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2016年6月 5日 (日)

『壇蜜日記0』知性のあるエロっていいですね

 たぶん『壇蜜日記』が売れたので『壇蜜日記2』を出して、それも売れたので「ご褒美」ということで出した電子書籍なんだろうか。

 面白いのはこの表紙写真。『壇蜜日記』の文庫版表紙ではイラストで描かれていたものを、今度は実写で見せている、っていうのがいかにも電子版って雰囲気?

Photo 『壇蜜日記0』(壇蜜著/文春e-Books/2014年12月20日)

 しかし、この壇蜜さんって結構アタマがいいんだろうなあ。昭和女子大学の付属小学校からそのままエスカレーターで大学まで行って、教員資格をとったけれども銀座のホステスから葬儀社まで多種の職業に就いたわけ。結局『まだフリーのときに、『SPA!』の素人が応募するグラビアコーナーに出ることになって』っていうのが、セクシータレント「壇蜜」の誕生のきっかけ。

「サンデージャポン」などのテレビの生番組なんかでは普通の的確発言をするんだけれども、文章においてはキチンとその「セクシータレントが書いた文章」っていうコンセプトをしっかり守ってるんですね。

 その辺、自分に求められている「個性」をわかっていて、それにそって文章を書けるっていうところが「アタマの良さ」なんですね。

 本書は『週刊文春』の「原色美女図鑑」、「この人の月間日記」(これが『壇蜜日記』を書くきっかけになった)、「阿川佐和子のこの人に会いたい」、『オール読物』の桜木紫乃さんとの対談を収録したものななのだけれども、そこからいかにも「壇蜜」っていう発言を拾ってみました。

『夕方、ウェブで買った荷物が届く。家具だったため取り付け要員のような若い殿方が二人来た。両者小柄でよく日に焼け、おまけに少し無愛想。造形的に小柄で瘦せ型の体型は官能的に感じるため、「取り付け以外のサービスも行き届いていて誠によかった」とうっかりレビューに書きそうになって止める』

『前乗りお願いしますと言われたら何と応えるのがスマートかを考える。やはり私も人の子、せっかくなので「大事に乗ってね」と人情に訴えたいところだ』

『「このソファで、お尻とビキニラインを見せる感じで撮りたいんだけど」と言われて、「じゃあ、このポーズ。次はこのポーズ。どう? まだなんか撮ります?」という感じでした』

『だけど、「DVDを出さない?」とか「雑誌はどうですか?」とお誘いがあって、私はTバックを穿いたり、手で自分の胸を隠して撮られたりするのがさほど嫌ではなかったので……。私、そこだけ、どこか壊れちゃってるんです(笑) 』

『一つ一つ全力でお手伝いするというスタンスを守っていこうと思います。で、グラビアアイドルとしてだましだまし出続けて、気づいたら五十だった、って感じにしたい(笑)』

 う~ん、50歳のグラビアアイドルってちょっと怖いけど、見てみたい。

『結局、話せばわかるという理屈がまかりとおっていたら、五・一五事件で犬養(毅)さんは死んでないと思うんです』

『ナウさはいらない、ダサくあれ。ダサくないと受け入れられない。古臭く』

『私はフェイスブック、ツイッターは自分の濃度が薄まるものだと思っているので、ブログだけに絞ってやっています。LINEもやりません。相手の既読・未読でじれるのが嫌なんです』

「ちなみに今日はパンツを穿いてらっしゃるんですか」という桜木さんの質問に対しては。

『穿いてます。以前は常に気合を入れるために脱いでいたんですが、今は着替えの間、衣装さんがずっと見ているので脱ぎにくい。でも今でも「壇蜜は常にノーパンだ」と信じていらっしゃる方もいて。ユーモアとしては信じていてほしい部分もあるんですけど(笑)、ときおりやっぱり、信じられすぎてつらいときもあります。申し訳ないです』

『とくに日記というものは、女流文学の基礎の部分にある気がして、私にとってもいちばん身近ですね』

 最後に、これは前にも収録したことがあるんだが、とても気に入っている文章なので再録。

『番組収録を控えて支度をしている際、ひょんな話の流れからスタッフの方々と「欧米人にはアンダーヘアが無い人が多い。手入れをしているらしい」という毛バナシになった。私は東洋人だがアンダーヘアがない。生まれてから12年ほど経過して、31歳を迎えるまでのおよそ20年の付き合いだったあの毛に昨年別れを告げた。明確な理由特になく、無いほうがいいだろうという脱毛サロン店員の謎のお告げを受け入れた。プライベートで事前に説明をせずに脱いで営む際、どれぐらいの割合で驚くのだろうか。もうそんな統計を取れるほど男性に抱かれる予定も意欲もないのだが』

3 いいなあ、壇蜜さん。

『壇蜜日記0』(壇蜜著/文春e-Books/2014年12月20日)

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