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2018年4月28日 (土)

『針穴のパリ』針穴写真機でとらえたパリの写真展

 神田明神脇のギャラリーgallery bauhausで4月25日から田所美恵子写真展「PARIS -Another Point of View- 針穴のパリ」が始まった。

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 針穴写真で撮影したパリの姿である。

「針穴写真」って言えば、昔の朝、雨戸の節穴を通して見た、内側のすりガラスに写った天地左右が逆になった外の風景のことを思い出す。まあ、今のサッシの窓になってしまってからは、そんなものは見なくなってしまったが、私の子供の頃の思い出としては、かなりしっかりとした思い出として残っている。

 長じてそれが「針穴写真」というものだったということは理解できたし、小学生の頃にそんなものを作った記憶はある。

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 そんな「針穴写真」が今、デジタルカメラの時代に、トイカメラ・ブームを経てリバイバルしているという話は聞いたが、それを自らの表現手段として取り入れている写真家がいるんだ、ってことには多少の驚きを感じる。

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 基本的に「長時間露出」が必要な針穴写真である。つまりそこには「町を写していても、動く被写体は写らない」という条件が重なる。「動くもの」つまり「人間」は淡い画像となって、存在感の薄さが、更に引き立つ。更に、写しているものにすべてフォーカスが合うので、基本的にソフトフォーカスなんだが全周にフォーカスがあるパンフォーカスである、という特徴がある。

 なので、すべての写真は基本的に静的な写真ばかりである。静かなパリ。

 我々が「パリの写真」という形で親しんできた写真の形式とは全く異なる「パリの写真」が、そこにはある。

Epsn00312

 普通のパリ写真とは異なった写真的経験を持つ写真展ではある。

 一度、見ておく価値はある。まあ、でも一度だけかな……。基本的には「ネタ一発」みたいなところもあるし、他の人がやっても「ああ、それは田所美恵子さんの真似でしょ」って言われちゃうもんなあ。何を撮っても……。

田所美恵子写真展「Paris Another Point of View 針穴のパリ」は6月16日までGallery Bauhausにて開催中。公式サイトはコチラ

20180425_1823 『針穴のパリ 田所美恵子写真集Photographie au Stenope par Mieko Tadokoro』(田所美恵子著/河出書房新社/2006年3月20日刊)

『針穴のパリ 田所美恵子写真集Photographie au Stenope par Mieko Tadokoro』(田所美恵子著/河出書房新社/2006年3月20日刊)

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