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« 新宿区 箱根山って知ってた? | トップページ | 旧中山道ヒューマンウォッチング①地蔵通り篇 »

2016年11月26日 (土)

昔「玉ノ井」今「東向島」昭和は遠くなりにけり

 昔、足立区西新井に住んでいた時は、この東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の「東向島駅」は「玉ノ井駅」だった。それがある日、玉ノ井駅の前を通ってみたら駅の名前が変わっているではないか! というのが最初の「びっくり」。まあ、今でも東向島駅の脇には「旧玉ノ井」という標示があります。

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 この東向島駅には東武博物館なんてのがあって、昔の東武線の電車や資料、ジオラマなんてのがあって面白い。

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 で、玉ノ井なんだけれども、「玉の井(たまのい)は、戦前から1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで、旧東京市向島区寺島町(現在の東京都墨田区東向島五丁目、東向島六丁目、墨田三丁目)に存在した私娼街である。永井荷風の小説『濹東綺譚』、滝田ゆうの漫画『寺島町奇譚』の舞台として知られる」(Wikipedia)ということ。

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 もともと、「玉ノ井」という地名は昔この辺りにあった字(あざ)だったらしく、もともとの町名ではない。なので、「玉ノ井」という地名を探しても出てこない。

 でも、こんな「玉の井町会々館」なんてのがあったり……

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「玉ノ井カフェ」なんてのがあったり(まあ、これは玉ノ井がなくなってから作られたんだろけれども)……

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 東向島駅からの商店街には「玉の井いろは通り」っていう名前は残っているんですね。

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 もともとこの駅は1902年(明治35年)に「白髭駅」という名前で開業し、一度廃業した後1924年(大正13年)「玉ノ井駅」で再開業。それが1987年(昭和62年)に「東向島駅」に改称したという歴史がある。

 ああそうか、だから私が「玉ノ井」から「東向島」に変わったタイミングは知らなかったんだな。

 多分、駅周辺住民の意向なんかがあって、「元々玉ノ井っていう地名はなくて、玉ノ井遊郭っていう私娼街があったんで玉ノ井っていうだけなんだから、本来の住所に基づいて『東向島』にしよう。娼婦の街という印象をなくそう」なんて運動があったのかもしれない。実は、第二次世界大戦でこの辺りは爆撃されて、街はなくなってしまい、私娼街は近所の「鳩の街」の方に移っちゃったんだけれどもね。

 東武鉄道や商店街の人々にとっては新住民の意向とは別に、「玉ノ井」っていう呼び方も好きだったので、商店街の名前や、駅に「旧玉ノ井」って示しておきたかったのかな。

 私も「東向島」っていうよりは「玉ノ井」の方がイメージしやすいんだけれども。まあ、それも昭和の感傷でしょうね。

 町の呼び方はどんどん変わるんだ。

NIKON Df AF NIKKOR 28mm f1:2.8 D @Higashi Mukojima Sumida ©tsunoken

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