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2018年7月 2日 (月)

そもそも……、なんだってんだよ

 私が写真を始めたのは、小学校5年生の頃だったと思う。通っていた小学校に「写真クラブ」というのができた時に、興味を持ったのが切っ掛けだったのではないだろうか。

 多分、新たに赴任してきた教師がたまたま写真マニアで、自分で現像焼き付けなんかをやっていた人だったのではないだろうか。まあ、当時はモノクロ写真を自分で現像をする人は多くて、別に珍しいことではなかった。

 勿論、その写真クラブも自分で撮影してきたフィルムを、自分で現像して、自分で焼き付けて……、てな具合にすべて自分でやるっていう、当時としては当たり前の存在であったわけである。写真は撮ればそのまま画像になっちゃって、加工もできるし、そのままネットで送ることもできるっていう時代ではなかったんですね。まさしく「写真の黎明期」に立ち会っていたようなものです。勿論、既に「写真術」が完成されてから既に100年以上たっているんですけれどもね。

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「写真クラブ」に入ったと言っても、私自身がそれまでカメラに触ったことはほとんどなかったと言ってよいだろう。多分、叔父のカメラを少しばかりいじったことがある程度だったんではないだろうか。

 なので、写真クラブに入るためにカメラを買ったわけであるのだが、当然、大人が使うようなカメラを買ってもらうわけにはいかなく、しょっちゅう出入りしていた模型屋さんの店頭にあったカメラ、つまりほとんど今でいう「トイカメラ」みたいなものであるけれども、見た目はいかにもライカ風の、でも絞りは「大」と「小」、シャッタースピードは「普通のシャッタースピード」と「バルブ」しかないような、完璧な「オモチャ」のカメラではあった。

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 友人に八百屋の娘がいて、その子が多分親父のカメラを持ち出したんだろうけれども、生意気にも一眼レフのペトリV6なんかを撮影に持ってきたのには、結構嫉妬を覚えたものだった。

Epsn51932

 それでも当時既にフジフイルムの技術力はすごかったんだろう、そんなカメラであっても光の方向などをキチンと設計すれば、結構、ちゃんと写ったのである。当時は、ネオパンSSが出て、いよいよ写真フィルムもISO100が標準になった頃だった。現在のデジタルカメラのラティテュードは相当なものがあって、ほとんどリバーサルフィルムと変わらないほどにはなっているが、当時、既にモノクロ・ネガフィルムでは現在のデジタルカメラと同等以上のラティテュードを獲得していたのである。

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 そんなオモチャみたいなカメラで私は何を撮影していたのかと言えば、それがマトモな風景写真ばっかりじゃなくて、むしろ血道をあげていたのは「特撮」なのであった。

Epsn52242

 例えば、二重露光でもって、本来は見えないはずのものをいかにも撮影しました的な映像を作ろうとしたり、窓ガラスにUFOなんかのイラストを貼り付けて、それをバックの風景と一緒に撮って、「UFO写真の撮影に成功!」なんて大嘘をついていたりしていた。

Epsn51702

 その後、中学後半や高校生になってからは映画にのめり込み始めるんだが、そのきっかけっていうのがクロード・ルルーシュの『男と女』という映画のプログラムにルルーシュの自画像が載っていたんだが、要はそれはルルーシュが自らカメフレックスを手持ちでかかえて映画を撮影している場面なのだった。「うわっ。映画監督って自分でカメラを構えたりするんだ。カッコイイ。」っていうものなんだが、それは後日分かったんだけれども、そのスチールは、あくまでもリハーサルのときにカメラアングルを確認するためにやっていただけで、実は本番撮影はちゃんとカメラオペレーターが撮影していたのであります。当たり前だよね。監督が自分で撮影までやっちゃったら、撮影現場全体を見ることができなくなってしまう。

 で、結局、私にとっては「写真はモノクロ」というのが原点だったし、映画を見始めたのもハリウッドじゃなくてヌーベルバーグやシネマヴェリテだったので、これまたモノクロ映画が多かった、っていのもあるんだろう。

 ということなので……。何故か、モノクロ写真って落ち着けるんですね。

 って、なんだそんなことを言いたくて、延々と駄法螺を吹いていたっていうわけですね。

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER URTLA WIDE-HELIAR 12mm f5.6 ©tsunoken

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