaka (c)tsunoken

2015年9月26日 (土)

『お前はまだグンマを知らない』って、でも知らなくても全然困らないもんね

 う~ん、要は群馬県の自虐ネタなのか、自慢ネタなのかが、まだよくわからないのだが……現状では(第四巻までは)なんか自虐ネタみたいだなあ。

 だって、第一巻目に書かれた『グンマの真実』を見てみれば分かるよね。

Photo_2 『お前はまだグンマを知らない』(井田ヒロト著/新潮社BUNCH COMICS/2014年3月15日刊)

 一巻目に収められている「グンマの真実」は十個。

『グンマの真実 その壱 グンマに向かうJR高崎線では、籠原以降ドアが開かなくなる(横のボタンを押して開閉させる)』

『グンマの真実 その弐 グンマの号令は「起立・注目・礼・着席」。「起立」時何に注目するかは担任・グンマの神・となりの人など諸説あり』

『グンマの真実 その参 「上毛かるた」 グンマ人の必須教養にしてぐんま県の聖典。グンマ人は全員、幼少期にこれを叩きこまれる。他県において、グンマ人判別のための暗号として用いられる』

『グンマの真実 その四 「焼きまんじゅう」 幕末よりグンマに伝わる郷土食。一般に、あん等の入っていない素まんじゅうに、甘い濃厚なみそダレを塗って火にあぶり焦げ目をつけたもの』

『グンマの真実 その五 停めておいたチャリは大抵倒れている(特に冬場)』

『グンマの真実 その六 海から遠く離れた海無し県であるグンマの住民は、海を見ると脳内麻薬物質が過剰に分泌され、異常な興奮状態に陥る。個体によっては制御不能の暴走状態に移行し、周囲の制止を振り切り、とにかく海まで走る』

『グンマの真実 その七 「団分け」 グンマの運動会は赤白の組み分けではなく、赤城(赤)妙義(黄・青・緑など)等のグンマを取り囲む山々の名前の団に分ける。浅間(黄・白など)白根(白)などもある』

『グンマの真実 その八 グンマはその数の多さから、自販機店舗の聖地とされ、他所からの巡礼者が後を絶たない』

『グンマの真実 その九 「グンマ名物だるま弁当[㈱高崎弁当] だるまの形の容器に入った弁当。人間の頭部を入れるには小さい』

『グンマの真実 その十 ガチで二択 だるま弁当[㈱高崎弁当]と鳥めし[㈱登利平]が鉄板。だるま弁当の容器はそのまま貯金箱として使用できるため。グンマはどこでも。個人宅でも企業でも官公庁でも宗教団体の事務所でも、これが置いてある』

 まあ、千葉から群馬へ家族の都合で引っ越してきた井田ヒロト氏にとってみれば、上の10の真実でも珍しかったんだろうなあ。まあ、「東京から近い群馬」だからこそ、「東京から、田舎者としてバカにされる群馬」ってのもあるんだろう。

 う~ん、それは「千葉」だって「栃木」だって「新潟」(ちょっと遠いかな)だって、まあ似たようなもんだ。要は、東京にすぐに出てこれるところなのに、なんで出てこないの? 田舎者。というところなのだろう。

 それは、ジモティが東京に出てくるかどうかで決まってしまうようなのだ。

 つまり、群馬(前橋、高崎、桐生)に住んでいる人たちがどれだけ東京で仕事をしているか。栃木(宇都宮、小山、栃木)に住んでいる人たちがどれだけ東京で仕事をしているのか。茨城(水戸、土浦)に住んでいる人たちがどれだけ東京で仕事をしているか。ってことで決まってしまうんだが、要は、高崎はまだ分からないが少なくとも前橋、桐生は殆ど東京で仕事をしていない、栃木でも小山あたりは、茨城でも土浦あたりは、まあ、東京で仕事をしている人もいるだろうけれども、まあ、それ以外は殆ど地元で仕事についているいわゆるジモティ、言ってみればヤンキーの人たちなんだよなあ。

 で、そのヤンキーの人達の話を沢山、沢山引き伸ばして作ったのがこの漫画なんですよね。

 まあ、それはそれで面白いんだけれども、じゃあ、そこで何が生みだされていくのかがよく見えない。

「自虐」が「自虐」で終わってしまっていいのか? 

