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2017年4月 3日 (月)

『「中学英語」でペラペラ話す』

 月2回刊の『プレジデント 2017年4月17日号』の特集が『世界が証明◎1500単語で大丈夫   「中学英語」でペラペラ話す』という。

Photo 『プレジデント 2017年4月17日号』(プレジデント社/2017年3月27日刊)

 特集内容は……

『トランプ大統領vs孫正義社長「世界一やさしい英会話」を全解明』
『「覚えが悪いのにはワケがある」英語勉強法の脳科学』
『知らないと怒られる「超失礼な学校英語」フレーズ30』
『「英語の品格が上がる」ゴールドマン・サックスが教える言い方』
『〈最高の英語テキスト・英会話スクール〉2017ランキング』
『コスパ検証◎短期集中「スパルタ型」英語塾の実力』
『「1カ月で100点上げる」TOEICレベル別ワンポイントアドバイス』
『教会、カルチャーセンター、交換学習……お金をかけない英会話習得術』
『「訪日アジア人と英会話トーク」通じて感動! 完全ドメスティックの接客法』
『安くて効果抜群の「プチ留学」コースガイド』
『授業参観で驚愕「有名私立中学」のすごい教え方』

 という盛沢山なもの。

 中でも面白いのが一番最初の『トランプ大統領vs孫正義社長「世界一やさしい英会話」を全解明』。

"Carlos Slim, the great bussinesman from Mexico, called me about getting together for a meeting. We met, HE IS A GREAT GUY!"

"We have Sergeant Bergdahl. Right?"

"Maybe we're not supposed to [get into that fight]. Okay? Okay?"

"They don't have a clue. They can't lead us. They can't. They can't even answer simple questions. It was terrible."

"So important that you get out and vote. So important that that you watch other communities."

"North Korea is a big problem, North Korea is big problem."

 以上は本書に書かれていたトランプ氏のTwitterや演説からの引用なんだけれども、関係代名詞は"that"のみだし、そのほとんどが構文になっていない。カーネギーメロン大学言語科学研究所の調査で分かったことは、トランプ氏の英語は(アメリカの)中学1年生レベルだということ。過去の大統領ではリンカーンが高校2年生レベルで最高、ブッシュ・ジュニアが小学校5年生で最低、ということでトランプ氏は下から二番目らしい。

 まあ、日本の中学1年生ではまだちょっと無理かもしれないが、こんな一番単純な構文の、関係代名詞だって"that"しか使っていない英語なら日本の中学3年生でも理解できちゃう程度の映画なんだなあ。

 英語音声学や英語スピーチなどが専門の米山明日香氏によれば「トランプさんが使う英語はアメリカの小学6年生から中学1年生くらいのレベル。あえてアメリカ人の平均的な英語レベルよりも下げることで、幅広い層に伝わるコミュニケーションを心がけているのでしょう」っていうんだけれども、むしろトランプ氏の「お脳」のレベルが中学1年生なのではないでしょうか。

 ビジネスでも随分失敗して税金を納めていないようだし、まあ、ビジネスの勘なんてインテリジェンスとは関係ないもんなあ。

 で、一方の孫氏の英語も凄いことになっている。

"Today's topic is "Mobile goes broadband."

"As I said in the first part of my presentation, U.S. has been NO.1."

"We are number one internet company in Asia."

"O.K. Theory is becoming reality."

"It's no longer PC Internet."

"What is really driving the Internet growth?"

 まあ、これも「中学生レベル」の英語だなあ。もっともIT関連の用語は基本的にすべて英語なので、基本的に英語とは「なじみ」のよい業界ではある。それにしても、トランプ氏はまだ"that"という関係代名詞は使っていたけれども、孫氏はそんなものには目もくれず、ひたすら「主語+α」という形の一番単純な構文だけを使っている。

 更に、ソフトバンク社長室長の三木雄信氏によれば「孫社長がアメリカ商工会議所で行ったプレゼンで使っている単語を調べてみたら、わずか1480語だった。文部科学省は中学時代に学ぶ英単語の数を1500語前後と定めているから、孫社長は中学生程度の英単語を駆使している」ということだ。

 孫氏はUCバークレーを卒業している。アメリカでも上位に入るUCバークレー卒なので、本来はもうちょっと上級の英語を使えるはずなんだけれども、それでも「日本の社長」としてプレゼンする時は「日本人として」行うわけであるな。

 う~ん、そうかトランプ氏はアメリカ大統領に当選して、最初に会った外国人は孫正義氏なわけなんだが、二人はお互い中学生英語で語り合ったんだろうなあ。

 っていうか、そうなんだよな。語彙としてはせいぜい中学生で学ぶ1500語くらいで日常会話は成り立ってしまう。「主語+α」のビジネス英語はその業界にいれば自然と身につくもの。で、そんな形で身に入れたビジネス英語と、中学英語を「キチンと」マスターしていれば、実は英語なんて簡単、簡単!

 まあ、私の場合は、以前にも書いたけど、赤坂のバーで出張外人と喋っていた「酔っ払い英語」なんですけれどもね。考えてみれば、その頃使っていた英語も「主語+α」だけの単純な英語だったなあ。

 それでも今でも「有効」。

『プレジデント 2017年4月17日号』(プレジデント社/2017年3月27日刊)

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