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2017年9月 7日 (木)

「戦艦三笠」がすべての間違いの始まりだった……という話

 のんびりした The Dock of the Bay ではなくて、もっと勇ましい「守るも攻むるも黒鐵の 浮かべる城ぞ頼みなる」なんていう軍艦マーチが聞こえてきそうなのが、ここ三笠公園なのであります。

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 日露戦争の日本海海戦で大活躍したとされる「戦艦三笠」がそのままコンクリートで留められていて、中を見られるようになっているんだが。

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 大体、日本海海戦ってそんなに人に誇れるような戦いだったんだろうか。

 敵のロシア艦隊は、その名も「バルチック艦隊」っていう名前の通り、その母港はバルト海沿岸にあり、そこから延々大西洋を南下し、アフリカ最南端の喜望峰を回り(一部はスエズ運河経由)インド洋、南シナ海を通って朝鮮にある遼東半島の旅順沖合まできて日本海軍と戦ったわけである。もうそれだけでヘロヘロ。

 まあ、これがウラジオストックあたりから南下してきた艦隊との決戦だったらどうだったかは分からないのだが、なんせ敵は延々大航海をしてきた艦隊である。そんなロシア艦隊と、そぐそばの日本から出撃してきた日本艦隊との対戦である。そんな戦いの結果は火を見るよりも明らかってなもんである。

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 その一方、旅順港を陥れた陸軍の二百三高地の攻略戦も、決して作戦的には成功だったとは言い難い勝利ではあった。

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 まあ、そんな単なる「ラッキー・チャンス!」でしかなかった日本軍の勝利という「成功体験」がその後の日本の歩みを誤らせるもとになったというのが、現在からの見方である。

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「神国日本は何をやっても勝てる」とばかりに中国を侵攻し、圧倒的な資源格差のあるアメリカと戦争をしちゃったのにも関わらず、その辺の彼我の違いに気づかず、相変わらず大艦巨砲主義で戦う日本海軍と、“臣民全て滅びようとも天皇一族とその神たる証しの三種の神器だけは厳然と残らねば・残されねばならない、そして最後には日本が勝つのだ”という八紘一宇の精神に凝り固まった日本陸軍が、その結果として、第二次世界大戦の敗北になったという風に考えれば、その大本となったのが「日本海海戦の大勝利」というものであり、戦艦三笠の勝利っていうものだと考えれば、その罪の重さというものを知らされるのであります。

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 まあ、海軍さんは「海軍カレー」くらいにして、おとなしくしているのが一番いいですなあ。なかなかおいしいカレーなんだから。

NIKON Df AF Nikkor 20mm f/2.8 D @Yokosuka ©tsunoken

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