 そうじゃなくて、なにか獲得できる最終ゴールを何かに見定めているのだろうか、というところが気になる漫画ではあります。

 あ、この2巻の付録に付いている『上毛新聞』はウソです。

 いいのかなあ、こんなことしちゃって。

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 まあ、「上毛新聞」公認のギャグ・マンガ、というところなんだろうな。

 実際、群馬県のことなんかあまり知らなくても困らないもんね。というかこんな「自虐ネタ」だけでもってどれだけ連載ができるものなのか、それも見ものではありますな。

『お前はまだグンマを知らない』(井田ヒロト著/新潮社BUNCH COMICS/2014年3月15日刊)

2015年9月21日 (月)

『中性風呂へようこそ!』

「中性風呂」って一体なんじゃい!? というのが最初の感想。

Photo 『中性風呂へようこそ!』(新井祥著/アクションコミックス/2008年3月12日)

 読んでいるうちに、ああ「男でも、女でもない」セクシュアル・マイノリティの相談相手になってくれる人、つまり自らも「半陰陽」である漫画家、新井祥氏のコミック・エッセイのことだったのね、ということなのだ。

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 しかし、まるっきりの「ノンケ」である私には想像できなかったんだけれども、「男←中間→女」の間にそんなに中間的存在がいろいろあったのか。

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 トランスジェンダーとか、性同一性障害とか、LGBTとか、半陰陽とかあまりにも理解できない部分が多いんだなあ。

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 今、別の本でも読んでいるんだが、男性の性同一性障害でレズっていう人がいて、つまり女を相手にすること自体は別に何でもないんだが、しかしレズなのでセックスする気にはなれないっていうんだから、これまたよく分からない。

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 うむむ、奥が深い男女の関係(ああ、男男、女女ってのもあるのね)なんだなあ。

『中性風呂へようこそ!』(新井祥著/アクションコミックス/2008年3月12日)現在は電子版だけみたいだ。最近こういうのが多くなってきた。つまり、紙版はある程度の部数を作らないと重版できないけれども、電子版だったら、別に印刷しなくてもいいわけだし、在庫リスクもないってことで。

2015年9月 3日 (木)

「スポコン展」って……何だ?

「トムスエンタテインメント アニメ制作50周年記念」のイベントあるって聞いていたものだから、2020年の東京オリンピックのゴタゴタを予感していたと最近話題になっているアニメ「AKIRA」の素材にまたまた会えるのかなと思って行って松屋銀座に行ってみたら、なんとそれは「スポコン展」と題して開催されていたのだった。

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 うんそういえば「あしたのジョー」や

Photo (c)高森朝雄/ちばてつや/TMS

「エースをねらえ!」や

Photo_2 (c)山本鈴美香/TMS

「アタックNo.1」や

No1(c)浦野千賀子/TMS

「巨人の星」など、トムスエンタテインメントになる前の、キョクイチ東京ムービーになる前の、

Photo_3(c)梶原一騎/川崎のぼる/TMS

 東京ムービー新社になる前の、東京ムービーの頃の作品群って、虫プロの下請けで作っていた時代を含めて、基本は「スポコン・アニメ」だったもんなあ。

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 あの頃の東京ムービーって、大塚康生さんが作画指導をしながら、出崎統の斬新な演出テクニックでもって、日本の(というか東映始動の)アニメーションの世界に新しい表現技術を次々に開発し、「出崎アニメ」の世界を精一杯繰り広げていた時期ではある。

 その後、日本のアニメ・メジャーになって、「リトル・ニモ」とか「AKIRA」とか「ルパン三世」シリーズとかを作り始めて、現在の「アンパンマン」や「名探偵コナン」「弱虫ペダル」のトムスエンタテインメントになってきたという訳。

 1987年、トムスエンタテインメント年表で三鷹スタジオを作ったというのが、実はまさしく「アキラ・スタジオ」を三鷹下連雀のスーパーの二階に(私と一緒になって)作ったという事実であって、その後、「聖戦士ロビンJr.」「レイアース」などでトムスエンタテインメント(その頃はまだ東京ムービー新社)とかなり深く付き合ってきた私としては、感慨ひとしおではあります。

 その前身の「スポコン」時代の東京ムービーの回顧展なのでありました。

 まあ、それはそれでいいかな。

 その後の、キョクイチ傘下からセガサミーホールデイングス傘下になってからの状況を見ると、まだ私が付きあってきた時代の方が幸せであったかも知れない。

 とはいうものの、「トムスエンタテインメント(TMS)」というネーミングを取り戻しただけでも、良かったのかもしれないね。

「スポコン展」は9月7日まで松屋銀座で開催中。

公式サイトはコチラ

2015年9月 2日 (水)

行きたいな『北欧フィンランド』

 てらいまきさんはコミック・エッセイスト。自分で6月10月にヘルシンキで主にショッピング、12月にロヴァニエミへオーロラを見に行ってきたことを書いている。

 なかなか参考になる、ってことは私もフィンランドに行こうと考えてるってことなんですね。

Photo_2 『北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して』(てらいまき著/実業之日本社/2015年5月28日刊)

