フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« 「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね | トップページ | ウラ国分寺って、何処? »

2017年8月11日 (金)

チェ・ゲバラさんって、相当なカメラ・オタクだった?

 昨日のブログ『「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね』に書いた、「ゲバラが使ったらしいニコンS2と、S2はファインダーが50mm用しかないので5cmレンズだと思うのだが、当時の標準だったf2という割には口径が大きいので、もうちょっと明るいf1.4くらいのレンズを使っていたのだろうか」という言葉は訂正されなければならないことが判明。

Photo

 確かに、普通ニコンS2についているレンズNikkor 5cm f2に比べるとだいぶ大きいレンズがついているのは確か。

Epsn41222

 家に戻って、私の手持ちのNikkor 50mm f:1.4を見たら、もっとずっと大きいことがわかった。

R11983502

 で、いろいろ調べてみたら、どうもこのNikkor 5cm f:1.1というレンズらしい。

Nikkor50mmf11

 これがNikkor 5cm f:1.1のレンズ。付いているカメラはニコンSPなので、ニコンS2よりは少し後のカメラなんだが、カメラ本体とレンズの大きさを比べると、やはりf:1.1らしい。

 この当時、「レンズの明るさ競争」みたいなのがあって、キャノンなんかはキャノン7用にf:0.95なんていう「マッチ一本の明るさで撮影できます」というレンズが発売されていた。

7

 まあ、ライカのノクチルックスの影響で始まったレンズの明るさ競争なんだけれども、 じゃあ「マッチ一本の明るさで撮影」する被写体ってなんなのよ。ってなことが話題となって、実際の被写体の撮影にはほとんどf5.6とかf8で撮影しちゃうんだからf:1.1とかf:0.95なんて実は使わない絞りだったんだ。実際にこれらのレンズで絞り開放で撮影なんてしたら、フォーカスを合わせること自体が非常に難しく、まず使わない絞り開放だったんですね。まあ、「作例写真」にしか使えないレンズだったんですね、実は。

 なので、プロは普通にf:2でもf:1.4でも構わないから使っていた。まあ、そのほうがレンズも重くならないからね。で、そんな「超明るいレンズ」は「レンズ・オタク」だけが有難がった代物となってしまったのだった。

 つまり、エルネスト・チェ・ゲバラさんって、そんな実用性のないレンズで面白がって撮っていた「オタク」だったんですね。

 っていうか、そうかこのカメラとレンズはニコン(当時は日本光学)からのプレゼントだろうから、ニコンとしてはいろいろな場所でニコンS2とNikkor 5cm f:1.1を肩からぶら下げたゲバラさんはパブリシティの対象となるだろうから、それなりに意味があったということなんだな。

 変なところで、変な発見があったりするんだなあ。

『写真家 チェ・ゲバラが見た世界』展は、8月27日まで公開中。公式サイトはコチラ

« 「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね | トップページ | ウラ国分寺って、何処? »

カメラ・写真」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/65648065

この記事へのトラックバック一覧です: チェ・ゲバラさんって、相当なカメラ・オタクだった?:

« 「チェ・ゲバラ写真展」って、やっぱり「?」だよね | トップページ | ウラ国分寺って、何処? »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?