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2019年3月17日 (日)

東京周縁部を往く…つもりが「田沼武能写真展」へ

 一昨日は「東京周縁部を往く」ってことで、瀬田、用賀方面へ行こうと考え、国道246号線を走って用賀まで行って、世田谷の砧公園で車を停めて瀬田方面へ行こうと考えた。

 で、砧公園の駐車場へ行くと、その脇の世田谷美術館で「田沼武能写真展」を開催中だという看板が出ていた。別に何か瀬田や用賀に目的があったわけでもないので、田沼武能氏の写真展ということなら、早速、今日は目的変更ということになった。

 と、いうのがまあ、ヒマなブロガーのイイカゲンな日常なのであります。

 普通、電車で出かけるときは駒込駅でまずJRに乗るか東京メトロ南北線にのるかを決めて、その後は田端で京浜東北線に乗り換えるかどうか、なんて具合に結構イイカゲンに行く場所を決めて、あとは出たとこ勝負っていう感じでブログネタを拾ったりしている。それのクルマ版だと考えれば別にどうということもないんだけれども、普通クルマで出かけるときは行く場所を事前に決めてから出かけることが多い。それが一昨日みたいに途中で目的(目標)変更っていうのは珍しい。

 たまにはそんな日もあるさ、っていうだけの話なのでありますけどね。

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 田沼武能氏と言えば、日本中の伝統祭事を取材した『子ども組』という写真集を私は持っていて、それに載っている山口県山口市阿東地福の「トイトイ」という小正月の祭りが気になっているのであるが、どうも山口市まではうまく行ったんだけれども、地域交流センター地福分館までいったらもう梨の礫で、ちょっと「地福のトイトイ」の取材は諦めなければならないのかなあ、なんて半分思っている毎日である。

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 それはいいとして、やはり田沼武能氏と言えば「子どもたちの写真」なのである。本写真展は写真集『東京わが残像 1948-1964』との共同企画みたいな感じの写真展で、その写真集に掲載されている写真群が、大きなサイズのプリントになって展示されている。

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 1948年から1964年までの撮影なので、要は敗戦直後の東京の様々な街にいる子どもたちの姿をとられた写真から、戦争の廃墟から立ち上がりオリンピックを開催できるようになった東京の街の姿を捉えつつ、しかし、そこにはまだまだ再開発から取り残された子どもたちもいるんだという視点から撮影された写真が多い。

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 結局、戦争を始めるのは大人の都合だし、その結果を受け容れるのも大人の事情であるのだが、どっこい、その街にはちゃんと次世代の大人になるべく子どもたちが大人と一緒に生きているっていうことなのだ。

 子どもたちの姿はかわいいとしか言いようのないものが多い。しかし、そんな子どもたちが実は大人たちの犠牲になっているのも、同時に事実だ。いずれその子どもたちも大人になって、自分たちが子どもだった頃の大人に対して「NO」を突きつけ、そしてやっぱり次世代の子どもたちを犠牲にして、自らの欲望を満たそうと躍起になるのである。

 そんな大人たち、私たちの姿を自ら検証するためにも、こうした「昔からの子どもたち」の姿を確認するっていうのも大事なのかも知れない。

「田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964」は4月14日まで、世田谷美術館で開催中。

公式サイトはコチラ

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Yoga ©tsunoken

『田沼武能写真集 東京わが残像 1948-1964』(田沼武能著/株式会社クレヴィス/2017年10月31日刊)

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