 フィンランドについて私が知っていることは、ノキアとトーベ・ヤンソンとミカ・ハッキネン位なものか。

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 基本的にフィンランドは英語が通じるのでラクだ。というかドイツ以北の地域は基本的にゲルマン語なんで英語とは近いんだろうな。

 以前、映像制作の仕事をしている頃に、フィンランド出身で、現在はベルギーでCATV向けに番組の売買のプロダクションを経営している男と知り合った。

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 彼の奥さんはマレーシアの人で、会社にはオランダ人やベルギー人、イギリス人なんかもいたりする超国際的な人だった。ただし、いつもウィスキーの瓶を片手にしている酔っ払いだったけどね。

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 で、当然会社のオフィシャル・ランゲージは英語で、彼が誰かの悪口を言う時は当然「フィニッシュ!」というのが面白かった。

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 人口が500万人位しかいないフィンランドだが、国民の教育水準が極めて高いというのも、逆に人口の少なさが理由なのかも知れない。まあ、教育水準が国の資産みたいな捉え方のかな。

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 う~ん、フィンランドか。行ってみたい国の一つだな。別にサウナなんかには行かなくてもいいけど、ヘルシンキに行って、特になにもしないで街をブラブラ歩くってだけでもいいかな、なんて気分になってくる。これはヨーロッパの国に行った時の基本で、とにかく街をブラブラ歩きするだけってのが最大のバケーションになるていうね。

 これがアジアの国に行ってしまうと、とにかく何かを見なければってなっちゃうのが不思議だ。

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「かもめ食堂」なんて超ユルい映画もあったなあ。そんな「超ユルイ」感覚で行ければいいなあ。

 ようし、次の外国旅行はフィンランドにしよう。

『北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して』(てらいまき著/実業之日本社/2015年5月28日刊)あれっ? Kindle版しかないのかなあ?

2015年6月27日 (土)

『AKIRA』がない『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展って何だ?

『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展が6月24日から、六本木にある国立新美術館で始まっている。

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「展覧会概要」に曰く……

『日本のマンガ、アニメ、ゲームは世界に類を見ない多様な表現をメディアの壁を超えて押し広げつつ、時には世相の変化や進化するテクノロジーを作品世界に映し出し、また時には拡張された現実や未来社会を私たちに提示します。そして、キャラクターたちは作品世界を飛び出し、私たちの日常に自在に入り込む存在となっています。
 手塚治虫が亡くなった1989年以降、私たちは幾度かの震災やテロ事件を経験し、他方で、インターネットやスマートフォンの普及をはじめとするテクノロジーの進化を享受してきました。このような社会潮流の中で、私たちの意識やライフスタイルはめまぐるしく変化してきました。同時代のマンガ、アニメ、ゲームに触れることは、その時々の日本の社会の重層的な側面を見ることと言ってもよいでしょう。
 本展覧会は、1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、私達の想像力と創造力を再発見する機会となることを目指します』

 う~ん、それはいいねだけれどもね……。

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 しかし、なんで1989年で区切るんだろう。

 手塚治虫氏が亡くなって、昭和が終わった年だからというのは、なんとも説得力がない。手塚氏はまだしも、「昭和が終わった」なんて「マンガ、アニメ、ゲーム」とはなんの関係もないじゃないか。

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 こうした展覧会の場合、テーマに沿って「どの時期からどの時期までを対象とするか」というのは、すぐれてキュレーターの思想が見えてくるものなのだ。

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 だとすると、「何故、1989年なんだ?」「何故、1988年じゃないのか?」という疑問が湧いてくる。

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 では「何故、1988年なのか?」に答えよう。

 つまり、1988年はあの「日本発世界行き」のアニメーション作品『AKIRA』が日本で公開された年なのだ。日本のアニメ表現が初めて世界に知られることになったきっかけが『AKIRA』なのである。その『AKIRA』を差し置いて「日本のアニメ」は語れないでしょう。

 だから、その最初が『機動警察パトレイバー THE MOVIE』や『攻殻機動隊』になっちゃうんだなあ。勿論、それら押井守作品のインパクトの強さは認めるし、ウォシャウスキー兄弟に与えた影響なんかは当然認められるのであるが、しかし、それも『AKIRA』という先行例があってのことなのであります。

 やっぱり『AKIRA』のない「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展は片肺飛行なんだなあ。というか、この展覧会のキュレーターは『AKIRA』が嫌いなんだろうなぁ、ということだけが判った。

 というところが、ちょっと残念な「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展は8月31日まで開催中。

公式サイトはコチラ

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