「横須賀の昨今」を12mm超広角レンズ・フルサイズで撮る
横須賀ドブ板通りが昔みたいに米兵向けのバーばかりでなくなっているのは既にご存知の通り。
今は、なんとなくアメリカっぽい雰囲気の店がある町ということで、日本人の観光客がたくさん来る町になっている。
スカジャン(横須賀ジャンパー)を売る店も少なくなってしまって、普通の服を売る店も多くなっているんだが、でも、横須賀ドブ板通りにそんな店があると、何となく他の町にある洋服屋さんとは違うものが置いてあるような気分がして、何故かそこで買ってしまうようだ。
あとはいかにも「アメリカン」なハンバーガー屋さんが多い。普通のハンバーガーショップにあるようなハンバーグじゃなくて、超特大っていうか、どうやったって食べられないような、何枚もハンバーグとバンズを重ねた、無茶なハンバーガーなんかを、ボブ・サップやドナルド・トランプを入れ込んだポスターでもって売っている。
面白いなあ、ボブ・サップと大統領が同じ扱いでハンバーガーショップの宣伝に使われているんだ。その辺は、まだまだアメリカの民主主義は大丈夫っていう感じはしないではない。変な「忖度」はしないんですね。日本で安倍首相と出川哲朗を同列に扱うような店舗宣伝を展開しちゃったら、途端にネトウヨさんあたりから炎上されてしまう日本の民主主義の状況をみていると、なんだかんだ言っても、まだまだアメリカの民主主義の方が正常に見えてしまう日本人の私っていうのは、変なのかなあ、じゃないですよね。
そしてヨコスカと言えばジャズってわけで、京浜急行の横須賀中央駅からドブ板通りまでの道筋にはこんな感じのジャズメンらしき人たちの銅像が道端のベンチに置かれています。二人座れるはずのベンチの片っ方を銅像のジャズミュージシャンが占めちゃっているんで、本当なら迷惑なはずなんだけれども、それに文句を言わないのが横須賀市民ってもんです。
このおじさんもベンチに物を置いていろいろと苦労して荷物を作り直しているんだけれども、別に隣の銅像さんには、まあ邪魔だけれどもしょうがないなあってな感じです。
ということで、さすがに斜めの構造を入れて撮影すると、さすがに12mmっていう超広角効果は出るんだけれども、真正面から撮るとあまり特別な効果は出てこない、っていうのが同じくらいの焦点距離でも魚眼レンズと広角レンズの違いなんですね。
35mmフルサイズで12mmを使っても、アングルの使い方次第では、普通の広角レンズの「広い奴」位の感覚で使えるっていうのが分かった。
これは結構使えるレンズだなあ。
LEICA M6 VOIGHTLANDER URTLA WIDE HELIAR 12mm f5.6 @Yokosuka ©tsunoken
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