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« 『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』彼女は決して写真家ではなかった | トップページ | 『アメリカのジレンマ』って何だ? »

2015年10月14日 (水)

東京周縁部を往く・多摩川台公園古墳群

 東急東横線・多摩川線の多摩川駅のすぐ北にあるのが大田区立多摩川台公園である。

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 多摩川浅間神社は公園の一部ではないが、同じ山の上にある。で、この浅間神社の境内には浅間神社古墳というのがあるのだ。

Dsc_00302

 実は、この公園は多摩川に面しているけれども、ここ大田区田園調布は武蔵野台地の南端部にあり、国分寺崖線に位置した多摩川の河岸段丘にあるために、多摩川との高低差は大きい。従って、ここから東の下丸子あたりとは違って、多摩川が氾濫してもその被害に遭うことはないだろう。

Dsc_00282

 で、その多摩川台公園にあるのが、浅間神社古墳、亀甲山古墳と宝來山古墳という三つの前方後円墳にはさまれた8基の円墳からなる多摩川台公園の古墳群なのである。

Dsc_00082

 しかし、亀甲山古墳や宝來山古墳はまだこんな説明文がついているから分かるんだが……

Dsc_00212

 その間に挟まれた第○号古墳なんてのは、そこに看板がついているから分かるようなもので、それがなかったら単なる樹木が生い茂った小山ぐらいにしか確認できず、そこが古墳だなんてことは分からない。

 多分、この公園で遊んでいる子どもたちも、そこが「お墓」だなんて考えていないで、山のひとつくらいのイメージで見ているんだろうな。

Dsc_00132

 これらの古墳群は、田園調布古墳群と呼ばれているものの一部で、これはさらに野毛古墳群と一緒になって荏原台古墳群を形成しているそうだ。

Dsc_00142

 これら古墳群も現在古墳と認識されているものは保護されているが、その多くは多分樹木が生い茂った小さな山があるという程度の認識で、平地にされたりして住宅地となってしまった古墳が相当数あるようだ。

 まあ、古代~中世という時代を経て、江戸へと発展してきた東京の歴史を考えると、それら古墳群が次々と壊されてきたというのもやむを得ないかとも考えられる。

 現存する、例えば行田市の古墳群なんかは、やっぱり昔からのままではなくて、現代に至って再整備されたものだしね。

 まあ、そうやって過去を消して、新たな時代を上書きしてきたのが人間の歴史というか、都市のダイナミクスだからな。

NIKON Df + AF NIKKOR 24-85mm F/2.8-4 D IF @Tamagawadai Park Ota (c)tsunoken

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