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2018年5月13日 (日)

『内藤正敏 異界出現』

 内藤正敏の写真展『内藤正敏 異界出現』が、東京都者品美術館で昨日から始まった。

Dsc_00082

 内藤正敏と言えば「婆バクハツ!」の青森恐山のイタコの婆さんたちや、「遠野物語」などのモノクロ写真の一群を思い浮かべるんだけれども、同じモノクロでも「新宿」などの都市の下積みの人たちを撮影した写真群なんかもあったんだな。

2018051232 ©Masatoshi Naito

 とはいうものの、私たちにとって内藤正敏といえば、先の「婆バクハツ!」や「遠野物語」以外には、「日本の即身仏」「出羽三山」などの、東北地方に題をとった作品が多いという印象があって、その辺が、逆に私なんかの三流写真家(写真家と名乗るのもおこがましい)にとって、<そうか、写真の原点は東北にあるのか>なんて短略して考えて、自ら遠野祭りなんかを撮りに行ったり、河童淵なんかを撮りに行ったりするんだな(したんだな)。

 でも、結局私が撮った遠野地方の写真なんて、所詮旅行者のスナップに過ぎず、やはりどうせ撮影するなら長期的にその場所に滞在して、人々と触れ合わなければ、本当の写真は撮れないんだ。

 結局、私なんかが撮影に行く場所といったら、結局は誰か有名な写真家が行って撮影した場所ばっかりなんだというのが底の浅さ。それは高名な作家が撮った写真の再確認をしているだけ。

 まあ、その辺が私がマトモな写真家じゃなくて、単なる定年退職者の手すさびにすぎない写真マニアでしかないってことの証左なんだろうけれども。遠野にしても、秋田ぼんでんにしても、山古志牛の角突きにしても……だ。

Photo_3 ©Msatoshi Naito

 本写真展で展示されている写真は、すでに写真集などで見てきて知っている写真ばかりである。でも、それでもオリジナルプリントを見に行こうというのは、なぜなんだろう。

Dsc_00102

「写真=作品」論には立たない私なんだが、とはいうものの、どこかでそんな立場を認めてしまう考え方もあるんだろうか。

 あるいは、写真集でみた作品を一度オリジナルプリントでみることでもって、写真集掲載の写真の確認をしようというのだろうか。

「内藤正敏 異界出現」は7月16日まで東京都写真美術館にて開催中。

公式サイトはコチラ

NIKON Df AF NIKKOR 20mm f2.8 D @Ebisu ©tsunoken

『日本の写真家 38 内藤正敏』(内藤正敏著/岩波書店/1998年2月25日刊)

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