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2015年12月16日 (水)

DAIDO in COLOR

 昨日から原宿のコープオリンピア裏のマンション・神宮ハイツにある、アートスペースAMというところで森山大道氏の珍しいカラー写真ばっかりの写真展「DAIDO in COLOR」という催しが始まった。

Dsc_00012

 森山大道氏と言えば、その圧倒的な物量のモノクロームの「アレ・ブレ・ボケ」で有名だが、写真誌などのアサインメントでカラーも撮影していたのだ。

「モノクロームは、プリントで操作をしたり粒子を荒らしたりできるが、カラーではできないし、考えていないんです。カラーでは、ニッポンの東京の俗っぽい場所や生々しい色を撮っている。単純にいうと、モノクロームには、象性、象徴性、抽象性があるけれど、カラーには、ポップでクリアーでジャンク、いい意味でペラペラな感じがあるね。より心情的なモノクローム、より通俗的なカラー。自分の中にも両方があるわけだから、どちらも自分。分けることはできないんだよ」(公式サイトより)

 という森山氏だが、しかし、カラーでも森山氏が撮影すると、なんか靄がかかったりしたり、荒々しく毒々しい色になったりしている。まあ、そこがやはり森山氏の森山氏らしいところなんだけれども。

 まあ、カラーネガ/ポジに関しては、あまり手を入れることはできないだろう。でも、それをプリントにする段階で結構手はいれられるんだけれどもね。でも、写真家であまりそれをしている人はいない。要は、モノクロは写真家の表現だからいろいろと手を入れる。しかし、カラーはカメラの要素なんだから、手を入れない、ってことなんだろうかな。

 もっとも、モノクロームの方が「色」という大事な情報を削ぎ落してしまっているだけに、モノゴトの本質というのが見えて来るような気がするのは錯覚だろうか。逆に言えば、カラーはその圧倒的な情報量でもって我々に迫ってくるわけで、その分、本質からは遠く離れて、まさしく「ペラペラな感じ」になってしまうのだ。我々が見えている世界は、実はそのように見えているようではなくて、見えていないものを見なければいけないんだ、というように。そのようにモノクロームの世界は教えてくれるようだ。

 さらにアサインメントであるからか女性のヌードも散見できるのだが、それらのヌードを見ると、何故か森山氏の横須賀写真での画面の手前から奥の方へ逃げるかのように去って行く少女の写真を思い起こしてしまう。

「現在は、ストリートスナップはほとんどデジタルカメラを使っているのですが、当時も今も、相変わらず同じものに興味がわき、視線が向かうんです。視界がとらえようとする欲望の対象が、まったく変わらない。車や建物時代や風景がどんなに変わったとしても、街には必ず人がいる。人と街との混沌とした関係は変わっていないんですよ。実にリアルで面白い。カメラを持って街に出れば、そのときの僕の体内のセンサーのありようで、いろいろなものを撮るわけだけれど、どの時代にも、街には、コメディやエレジーやドラマ…すべてが包括されている。街は、ステージでありミュージアムでありスタジアムであり、興味がつきないね」(公式サイトより)

 まあ、カメラがどうの、レンズがどうのなんて言っているようでは、到底、森山写真には近づけないだろう。プロであればどんな機材でも即座に使いこなして撮影できなければならないわけで、森山氏のようにコンパクトカメラ一本ですべての写真を撮れるようでないとダメなんだなあ。う~ん、ニコンのフルフレームがどうのなんて言ってるようじゃ、まあフォトグラファーじゃなくてカメラマンなんだよな、所詮は……スミマセン。

 しかし、昨日は初日でまだまだ準備中という感じだったので、もう少ししたら再度でかけよう。昨日とその時で、どんなふうに写真の見え方が変わるのか。

 アートスペースAMがある神宮ハイツはごく普通のマンションなので、前を通り過ごしてしまいがちだ。コープオリンピア裏のこんなマンションが神宮ハイツ。入り口は2階なのでワンフロア上がるとアートスペースAMがある。

Dsc_00042

 アートスペースAMの入り口もこんな感じでごく普通のマンションの専有スペースの入り口という感じ。

Dsc_00022

Daidoincolor

「DAIDO in COKOR」は来年の1月30日までアートスペースAMにて開催。

アートスペースAMの公式サイトはコチラ

NIKON Df AF NIOOKOR 20mm f/2.8 D @Omotesandou Shibuya (c)tsunoken

 って言ってるところでフォトグラファー失格だってことはわかっているんですけれどもね。」

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