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2017年4月21日 (金)

『夫のちんぽが入らない』って、そんな

 昨日のブログ"TOKYO STADIUM : IT’s ALL THAT's LEFT OF ANCIENT WARRIROS DREAMS."「東京スタジアム:兵どもが夢の跡」のTwitter訳が「東京スタジアム: すべての厥古代 WARRIROS 夢の左側です。http://bit.ly/2pC3kU8 」だそうだ。ふふん、面白いな。

 で『夫のちんぽが入らない』問題なんだが……。

 もっと物理的な問題なのかと思ったら、そうではないようだ。でも、深刻。

Photo 『夫のちんぽが入らない』(こだま著/扶桑社/2017年2月8日紙版刊・2017年4月25日電子版刊)

『私と彼は、セックスをすることができなかった。
 ちんぽが入らなかった。
「なんでだろう」
「なんで入らないんでしょう」
 私たちは困り果て、力なく笑った。もう笑うしかない。 「きょうは、もうやめておこう。次はちゃんとできるはずだから」
「すみません」
「謝らなくていいよ。俺も初めての人とするのは初めてだから」
 その言葉の意味するところをすぐには理解できなかった。 処女だと思われているのだ。初めての人。このうまくいかなさは、初めての人間特有のものだと思われたのだろう』

 でも、彼女は処女ではなかった。

『高校二年の夏休みに一度だけ経験があった。
 その行為は、ただ恥ずかしくて痛いだけで、決していいものではなかった。頭の中が真っ白で、何も考えられなかった。血が大量に出た。恥ずかしいうえに知らない人ベッドまで汚してしまい、どうしていいかわからなかった。一刻も早くこの場を立ち去りたい。終了するや否や制服を身に着け、擦り切れた股を両手で押さえ、その人の家をあとにした。
 童貞を捨てるとか処女を捨てるというけれど、私の経験は文字通り「捨てた」ものだった。いらないものだ。知らない人だから恥ずかしい思いをいつまでも引きずらなくていい。これでよかったのだと言い聞かせた。その男子高校生とは二度と会うことはなかった。
あのときの投げやりな気持ちはどうあれ、一年前は確かにちんぽが入ったのだ。一度きりだが、入っている』

『彼はこれまで付き合ってきた相手や風俗の人には問題なく入ったという。こんな現象は初めてだと言われ、ますますおそろしくなってしまった。「ふつうではない」と言われているような気がした』

 その後、彼と結婚してから後の事。

『すべてが終わったあと、汗まみれの「おじさん」が板をへし折るゴリラのように私をぎゅうと強く抱きしめて言った。
「君は大丈夫、全然大丈夫」
 入ってしまった。
 血は一滴も出なかった。
 私はまったく好意のない「おじさん」と、まったく問題なく事を終えてしまった』

 行きずりの男とは普通にセックスができるのだ。

『男の人と会い、しようと言われたら、した。精神が病んでゆくにつれ、「私はメールをくれた全員とちゃんとヤらなければいけない」という義務感のような、強迫観念のようなものに取り憑かれ、ひとつひとつ地道にこなしていくようになった。
 ずっとまともにセックスができなかったのに、学級が崩壊したことでセックスに依存するようになるなんて、どうかしていた。まともにできるようになったからといって、その行為を好きになったわけではなかった。しなければいけない、という思いに強く囚われていた。誰でもいいので「君は全然大丈夫」と言ってもらいたかった』

 それが愛する夫とだけはできないって、どういうことなんだろう。

 結果

『三十六歳にして、どうやら閉経した。
 二十代や三十代で月経がこなくなることを早発閉経というらしい。医師には、持病の自己免疫疾患が関係しているのではないかと言われた』

『信じたくないが三十八歳になってしまった。
 これは野生のゴリラの寿命に匹敵するらしい。
 私は持病をこじらせて手足が奇妙な角度にひん曲がり、夫はパニック障害で通院を続けている。お互いなかなかの人生だ』

 うーん、まあ夫婦の形っていろいろあるわけだし、その中には私なんかの思いも及ばない世界があったりするんだろうなあ。

 私みたいな素人が考えてもまったく理解ができない理由で「ちんぽが入らない」夫婦関係を送る人がいるのかもしれない。

『ちんぽが入らない人と交際して二十年が経つ。もうセックスをしなくていい。ちんぽが入るか入らないか、こだわらなくていい。子供を産もうとしなくていい。誰とも比べなくていい。張り合わなくていい。自分の好きなように生きていい。私たちには私たちの夫婦のかたちがある。少しずつだけれど、まだ迷うこともあるけれど、長いあいだ囚われていた考えから解放されるようになった』

 子供がいない夫婦っていうのは世の中にあまたいる。子供を作りたくて毎日励んでいても、全然できない夫婦もこれまた世の中にあまたいる。その中のごく少数の例として「夫のちんぽがはいらない」妻っていう人がいるのかもしれない。

 多分それは人間以外の哺乳動物には見られない現象なのかもしれない。肉体的な問題もあるかもしれないし、精神的なもんだなのかもしれない。

 いずれにせよ、私たちは「そんな夫婦も世の中にはいるんだ」ってことを承知していなければならない、っていうことなんだろうな。

『夫のちんぽが入らない』(こだま著/扶桑社/2017年2月8日紙版刊・2017年4月25日電子版刊)

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