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« 東都・中大、入れ替え戦が見えてきたぞ…ゾーッ! | トップページ | 文京区小日向・切支丹屋敷跡 »

2016年5月12日 (木)

『「置かれた場所で咲こう」と努力すると、最悪自殺します。』は言い過ぎだけどね

 それこそ「炎上マーケティング」を狙っているんじゃないかと思われるイケダハヤト氏の『まだ東京で消耗してるの?』というブログやエッセイからまとめたのが本書であり、同時にイケダハヤト氏らしい電子書籍だけの出版だ、出版社名も「イケハヤ書房」だしね。

 で、今回突っ込んでいるのは雙葉学園、聖心女子大学OGにして学校法人ノートルダム清心学園の理事長である渡辺和子さんの2012年のベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』なんだけれども……。

Photo 『「おかれた場所で咲こう」と努力すると、最悪自殺します:おっさんたちが知らない! これからのキャリア論』(イケダハヤト著/イケハヤ書房)

 渡辺さんが「うつ」になった経験があるからっていうわけじゃないけれども、そんな渡辺さんだって「自殺するまで置かれた場所で咲こう」なんてことを言っているわけではない。だって、自殺しちゃったらその場所で咲けないじゃないですか。まあ、ちょっと自分に合わない場所に就学とか就職しちゃっても、少しはその場に合わせる努力をしてみてもいいんじゃないの? 的なことを言っているだけで、別に死ぬまでその場に居合わせなくてもいいのであります。

 そんなことを知っていながら『「おかれた場所で咲こう」と努力すると、最悪自殺します』なんて突っ込みの仕方をするイケダハヤト氏は、やっぱり「炎上マーケィング」を狙っているのかなあ。特にイケダハヤト氏のブログに絡んでくる「大人たち」のスタンスが「原・反イケダハヤト」的なスタンスで絡んでくるようなのだからね。

 なんせイケダ氏は

『かくいうぼくは、最初に入った大企業を1年でやめています。 せっかく早稲田政経出たのに、1年でドロップアウト。「3年勤める」どころじゃないですね。 そのあと、ぼくが入った大企業は深刻な経営不振に陥り、実質国有化されました。やめてよかった……』

『んでもって、次はベンチャー企業に転職したのですが、そこも1年でやめています。 いやー、社長には申し訳ないですが、サラリーマンが向いていなかったんだから、仕方ありません』

『最初に入った会社も、次のベンチャーも、相性がよくなかったので、あんまり能力が伸びなかったんですよ。いまいちなサラリーマンだったなぁ。 でも、環境を変えてみたら、一気にうまくいくようになりました。そんなものです』

 っていう人だから、見極めが早いんですね。まあ、サラリーマンには向いている人と、向いていない人がいるようだ。

 なんせ最初に就職したルネサスエレクトロニクスっていう半導体の製作会社は、もともとNEC・日立製作所・三菱電機の三社が設立主体だったんだけれども、倒産してしまい、現在は産業革新機構が持株比率69.16%の筆頭株主っていう、実質国有企業になってしまったという会社なんだ。「かくいうぼくは、最初に入った大企業を1年でやめています」って言うけれども、それは単なるパソコン・オタクの高校生がそのまま大学生になって、当時は世界に冠たるパソコン王国だった日本の半導体メーカーならよもや潰れることはないだろうという、それこそ中途半端な学生の産業界分析の結果であるに過ぎない。

 そう、つまり学生の産業界分析なんて全然分析になっていない印象批評みたいなもんで、基本的にB to C企業ばっかり見ているし、B to Bだって商社位でしょ、それも七大商社ばっかり。日本の企業数421万社の内、たった0.3%、1.2万社の大企業だけを見て企業分析、産業界分析をしていると思っている学生の典型だったのだ、イケダハヤト氏は。

 その辺はご本人もよくわかっているようで

『「この会社の技術に惚れた」など、何らかのこだわりがあるなら大企業もいいと思いますが、「なんとなく安定しているから大企業に入る」とかはリスキーです。かつてのぼくがそうだったので、よくわかります。さっさと大企業を辞めてよかったと、心底思います』

 ってなことを書いている。

 じゃあイケダハヤト流ブログで食べていく方法論は何なんだ。

第一の壁:圧倒的なオタクになれ。
 好きなことで食っていこうと思うのなら、まず、圧倒的なオタクになるべきです。
第ニの壁:オタクであるだけではだめ。発信しよう。
第三の壁:スピード。
 日本のみならず、海外のトレンドも抑え、「今、このジャンルはこうなっているよ」と伝え、新しいことを実践できる人材にならないと、「好きを仕事にする」のは困難です
第四の壁:オピニオンリーダーとして、突き抜けろ。

 っていうこと、これはこれで大変だなあ。私は「ブログは趣味」という程度に収めていてよかったのかも知れない。イケダハヤト氏みたいに一日一万字も書くつもりはないからね。まあ、せいぜい一日2千字だもんなあ。まあ、これではノンプロ・レベル。

 まあ

『「好きなことを仕事にする」のはラクな道ではありません。 まぁ、当たり前ですよ。プロスポーツ選手を目指すようなものですから』

 ってことですね。

『考えるべきは、「未来に残る仕事はなにか」です。ぼくの考えだと、こんなものが残りますね。 「遊び」に必要な情報、サービス、商品を提供する仕事 NPO職員 アーティスト 政治家 ソフトウェアエンジニア 金融業 食料生産に関わる仕事 災害に関わる仕事 生殖技術の開発 宇宙開発』

『ぼくらブロガーは、この「遊びのプロ」としての存在価値が強くなっていくのでしょう。YouTuberの方々のコンテンツなんか、まさに「遊び」ですよね。経済がこういうものに価値を与える時代になっていくのです』

 まあ、ブログを読むのも、実は書くのも「遊び」なんだよね。

 なんの生産性もないし。

『「おかれた場所で咲こう」と努力すると、最悪自殺します:おっさんたちが知らない! これからのキャリア論』(イケダハヤト著/イケハヤ書房)Kindle版だけの発売

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