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2017年6月 5日 (月)

実業団スポーツを考える

 アメリカンフットボールXリーグの2017年春の公式戦、パールボウルの準決勝戦が昨日行われた。

 対戦は第一試合がAブロック1位のノジマ相模原ライズ対Bブロック1位のIBMビッグブルー、第二試合がCブロック1位のLIXILディアーズ対Dブロック1位のオービック・シーガルズ。

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 試合結果から先に言ってしまうと、第一試合は27対19でIBM、第二試合が35対7でオービック・シーガルズが勝って、両チームが6月19日の東京ドームでの決勝戦に臨むことになった。

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 で、まあ、どちらのチームにも肩入れしていないで、ただ単に試合を見に行ったので、そんな時はいろいろなことを考えてしまうのですね。

 つまり、「プロではない実業団スポーツって何なんだ」ってなことをです。

 実業団スポーツって何なのか? 昔は実業団って、基本的には各企業に属していて、そこの従業員たちが、仕事上ではかなり優遇されていて、いわばセミプロ的にスポーツをやっていた。企業としては自分の会社のイメージアップと同時に、各社の従業員の企業に対する忠誠心(ロイヤリティ)のアップなどが目的で、しかし実際には企業の更正予算から出費して運営していたスポーツ事業だったのだ。

 で、その実業団に属していた選手の内、ホンの少しの選手だけプロから誘われる。

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 いつしかその考え方が変わってきて、実業団からクラブチームへ企業がスポンサーとして出費するような形になってきた。

 理由としては……

『一には、企業がスポーツチームを所有する有効性が薄れたことである。昭和末期以降のプロスポーツ化に加え、通信技術の発達により海外のトップリーグスポーツの視聴が容易になったことから、国内あるいは一地域のアマチュアのみで行う実業団スポーツへの注目度が相対的に薄れ、広告宣伝手段としての費用対効果が悪化した。加えて、平成以降の日本企業の縮退傾向は、企業を経営資源の選択と集中へと向かわせ、十分な費用対効果を生み出せないと判断された実業団は次々と整理の対象とされた。
 二には、アマチュアスポーツからの脱却によるプロ化・クラブチーム化の流れである。これは、底流としては1980年代以降、当時の国際オリンピック委員会 (IOC) 会長のフアン・アントニオ・サマランチが推し進めた「オリンピックの商業化」によるプロ選手出場の容認があり、この流れの進展により、「オリンピックに出場できない」ことを気に病む必要のなくなった社会人スポーツ各種目の協会・リーグが徐々に契約選手を容認するようになった。
 三には、スポンサー支援の有用性が認識されたことである。昭和期においては企業自らが実業団を所有し、チームに自社名を冠することが宣伝効果であると認識されていたが、時代の流れに伴いそれが通用しなくなる現状が多くなり、特に1990年代以降サッカーにおいて「地域密着」のスローガンのもとでクラブ名から企業名を排除した日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のビジネスモデルが一定の成功を収めるようになると、サッカー以外においても実業団が地域との協働によるクラブチームに移行する流れを作った。新日鉄の実業団廃部の際も会社がクラブチームへの移行に導き(新日鉄堺バレーボール部→堺ブレイザーズなど)、引き続き一スポンサーとしての支援を継続した』(Wikipedeia)

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 勿論、チームによってはプロ登録をしている選手もいて、彼等には給料が支払われている。まあ、だからNFLのドラフトにかからなかった選手が、日本のXリーグで戦っていたりするんだが……。

 野球なんかだと、まだ実業団からプロのドラフトにかかったりするケースも多いんだけれども、NFLドラフトにかからなかった選手が、Xリーグで戦って、その結果、NFLドラフトにかかった例は今のところない。まあ、NFLとXリーグではそれだけレベルが違うってことなんだ。ってことは、じゃあXリーグって、学生でアメフトをやっていた選手たちが、学生だけで終わってしまうのは多少気持ちが残るってことで、社会人になっても選手生活を続けるっていうパターンなんですね。

 ってことは、所詮Xリーグから上を目指さないスポーツって言葉は悪いけれども「草野球」ならぬ「草アメフト」ってわけなんですね。まあ、選手の家族とか、クラブチームをスポンサードしている企業の従業員なんかがファンになっているけれども、あまりXリーグで「チームのファン」って感じがしないのも、そういった理由によるものなのだろうか。

 まあ、自分が応援している選手がいない試合を見てると、そんな余計なことを考えたりするんですね。

NIKON D7000 AF-S Nikkor 70-300mm f4.5-5.6 G @Fujitsu Stadium Kawasaki ©tsunoken

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