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2015年10月12日 (月)

で、「東京国際写真祭2015」はどうなのよ

 で、10月7日のブログで紹介したART FACTORY 城南島まで「東京国際写真祭2015(TOKYO INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY FESTIVAL 2015)」を見に行った。

 って、なんでまた急にモノクロに戻ってしまったんだ、と思う人もいるでしょう。一応、私なりにその理由があるのだ。

 要は、写真を「情報」として知らせるのか「表現」として知らせるのかということ。

「情報」として知らせるためには「事実」を見せなければならないので、カラーで詳細に映像を見せる。しかし、「表現」というか、自分が自分を主張したいと思って見せるためには、「事実」から「色」という余計な情報を削りたくなるのだ。普段、私たちが見ている風景というのは基本的には「カラー」情報として脳が認識する。しかし、だんだんと照度が低くなる、つまり周囲が暗くなってくると、「色」は徐々に薄まり、最後に照度がゼロになりまったく何も見えなくなる寸前には、風景は「モノクロ画像」となって私たちは認識する。

 その時、映像は「事実」から「真実」へと至るのだ。モノゴトの「カタチ」だけが真実である。そんな「真実」へ迫りたいと考えるとき、私は「モノクロ」画像という色情報を削いだ写真が撮りたくなるのであります。

 この辺、実は明日のブログの内容にも関係してきます(って、へっへっへっ、引っかけでございます)。

 で、東京国際写真祭なんだが、実はもっと規模の大きい写真展なのかと思ったのだが、意外とひっそりと地味にやっている展覧会だった。

Dsc_00232

 ART FACTORY 城南島の4階を3つのゾーンに分けて、右側にあるEXHIBION 1は「What makes us "us" ―私たちの世界の領域―」というテーマ展。ART FACTORY 城南島全体が東京国際写真展なのかと思ったら、そうでもなかったという話。

 出展作家は「都市と自然」ではアレハンドロ・チャスキエルベルク、田附勝、ホンマタカシ、ルーカス・フォグリア。「民族」が石川直樹、ナムサ・レウバ、ローラ・エルタンウィ。「境界」が下道基行、ノエミー・ゴーダル、リウ・ボーリン。「コミュニティとカルチャー」が細倉真弓、マイク・ブロディ、山谷佑介の各氏。

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 石川氏の作品は石川氏の世界でもある「島の祭り風景」で、なんだかよくわからないお面をつけた人が沢山写っている、日本の南の方の島のお祭りの写真。

Dsc_00072

 面白いのがリウ・ボーリン氏の作品で、撮影風景に自分を溶け込ませるために自身にペンキを塗って背景の一部に自分自身がなってしまうという、『攻殻機動隊』の「熱光学迷彩」みたいな考え方の作品。

 下の写真、リウ・ボーリン氏が写っているんだけれども、よく分からないでしょ。写真を拡大してみると、何となく分かります。

 写真展に行けば、もっとはっきりわかります。

Dsc_00062

 左側がEXHIBITION 2で、そちらは「TOKYO INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY COMPETITION WINNERS EXHIBITION (東京国際写真祭受賞者展)」で、コンペティション・テーマは「HUMAN CONDITION (人間らしさ)」。

 大賞受賞者はChiristian Viumの"The Wake"で、その他7名の写真が展示されている。この写真展はニューヨーク(2015年10月1日~11月21日)、グアテマラ(2015年11月)、シドニー(2016年春)と巡回展示されるそうだ。

Dsc_00122

 で、その真ん中にはイベント・スペースがあり、私が行った時には「新たな才能を求めて」というジム・キャスパー氏(Lens Culture誌編集長)と菅沼比呂志氏(ガーディアン・ガーデン/プランニングディレクター)のトークが行われていた。

 10月18日までこうしたいろいろなトークがあるようなので、公式サイトでスケジュールを調べて行ってみてはどうだろうか。

Dsc_00142

 で、いろいろ見て飽きて来たら屋上に上がる。

Dsc_00162

 相変わらず、およそ3分に一回くらいで、羽田C滑走路を飛び立つ飛行機が見られる。結構、飽きないですよ、これ。

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 って、こっちがメインかよ。

東京国際写真祭2015は10月18日までART FACTORY 城南島で開催中。入場無料。

公式サイトはコチラ

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