フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« GINNZA SIXは、はたしてアートなのかビジネスなのか | トップページ | 時の止まったような「新宿西口」 »

2017年7月 1日 (土)

『多動日記』

「多動」というのは『多動性(落ち着きがない、つねに動き回る)という基本的な性格のことであり。
【行動の特徴】
・自分の好きなことは集中して取り組むが、それ以外のことは途中で投げ出し、別のことを始める
・遊びをころころ変える
・外出すると動き回って、親の目の届かないところに行ってしまう
・1か所にじっとしていることが苦手
・イスに座っていても、身体や手足の一部を動かす』

という、これまでは病気の一種だと思われていて、いわゆる「ADHD」『注意欠如・多動性障害(ちゅういけつじょ・たどうせいしょうがい、英: attention deficit hyperactivity disorder、ADHD)は、多動性(過活動)、不注意(注意障害)、衝動性を症状の特徴とする神経発達症もしくは行動障害である』(Wikipedia)という、一種の精神疾患だと思われていた。

Photo 『多動日記(一) 「健康と平和」-欧州編-』(高城剛著/高城未来研究所 電子版未来文庫/2017年6月2日刊)

 確かに「多動」ではあるなあ。目次から拾ってみるとこうだ。

AUGUST
8月18日 イスタンブール/8月20日 ザグレブからパグ島/8月22日 チューリッヒからサルディニア/8月24日 コルシカ島からトゥーロン/8月26日 ポロクロール/8月27日 マルセイユ/8月28日 マルセイユからアテネ/8月29日 アテネ/8月30日 ケファロニアからザキントス

SEPTEMBER
9月1日 ザキントスからアテネ/9月3日 アテネからコルフ/9月4日 コルフからアテネ/9月6日 ナクソスからミロス/9月8日 ミロスからアテネ/9月10日 アスティパレアからアテネ アテネからローマ/9月12日 ローマからナポリ/9月13日 ナポリ/9月14日 ナポリからロンドン/9月15日 ロンドン/9月16日 バルセロナ/9月17日 イビサ/9月18日 イビサからアムステルダム/9月22日 キプロス/9月24日 ロンドン/9月26日 ベルリン/9月28日 パリ/9月30日 バルセロナ

OCTOBER
10月1日 ロンドン/10月2日 プラハ/10月6日 タリン/10月10日 ブリュッセル/10月15日 バルセロナから東京へ

 高城氏は自身のブログに2016年を振り返ってこう書く。

『今年は、例年にも増して忙しい一年だった。
珍しく渡航した国を数えてみると、一年間に訪れたのは71カ国。
その内、米国や中国など、別都市に複数回訪れている国も多く、延べで数えたら年間渡航100カ国は超えているだろう』

 たしかに旅行した先はむちゃくちゃ多いわけであるのだ、というか旅が常態化してしまった場合は、それを「旅行」というのが正しいのかどうなのかはよくわからない。旅をするのが日常であるならば、それは旅をするのが普通の生活であり、普通の人のように「旅という非日常を楽しむ」ということはないのだから、その旅自体が普通の生活であり、だとするとその旅自体に普通にストレスなんかが生じてきたりするのかなあ。

 また、確かにいろいろなところへ数「多く」、移「動」しているということでは「多動」ではあるけれども、それは堀江貴文氏がいうような、基本的な性格である、ADHD的な「多動」とはどうも違うようだ。

 ところで「高城剛」とはそもそも何者であるのか?

 私たちが高城剛という名前を知ったのは、CGやらアニメーションを使っていろいろな映像や空間表現をして「ハイパーメディアクリエイター」なんて訳のわからん「肩書」を名乗り、いつの間にか(それこそ「ザッツ・オールド」な)東映アニメーションの社外重役なんかをやったり、いつの間にか沢尻エリカと結婚し、そしていつの間にか離婚をした訳の分からん男、というイメージである。

 高城氏のブログから拾うとこんな感じである。

『LIFE PCKING2.1、黒猫は空飛ぶロボットの夢をみるか?、素敵な星の旅行ガイド-Nextraveler-、人生を変える南の島々、2035年の世界、白本、黒本、青本、魂の再起動、身体の再起動、サヴァイブ南国日本、世界はすでに破綻しているのか? スーパーフード、モノを捨てよ、世界へ出よう、人口18万人の街が、なぜ美食世界一になれたのか? オーガニック革命、サバイバル時代の健康術、時代を生きる力、私の名前は高城剛、住所不定、職業不明』

 高城氏の言葉……

『アイデア(の質、量)は移動距離に比例する』

 というのは少しはわかる。常に移動し続けることによって人間は外界からの刺激を受け続ける。そうした刺激が「アイデアの質や量」になるってことなんだろう。ただそれは、決して具体的に「A地点からB地点に移動する」っていうことだけではなく、そうした地理的な移動だけでない、精神的な移動だったり、日常生活の移動だったりというのもあるはずである。

本書のように移動する街から街へ、次々に現れる事象を書き綴っていると、それはどうしても「旅の途上で考えたもの」以上のものにはなってこない。たぶん、そうした「旅の途上で考えたもの」を修正し、まとめ上げたものが実は後々別の書籍となって表れるのかもしれないが……、たぶん、その時には私も先に行っているので、そんな書籍が出版されているのに気づかずに通り過ぎてしまうかもしれない。

 私は、別に「高城剛ウォッチャー」じゃないのだ。

 いつか、再び高城氏の本と出合った時に、別の「高城論」というか、本書『多動日記』のまとめが書けるのかもしれない。

『多動日記(一) 「健康と平和」-欧州編-』(高城剛著/高城未来研究所 電子版未来文庫/2017年6月2日刊)

« GINNZA SIXは、はたしてアートなのかビジネスなのか | トップページ | 時の止まったような「新宿西口」 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/65471483

この記事へのトラックバック一覧です: 『多動日記』:

« GINNZA SIXは、はたしてアートなのかビジネスなのか | トップページ | 時の止まったような「新宿西口」 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?