六義園枝垂れ桜はそろそろ見頃に
靖国神社のソメイヨシノは六輪開花したので、気象庁による「開花宣言」なるものが高らかに発せられたのであるが、我が六義園はどーなっておるのか。
入り口には「しだれ桜開花状況」という掲示に「花一輪」がついていて(一つから五つまであります)「咲き始め」という表示が出ている。枝垂れ桜っていのは彼岸桜の一種なんでソメイヨシノよりは若干先に咲く。んじゃあってなもんで、押っ取りカメラで駆け付けたわけなのだった。
行ってみたんだが、まだまだ開花状況としては靖国神社のソメイヨシノと変わらない感じで、確かに数株は開花しているものの、まだまだ大半は開花直前のつぼみ状態。
「桜も女性も開花直前のつぼみの段階が一番いい」なんてセクハラもどきの言葉を発する輩は別にして、やっぱりもう少し開花してほしいなあ。
しかしまあ、完全に開花する前の状態でもなんとなく春めいてきてウキウキするのは確か。
六義園の枝垂れ桜は、実は三つの株からなっていて、それが一緒のところに生えている、というか生わしているというか、そんな感じなのですね。で、どうやらその三株がともに寿命が近くなってきており、上から見るとちょっと寂しい感じになってきている。
まあ、桜は下から見るもんだ、ってのが本当は正しいんだということは知ってはいるんだけれども、ウチのマンションの屋上からは「上から目線で見た六義園の桜」てのがお楽しみなんで、ちょっと言ってみただけ。
勿論、そのための対策は既にできており、真ん中の池の対岸にある「吹上茶屋」の脇に新しい枝垂れ桜が植えてあり、こちらも少しずつ開花が進んでいるので、六義園に行った際には表の方のしだれ桜ばかりじゃなくて吹上茶屋まで足を運んでください。
しだれ桜の脇にはちゃんとソメイヨシノもあります。まあ、なんて言っても駒込はソメイヨシノの産地だからね……。なあーんちゃって、本当はソメイヨシノのは豊島区駒込の方で、文京区本駒込じゃないんですけれどもね。
毎年おなじみの「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」も3月21日(水・祝)から4月5日まで実施します。ライトアップは日没から21時まで。
その後は、駒込駅前か巣鴨駅前の居酒屋などで打ち上げでも何でもやってください。
EPSON R-D1s VOIGHTLANDER ULTRA-WIDE HELIAR 12mm f5.6 & NIKON Df AF NIKKOR 24-85mm f2.8-4 D @Rikugien ©tsunoken
« 『1968 新宿』 | トップページ | 有楽町から散歩、銀座、築地、勝鬨へ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 東京周縁部を往く・毛長川(2019.02.20)
- 京急大師線地下化、これで川崎球場が近くなるんだが(2019.02.17)
- おバカな話 「津田沼市」ってのはなかったんだ(2019.02.16)
- TOKYO DEEP : 千住柳原町(2019.02.14)
- 巣鴨とげぬき地蔵って意外と新しかったんだ(2019.02.13)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/66509882
この記事へのトラックバック一覧です: 六義園枝垂れ桜はそろそろ見頃に:
コメント