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2017年7月18日 (火)

三軒茶屋ってどの三軒?

 国道246号線・玉川通り(大山街道)と世田谷通り(旧大山通り)の追分にあるのが三軒茶屋なわけだが、当然、現在もその三軒の茶屋が残っているはずもない……、って思ったら、実は一つだけ残っていたのである。

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 それが玉川通りと茶沢通りの交差点そばにある「田中屋陶苑」という陶器店。お茶屋さんではないが、茶器は売っている店である。

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 あと二軒の内の一軒は、このちょうど追分のところにあった信楽(石橋楼→茶寮イシバシと名を変えて営業)だったが昭和20年に閉店。

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 追分の裏側にできている「エコー仲見世」という商店街あたりに何かモニュメントでもないかと探したんだが、まったくなし。まあ、そんなもんでしょう。

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 もう一つ、玉川通り沿いにあった角屋は明治時代に閉店して、三軒茶屋の裏道になる商店街の入り口あたりがその場所だったらしいが、こちらも、何の痕跡もない。

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 まあ、街ってのはそうやって入れ替わってくるものだと言ってしまえばその通りなんだけれども、三軒茶屋でなくなっちゃった話をもう一つ。

 三軒茶屋の交差点そばに甲文堂っていう本屋さんがあった。東京都書店組合の重鎮でもあった世田谷の老舗書店だったんだが、自分の店のすぐそばに文教堂書店というチェーン店が出店してしまったために店舗経営をあきらめ、外商と学校関係だけの納入という具合に経営方針を変えてしまった。まあ、それでもやっていけるほどに、それまで手広く経営を行っていたということなんだけれども、当時は文教堂書店も日の出の勢いで、結構、周囲の昔からの書店との間で軋轢を伴いながらの出店攻勢ではあった。

 が、店舗経営をあきらめてしまった社長の息子の代になってやはり店舗経営をしたくなったのだろう、上の写真の商店街の中に新店舗を開いて経営を始めたんですね。で、最近行ってみたら、結局、そちらの店舗も閉店してしまい、玉川通りに面したビルの裏側で、以前と同じように甲文堂文具店として外商と学校関係の納入という商売に戻ったようだ。

 お店の栄枯盛衰って言っちゃえばその通りなんだけれども、まあ、そうやって「町の本屋さん」はなくなっていくわけですね。

 で、問題はそんなことやりながら出店した文教堂書店も退店しちゃったっていうこと。つまり、三軒茶屋には今や新刊書店がなくなってしまったってことなんだなあ。

 こりゃあ、ちょっとマズいか? ってKindleでばっかり本を読んでいる奴が言うことでもないか。

NIKON Df AF Nikkor 20mm f2.8 D @Sankenchaya Setagaya ©tsunoken

 

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