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2018年5月17日 (木)

横浜関内なぜかサウダージ

「サウダージ」というポルトガル語は、「悲しみ、郷愁、憧憬、思慕、切なさ」などの意味合いを持つ複雑な言葉だ。なんとなく、日本の演歌の世界の心と似ているのであるけれども、でも、やっぱりそれとはちょっと違う。演歌ほどには湿っぽくなくて、ちょっとサラッとした感覚がある。

 サンバやボサノバの歌詞と楽曲にある「なんとなくの気分」がサウダージなんだ。

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 アントニオ・カルロス・ジョビンとかジョアン・ジルベルトなんかのボサノバの巨人が作ってきたのが、この「サウダージ」の世界なんだが。でも、そんなことを言ったって誰もわからない。つまり、そんな「ボサノバの雰囲気」が「サウダージ」なのであります。

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 でも、その「サウダージ」をジャズに、それもフリージャズの世界に持ち込んでしまったのが、ガトー・バルビエリなんですね。ガトーはアルゼンチンの出身なんだけれども、ニューヨークに出てきてドン・チェリー、アルバート・アイラーやファラオ・サンダースなんかのフリージャズのアーチストと共演しつつ、その影響を大きく受けてきたんだ。でも、その後、ラテンに回帰し、「ラテン・ジャズ」というジャンルをフライングダッチマン・レーベルで確立した。

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 そのガトーがラテン・ジャズの結果行き着いたのが、カルロス・サンタナの「ヨーロッパ」なんだった。日本では「哀愁のヨーロッパ」なんていう、演歌みたいなタイトルがついているが、このサンタナの名曲である「ヨーロッパ」をガトー・バルビエリとカルロス・サンタナが共演しているのがコレ

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 もうこれって「サウダージ」そのものなんですね。単なる「悲しみ、郷愁、憧憬、思慕、切なさ」というだけではない「何か」を感じさせる音楽。

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 横浜、関内という港町に特に「哀愁」を感じるものではないのだが、歩いていて突然アタマの中に響いた音が、この「ヨーロッパ」だった。何故だろう?

「横浜たそがれ」とか「ブルーライト・ヨコハマ」なんかにも通底するものがそこにはあると思うんだが。

 あ、「伊勢佐木町ブルース」にはないなあ。

EPSON R-D1s KONIKA M-HEXANON 50mm f2 & LEITZ ELMARIT-M 28mm f2.8 @Kannai Yokohama ©tsunoken

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コメント

曲のから受ける心の揺らぎが共通なんじゃないかな。

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