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2016年9月28日 (水)

長崎旅・3日目は平戸

 長崎旅行の3日目は平戸市に行った。

 というか、こちらが本来の長崎旅の目的だったんですね。なので、本当なら平戸市に泊まって、長崎に行くっていうのが普通なんだけれども、平戸市にそんなマトモなホテルはないってことで、長崎宿泊、3日目に平戸市ということになったのであります。

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 とは言うものの、長崎から平戸市まで片道100km以上。長崎県っていうのが「湾」と「島」の県であるっていうのは知っていたんだが、こんなに遠いとは、長崎に行くまで知らなかった。

 取り敢えず、長崎から諫早を経由して佐世保までは、JR九州のシーサイドライナーっていう快速で行き、そこから松浦線というローカル線にのってゴットンゴットン行くわけですな。まあ、この松浦線もJR改革までは国鉄線だったそうで、確かに佐世保線と松浦線ってレールがつながっているっていうか、佐世保線のレールがそのまんま松浦線になってます。まさしく、一緒の路線だったっていう証拠。

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 でも、たびら平戸口駅を降りてみると、うわ~っ! なんていう田舎の駅! ってな感じです。

 あ「日本最西端の駅」ってのはウソです。今は沖縄のモノレールの駅の方が西だからね。

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 で、駅から平戸口湊まで歩いて行って、バスで平戸城まで行きました。

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 平戸を治めていたのは松浦家という藩主で、まあ、もともとは松浦水軍っていう海賊だったんだけれども、力をつけてその地を抑えてしまえば、もう立派な武士です。っていうか、武士階級自体がもともとは荘園の用心棒だったり、野武士(つまりは山賊ですな)だったりしたわけで、その中で力をつけてきた者が大名になったりしたわけなので、要は武家階級のもともとの出は「ならず者」だったわけです。

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 で、その元海賊だった松浦家も後に代をなして大名となり、平戸を治めるようになったというわけで、我々は平戸城から歩いて「松浦史料博物館」へ行ったのでありました。

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 で、この松浦家4代藩主松浦鎮信が片桐石州に学び、また様々な流儀を研究して打ち立てた鎮信流 (ちんしんりゅう)は、肥前平戸藩松浦氏で伝えられた茶道の流派なんだが、その鎮信流(松浦流とも略称されるそうですが)茶道が、実はウチの奥さんが学んだ茶道なんです。まあ、裏千家も表千家もわからない私にとってはチンプンカンプンなんですけれどもね。まあ、松浦流は基本は武家茶道なんで表千家らしい。

 でも、豊臣秀吉に茶道を授けた千利休は裏でしょ? この辺、よくわからない。

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 さすがに海賊の末裔とはいっても、4代目になると茶道の心得なんかも得るようになるんだなあ。で、その松浦家も明治維新後は華族となって公家とも付き合いが出てきて、なんとあの正親町家(つまり天皇の家系)とも親戚になってしまい、つまりその正親町家何十代目の正親町静子さんがウチの奥さんの茶道の先生だったそうな。

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 う~ん、さすがに「松浦史料博物館」にも、武具や着物、屏風などと一緒にこんな茶道具が展示されています。

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 まあ、今の松浦家にしてみれば、海賊の末裔というよりは、こうした茶道の宗家という立場を強調したいんだろうな。

 でもまあ、鎖国以前は平戸が中国、オランダ、イギリスなんかとの通商の中心だったのが、鎖国となって貿易は長崎だけということになって、平戸にあった貿易館なんかも全部取り潰しになってしまったそうだ。

 本当だったら、平戸が長崎以上の大きな街になった可能性もあったと考えると、つくづくとも歴史って不可思議ですねえ。

NIKON Df AF NIKKOR 24-85mm D @Hirado Nagasaki (c)tsunoken

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