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2018年3月12日 (月)

東急多摩川線下丸子は日本のイエナなのか

 何を突然変なことを言い出すんだろう。と思った皆さん、正解です。

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 要は昨日のブログでニコンを日本のライカに例えて、ライカの聖地Vetzlar(ヴェッツラー/ウェッツラーとも言う)が大井だなんて言ったので、じゃあ、キャノンはライカに対するカール・ツァイスみたいなもんか、とするならばキャノンがある下丸子は日本のJena(イエナ)なのかもしれないという意味で使っただけです。

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 実際のドイツのヴェッツラーとイエナといえば、フランクフルトからヴェッツラーは一時間、イエナは三時間くらい離れているそうなので、まあ、その距離は千キロ以上あるはずだ。とてもじゃないけど両方とも大田区で、方や大井、方や下丸子じゃあ、ホンの目と鼻の先だ。

 もっと言ってしまうと、第二次世界大戦後ドイツは東西に分かれてしまい、その結果、ライカのあったヴェッツラーは西ドイツ、カール・ツァイスのイエナは東ドイツに分かれてしまい、その結果、カール・ツァイスは凋落してしまったという悲しい歴史もあったりする。実際の距離以上の隔たりが二つの都市の間にはあったわけですね。実は、というほど単純じゃなくて、戦後カール・ツァイスはイエナにあるカール・ツァイス・イエナと、ドイツ分裂の直前にアメリカがカール・ツァイスの技術者を引っこ抜いてオーバーコッヘン(Oberkochen)に設立したカール・ツァイス・オーバーコッヘン(実際の社名は両方ともカール・ツァイスのまま)に分かれて双方が自分のところが正統だという主張をしていたらしい。

 結局、戦後のドイツ再統合でもって、裁判が開かれたんだが、その結果はイエナの方が正統のカール・ツァイスだということになったんだが、実際的な企業の力の差でオーバーコッヘンの方が勝ってしまい、いまもカール・ツァイスの本社はオーバーコッヘンにあるそうだ。

 じゃあオーバーコッヘンも聖地なのかといえば、まあやはりそこはイエナなんですね。オーバーコッヘンは単なる政治的な拠点っていうだけで。

Epsn00232

 てことで、日本のカメラメーカーの創業地を調べたら、ニコン、キャノンは上記の通りだし、リコーがやはり大田区の中馬込、オリンパスが渋谷区幡ヶ谷、今やリコーの傘下に入っちゃったペンタックスの旭光学が板橋区前野町で今はカメラを作っていないけれどもトプコンが板橋区蓮沼という具合。

 なんとなく、大田区と板橋区というそれぞれ東京周縁部に日本のカメラメーカーの創業地が集中している。まあ、「モノづくり日本」の原点ここにあり、みたいな話ですね。

 う~ん、なんかネタとして面白くないなあ。

Dsc_00362

 どうせならコシナみたいに長野県中野市あたりで操業して、フォクトレンダーとかカール・ツァイスとかからネーミング・ライツを買っていまだにレンジファインダーのカメラを作っているメーカーが他にもあったりしていると面白んだがな。例えば広島あたりにね。

 まあ、その辺が都市国家であるドイツと、中央集権国家の日本の違いなんだろうなあ。つまり、日本の場合、工業化の中心はどうしても大都市とその周辺に固まってしまうんだ。ところがドイツの場合、そんな連邦政府の考え方と各都市の考え方は根本的に異なるわけで、各都市がそれぞれ自由に工業発展を遂げている。

 どちらがいいのかは分からないが、私なんかは何となく都市国家(イタリアなんかもそうですね)の方がしっくりくるんだなあ。明治以前の「藩」制度みたいでね。

200pxcanon_7_with_50mm_f095_img_037

 ということで、これがキャノンのレンジファインダー最終機キャノン7と、50mm f0.95というお化けレンズです。明るすぎるレンズで、まずピントが合いません。そんなレンズを開放で実用的に使った人っているんですかね。

EPSON R-D1s VOIGHTLANDER ULTRA-WIDE HELIAR 12mm f5.6 Aspherical II & NIKON Df AF NIKKOR 20mm f2.8 D @Shimo Maruko & Oi ©tsunoken

 

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