Self Portrait in 加須
埼玉県加須市に行ってきた。
東武伊勢崎線加須駅下車。降りる人も乗る人も少ないなあ。
加須市っていえば、「うどん」と5月の「ジャンボ鯉のぼり」はすぐに思い浮かぶんだが、それ以外のイメージが出てこない。かなり地味~な町ではある。
もともと、栗橋と行田に挟まれて地味な場所であることは事実なんだが、すぐ隣の久喜はJRと東武伊勢崎線の双方の駅が隣り合っていて、なおかつ新宿方面からきた鬼怒川温泉行きの特急が、久喜市の栗橋駅からJRから東武日光線に乗り入れるとかいうような「目玉」はない。
駅の西口方面には騎西城という中世に太田氏が築城した城跡があるらしいんだが、それも結構噴飯もので、せいぜい砦くらいの規模だったんだけれども、いまや何と天守閣が作られているらしい。それは「復元」じゃなくて、「歴史の偽造」なんじゃないだろうか。
そんな偽物の「古城」なんかよりは、お隣の行田市にある忍城の方がよっぽど由緒ある城だということになってしまうと、なおさら加須がなんか寂しくなってしまうんですね。
で、加須市役所がある東口に降り立って、とりあえず市役所はどうなっているんだってことで歩き出した。
まあ、途中の道は上の写真3葉の通り。
う~ん、何というかなあ。「寂しい」の一言では言いあらわせない、人通りの少なさ。これが駅前通りなんだろうか、っていうくらいの人通りである。
まあ、平日の昼間の時間なので、皆、仕事をしていて、街に繰り出しているってことはないんだろうけれども、それでも市役所までの途中の道の寂しさは何なんだ。もともと、駅前商店街としては店は少ないんだが、更にその少ない店舗ですら空いている店も少ない。
ゴーストタウンという感じはないのだが、なんかなあ、やっぱり寂しい町って、歩いていても楽しくない。
市役所は駅からそれほど離れておらず、数分で辿り着いてしまう。そんな寂しい町で市役所だけは立派だ! なんてなったらこちらも切れちゃうところだったが、まあ、そんな町らしい市役所ではありました。
まあ、同じ埼玉県でも東京に近いところと、栃木県や群馬県に近いところになってしまうと随分賑やかさに違いがあるもんだ。
ところで上の7葉の写真なんだが、本来は写ってはいけないものが写っています。なんでしょう?
EPSON R-D1s VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 @Kazo ©tsunoken
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