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2018年6月 1日 (金)

キヤノン、フィルムカメラ販売終了

 今日は「写真の日」なので……

5月31日の日経新聞から『キヤノン、フィルムカメラ販売終了』を紹介。

Canon_eos1v

『キヤノンは30日、フィルムカメラの販売を終了すると発表した。デジタルカメラの普及で販売数量が減少していたためで、約80年間続いたフィルムカメラ販売の歴史に幕を閉じる。既に2010年に生産は終えており、今後は修理に対応する。
 フィルム一眼レフカメラの旗艦機種「EOS―1v」の販売終了を自社のウエブサイトで告知した。プロ向けの高級機種で、2000年に販売を始めた。販売終了後は部品在庫がある場合に限り、25年10月31日まで修理期間を延長する。
 キヤノンは1936年キヤノン、フィルムカメラ販売終了に初めて35ミリフィルムカメラを発売した。2000年代からデジタルカメラへの移行がすすみ、カメラメーカーの撤退が続いた。主要メーカーではニコンが販売を続けている。』

 4月8日に書いた『富士フイルム、モノクロフィルムの生産中止』に次ぐちょっと残念なニュースではあるけれども、まあ、それも仕方がないだろう、特にキャノンというメーカーではね。

 結局、キャノンのフィルム一眼レフはこのフラッグシップ機EOS-1vしかなくて、入門機的なカメラはなかった、というかもともとキャノンには入門機はなかった……、それが今回の決定になったんだろうな。

 私はいわゆる「ニコン党」で、これまで使用してきた一眼レフはすべてニコンだけだった。多分、その理由は「ニコンには入門機のシリーズがあった」ということと「レンズのマウントが今でもニコン一眼レフではどれでも使える」っていうことだったんじゃないだろうか。

 一方、キャノンは初めからローエンド機はなくてハイエンド機のみ、レンズマウントはその使用目的に合わせてどんどん変更してきた。まあ、これは機械メーカーとしては正解なんだけれども、単なる機械メーカーじゃなくて写真家というちょっと気難しい人たちをユーザーに抱えるタイプのメーカーとしては、ちょっと「?」な雰囲気を感じさせてきたのも否めない。

 また、キャノンのフィルムハイエンド機EOS-1vに対するニコンはF6という機材があるが、残念ながらキャノンにはニコンFMシリーズに対応するローエンド機がなかったというのも、ちょっと残念なところだ。

 ニコンの入門機は現在はコシナ製のOEM機ニコンFM10があるが、その大本は1977年のニコンFM、その後1982年にFM2になり、1984年にはニューFM2、2001年にFM3となって、FM10に至るっていう歴史がある。私は今でも時々このニューFM2でもって撮影をしているんだが、ファインダー内部にある「+/-」指標でもって露出調整をするっていうシンプルな方法は昔のままで、結構現在でも使いやすい。まあ、普段デジイチの自動露出・自動焦点でばっかり撮影していると、ときたまそんなマニュアル機でもってリハビリしたくなる。

 つまり、キャノンの場合、こうした「マニュアル機でもってリハビリ」というのができないのである。しかし、こうしたリハビリができるっていうのは、写真を続けていくのにはかなり有効なんだなあ。つまり、フォーカスを合わせたり、露出を調整するっていう作業を時たまやるっていうことで、焦点の感覚とか、露出の感覚なんかを研ぎ澄ませることができるのである。そのベースがあるかないかで、実はデジカメで撮った写真を自分なりにどう評価するのかってことに関係するんだって思うんだけれどもなあ。

 ニコンの場合、こうした「フィルム・ローエンド機→フィルム・ハイエンド機」、「コンパクト・デジタル→デジイチ・ハイエンド機」の二路線があって、それぞれが機能しているんだが、結局、キャノンはその流れがデジタルカメラだけになってしまったというわけ。

「キャノン党」の人たちはそんなリハビリをどんな方法で行ってきたんだろう。例えば、フィルム・ライカでリハビリとか……、かなあ。

 基本的に、写真の基本はひとつなんだろう。つまり、外の光を暗箱の中で処理をするっていうだけで、その媒体が化学フィルムなのか、デジタル感材なのかっていう違いだけで……。

 なので、デジイチであってもニコンFM2がデジタル化されたみたいな「マニュアル・デジタルカメラ」みたいなのが出てくるといいんだがなあ、なんてのを現在勝手に夢想している私です。まあ、EPSON R-D1sの一眼レフ版ですね。あそうか、ニコンDfでもってそんなマニュアルカメラみたいなダイヤル操作はできるし、ニコンの場合は問題ないんですね。

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