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2018年11月11日 (日)

銀座みゆき通り・考

 日本中いろいろな場所に「みゆき通り」という名前の通りがあるらしい。

 まあ、このみゆき通りのすぐそばの皇居から東京駅に至る「行幸通り」も「みゆきどおり」という読み方もするそうで、まあ、「みゆきどおり」という名前の通りは日本中のいたるところにあるらしい。

「天皇(御)(み)が行幸(幸)(ゆき)に際して通行したことを記念して命名されている。」というのが、その通りの命名の理由らしいから、まあ、日本中にそんな名前の通りがあってもおかしくはない。

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 でも、私にとっての「みゆき通り」は、やっぱりこの中央区銀座5丁目と6丁目の間にある道「銀座みゆき通り」のことなんだなあ。道の名前の由来は知らない。

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 とはいうものの、それは今現在「みゆき通り」と名付けられている通り全体ではなくて、基本的に現在ライカショップがある外堀通りのあたりから、銀座通りのちょっと先あたりまでなんですね。

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 なので、こんな銀座通りを越して昭和通りを越したところにある旧日産本社なんてのは、実はもう築地であって、銀座ではない。つまり、この辺まで「みゆき通り」の看板はあるけれども、そこはみゆき通りじゃないっていう感じでしょうか。

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 つまりみゆき通りっていえば、要は昔「平凡パンチ」が取り上げた「みゆき族」がいた場所ってことなんですね。

「みゆき族」ってなんじゃいな。

『みゆき族(みゆきぞく)とは、既成の秩序にとらわれず、自由な考え方や行動を示す青年達の類型のひとつである。1964年(昭和39年)頃に東京・銀座のみゆき通り近辺にたむろしていたことからのそのように命名された。独自のファッション文化やストリートカルチャーを日本に流行させた。
 男性はアイビールックを崩し、バミューダショーツやつんつるてんのコットンパンツといった出で立ちでVANか「JUN」の紙袋や頭陀袋を小脇に抱え、女性は白いブラウスに踵の低いぺったんこの靴、ロングスカート、リボンベルトを後ろ手に締め、頭に三角折りしたスカーフや首にネッカチーフを巻き、そして男性同様に紙袋やズダ袋を抱え、特に何の目的もなくただ銀座みゆき通りをぶらぶらと闊歩することが流行した、こうしてみゆき通りと周辺に集う若者達のことをみゆき族と呼ぶようになった。
 このブームは1964年4月28日創刊の週刊誌「平凡パンチ」のアイビーの知名度を上げることに一役かった。彼らが地方からも集まった目的は、買い物のほか、同じ服の趣味の仲間を見つけてつるんだり、互いの趣味を競い合ったり、通りで異性と出会ったりすることだった。1960年代末に若者文化の中心が新宿に移る以前は、上京した若者が目指す場所は銀座であり、みゆき通りにはVANの大きな店舗があったことから若者はその周辺に集まってぶらぶらと歩いたりグループを組んでショーウィンドーの横に立ったりするようになった。』(Wikipedia)

 っていう当時の「(単なる)風俗」ですね。「族」なんて名付けるほどの、「別の価値観を持った存在」なんかじゃなかったんですね。

 まあ、かっこだけ、カッコだけ。彼らの中から何らかの新しい価値観を生み出すような行動や、新しい芸術・クリエイティビティなんてものは、全然生まれなかった。

 同世代でいろいろなものを生み出した人は沢山いるんだが、すくなくとも「みゆき族」からは、なにも生み出してはいない。

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 まあVANがみゆき通りに店を出していた関係で、その周辺にVANなんかを着た連中が集まったっていうだけで、1~2年でなくなっちゃったブームなんですけれどもね。その辺がVANの限界だったんでしょうね。VANは文化だったけれども、VANを買っただけのみゆき族は単なる消費者。単なる「仇花」。

 多分、まさしく団塊の世代しかしらない、というか当時「平凡パンチ」を読んでいた人しか知らない現象であり風俗だと思いますよ。

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「おれはみゆき族だった」っていうことを声高に言う人もいないし、みゆき族ファッションなんてのもまったく残っていません。

 団塊の一つ下の世代から見れば、それが「団塊の世代の限界じゃなかったの?」っていう反駁になるんですけれどもね。

 結局、団塊の世代の反体制運動って単なる「風俗」だったんですよ。

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER COLOR SKOPAR 21mm f4 @Ginza ©tsunoken

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