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2017年6月27日 (火)

『未来の年表』

 う~ん、まあ多分にショッキングなデータではありますねえ。

Photo 『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司著/講談社現代新書/2017年7月1日刊)

 まずこの「人口減少カレンダー」ってのがすごい。

 取り敢えず今から約100年後までの日本の人口の推移と、それに伴う社会の変化を書いてあるんだけれども、いやあ、なかなかのもんです。

Photo_2

 とは言うものの、そんなにリニアには進まないのが人間の歴史だ。日本のここ150年の歴史を見ても、「鎖国」(と言っても完全な鎖国ではなかったですがね)から明治維新が起こったのが1868年、以降、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争(第二次世界大戦)ときて1945年の終戦。その終戦から既に70年が過ぎて、今の状態がある。

 それこそ戦争ですべてが焼け野原になってしまったところからの復興で、それこそ戦前の「産めよ増やせよ」思想さながらに人口を増やしてきて、その圧力で経済をここまで伸ばしてきた日本である。

 その日本が今や逆に人口減少に悩んでいる、っていうかこんな日本経済の状況では子どもを生み増やすような状態ではないってのが普通の人の考え方だ。じゃあ、そんな縮みゆく日本の中でどうやって日本民族は生き延びるのかってことなんだけれども、まあ、考えてみればなにも日本民族の永続性やら永劫性なんてことを、なんで我々が考えなければならないのか?

 まあ、一部の民族主義者の方々なんかが深刻に考えているのは理解できないではないが、じゃあだからといって彼らが日本の人口を増やすのに何かの手立てを考えているのかといえば、決してそんなことはなく、有効的な手段もなく、ただただ「日本民族が滅びてはならない」というお題目を唱えているだけではないのか。

 だとすると本書で河合氏が話している、「戦略的に縮む」ってのが、当面は有効な手段なのだろうか。

『私は、「戦略的に縮む」「豊かさを維持する」「脱・東京一極集中」「少子化対策」の4つをキーワードとして、現段階で着手すべき「日本を救う10の処方箋」を示したい。

日本を救う10の処方箋
1・「高齢者」を削減
2・24時間社会からの脱却
3・非居住エリアを明確化
4・都道府県を飛び地合併
5・国際分業の徹底
6・「匠の技」を活用
7・国費学生制度で人材育成
8・中高年の地方移住推進
9・セカンド市民制度を創設
10・第3子以降に1000万円給付』

 う~ん、まあ多少は効き目はあるのかもしれないが、それをしも日本人が民族としてやせ細っていくことへの対抗措置にはならないのでしょう。

 まあ、いずれは滅びて歴史から消え去る民族として日本人をとらえるってのもあっていいかもしれない。

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司著/講談社現代新書/2017年7月1日刊)

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