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2017年10月10日 (火)

『マンガで読む「応仁の乱」』を読んでみたんだが

 テレビで「今度の総選挙は関ケ原の戦いのような天下分け目の戦いっていうよりは、応仁の乱みたいな相乱れた戦いになる」って田崎史郎氏が言っていたその日に、本屋さんに行ったらこの本が平積みしてあったので、思わず取り上げたって訳なんだが……。

 本日、公示です。

『ぐだぐだな展開、ヒーロー不在。勃発から550年を経て、いよいよ残念な「地味すぎる大乱」を漫画界の巨匠はこう描いた!』

 って腰巻がイイネ!

 ただ、なんで「マンガ版」なんだろうか?

Photo_3 『マンガ日本の歴史22 王法・仏法の破滅――応仁の乱』(石ノ森章太郎著/中公文庫/1997年12月18日刊)

 で、どこが応仁の乱なのか? というか応仁の乱って、一体どんな戦争だったんだろうか?

『応仁の乱(おうにんのらん)は、室町時代の応仁元年(1467年)に発生し、文明9年(1477年)までの約11年間にわたって継続した内乱。室町幕府管領家の畠山氏、斯波氏の家督争いから、細川勝元と山名宗全の勢力争いに発展し、室町幕府8代将軍足利義政の継嗣争いも加わって、ほぼ全国に争いが拡大した。明応2年(1493年)の明応の政変と並んで戦国時代移行の原因とされる。十数年に亘る戦乱は和睦の結果、西軍が解体され収束したが、主要な戦場となった京都全域が壊滅的な被害を受けて荒廃した』(Wikipedia)っていうのが、まあ一般的な応仁の乱の解説なんだが、じゃあ、要は今日告示される総選挙は、自民党か希望の党かっていう天下分け目の戦いではなくて、これから数年続くであろうこれから各党会派入り乱れての戦いの前哨戦っていうことなんだろうか。

 まあ、そのほうがありそうだな。

 という前に、取り敢えず「応仁の乱」って何だったのか、をマンガで振り返ってみることに。まあ、あまり日本史は得意でなかったってのもあるんだが。

『第六代将軍足利義教の専制は有力守護を淘汰し、西暦1449年(宝徳元年)義政が一四歳で将軍位に就いた頃は、有力守護の勢力均衡の上に成り立っていた<宿老政治>は機能麻痺に陥り、側近政治が擡頭した…。』

『畠山家では西暦1454年(享徳三年)八月弥三郎が家督となったが、翌年三月に持国が没すると、将軍義政は義就に弥三郎を攻めさせ家督を継がせ領国を安堵した…。』

『……四年後(長禄三年)、弥三郎が急死し、畠山家の内訌は収まったかに見えたが、弥三郎派はその弟の政長を擁立した…。』

『……将軍義政は20歳に成長 日野富子を室に迎えていた。』

『…幕政の乱れは、自ら重臣会議を主宰した将軍義政の生母・日野(裏松)重子をはじめ、世人から<三魔>と恐れられた乳人・今参局、有馬持家(奉公衆)、烏丸資任<公卿>らの側近の政務への容喙からもたらされた。』

『義政は一転して政長に畠山家の家督を認め、河内国に走った義就を追討させた。』

『……畠山義就は嶽山城に立て籠もり、畠山政長や山名宗全(持豊)など幕府の大軍を相手に二年余に亘り孤軍奮戦した。』

『十四歳から三〇歳まで、義政は将軍職につくづく疲れていた。引退を考えた義政は嗣子がなかったため、弟の浄土寺義尋(義視)を後嗣として還俗させた(寛正五年=西暦1464年12月2日。』

『…だが、翌西暦1465年(寛正六年)一一月二三日、正室日野富子が男児(後の義尚)を産む。わが子を将軍にと願う富子と義視の間に冷たい対立が生じていた。』

『打ち続く飢饉、悪政、守護大名の内訌と党派抗争、渦巻く民衆の不満…。
 それらが絡み合い、なによりも山城守護職の人事を軸に、<応仁の乱>は目前に迫っていた。』

 というのが「応仁の乱」前史。

 こうして義就と細川勝元を総大将とする戦いが都で始まって、それから一〇数年にわたり京を舞台にして戦いを繰り広げたのが「応仁の乱」。その後、守護職の統治力不足から、各地に国一揆が起こったのだが、それを抑えた細川政元が将軍職を傀儡化し、天皇をも実態を抜いてしまい、各地の守護大名たちが実力で領国を統治する戦国大名の時代になったのが、「応仁の乱」。

 つまり、応仁の乱とは、その後の戦国時代の幕開けを意味するということなんだなあ。

 つまり、現在圧倒的な力を持っている自民党も、希望の党の台頭に手を焼き、一方、自らの党内にも希望の党に与する裏切り者の台頭に悩まされる。じゃあ、希望の党の方はどうなんだといえば、それはそれで所詮2017年総選挙に勝つまでの、単なる表向きの合従連衡、選挙が終われば、終わったで責任の擦り付け合いやら、当選すればしたで、当選しちまえば関係ないとばかり脱党、離党はひきも切らないありさまで、何のために希望の党を結成したのか、言い出しっぺの小池百合子氏自身が訳も分からなくなってしまう。

 とはいうものの、小池百合子氏自身はなかなかしたたかに政界を生き抜くすべを心得ていそうなので、やがて織田信長が出てくるまでは生き残るかもしれない。

 一方、安倍晋三氏は残念ながら小池百合子氏ほどにはしたたかではない「お坊ちゃん」なところがある人だから、どこかでこの政局を投げ出してしまうのではないかという恐れこそあれ、最後までこの「応仁の乱」を生き抜くのかどうかは見えてこない。というか、多分健康上の理由でもって、ふたたび政治を投げ出してしまうという予想がする。

 で、結局その「漁夫の利」を得るのは小泉進次郎じゃないかと考えるんだが、どうだろうか。って、それじゃあ小泉進次郎が織田信長ってこと?

「自民党をぶっ潰す」なんて威勢の良いことを言って、総理大臣になり、郵政解散でもって選挙を生き抜いた父親に倣って、意外とこのプリンスの時代が早くやってきそうな気がするなあ。

 ってことで、この総選挙を応仁の乱にたとえた田崎さん。これでいいんでしょうかね。

『マンガ日本の歴史22 王法・仏法の破滅――応仁の乱』(石ノ森章太郎著/中公文庫/1997年12月18日刊)

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