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2015年6月10日 (水)

『就活暴露』っていうほどの暴露本じゃあないけどね

 筆者の宮下甲士郎氏は「企業の採用サイド」にいるそうだが、結局、そんな企業の側に立って就活ということを眺めるとよく見えてくるものがあって、決して就活学生の側に立ってはそんな企業の採用に関する本音は見えてこない。

 だから、就活学生も採用する側の見方はどうなのかを考えて就活した方がいいよ、ということなんだなあ。

 別に、企業側の内緒にしておきたいことを暴露した本ではないのだ。

Photo_2 『就活暴露』(宮下甲士郎著/宮下甲士郎/2014年1月31日刊)

 ただし、企業として「建前」では「ない」としていながら、実は厳然とした事実としてあるのが「学歴フィルター」というものだ。

『就活生の間でまことしやかにささやかれる学歴フィルターの噂。実はほぼ100%の企業が学歴を大きな採用基準として活用している。人事部は採用に当たって、事前に「マーチ以上でコミュニケーション能力が高いものをとる」というような採用基準を決めておき、条件を満たす学生を社員に選別するよう指示するのだ』

 学歴フィルターってどういうものなんだろう。

〔S〕東京大・京都大・一橋大・東京工業大

〔SⅡ〕大阪大・東北大・名古屋大・九州大・慶應義塾大・早稲田大

〔AⅠ〕北海道大・筑波大・神戸大・横浜国立大・東京外国語大

〔AⅡ〕首都大・千葉大・広島大・大阪市立大・名古屋市立大・国際教養大

〔AⅢ〕岡山大・金沢大・電気通信大・東京学芸大・京都工芸繊維大・お茶の水女子大・東京農工大

〔BⅠ〕大阪府立大・名古屋工業大・熊本大・奈良女子大・京都府立大・新潟大・東京理科大・上智大・ICU・中央(法)

〔BⅡ〕静岡大・神戸市立外国語大・滋賀大・埼玉大・岐阜大・横浜市立大・三重大・小樽商科大・立教大・同志社大

〔BⅢ〕信州大・埼玉県立大・大阪教育大・兵庫県立大・香川大・中央大(法以外)・明治大・関西学院大

〔CⅠ〕長崎大・山形大・鹿児島大・東京海洋大・静岡県立大・青山学院大・群馬大・弘前大・山梨大・和歌山大・津田塾大

〔CⅡ〕岩手大・富山大・愛媛大・徳島大・山口大・高崎経済大・愛知県立・立命館大・法政大・関西大・その他中位国公立

〔CⅢ〕秋田大・福島大・福井大・大分大・鳥取大・茨城大・北九州市立大・芝浦工大・島根大・南山大・学習院大

〔DⅠ〕室蘭工大・宮崎大・高知大・前橋工大・高知工科・佐賀大・奈良県立大・都留文科大・その他下位国公立

〔DⅡ〕琉球大・明治学院大・武蔵大・成城大・成蹊大・國學院大

〔DⅢ〕獨協大・近畿大・駒沢大・東洋大・専修大・京都産業大・日本女子大・東京女子大・龍谷大・日本大・甲南大・西南学院大

 ふーん、なるほどなあ。高崎経済大や京都産業大なんてのが、意外と高評価されているのは何故か分からないが、何となく分かるような気がするのが学歴フィルターだ。

 世の中には「Fランク大学」ってのもあるそうで、それこそ大学入試の英語で日本語の問題しかない、なんて大学もあるようで、なんだそりゃっていうレベルなんだけれども、それでも大学は大学。しかしなあ……。

 世の中「平等主義」なんてのは「建前」でしかないということに気づかされるのが就活の時なんだろうが、しかし、それでは遅すぎるんだよなあ。リクナビあたりが就活における平等主義幻想を振りまいているのだろうが、一方でそれこそ平等主義なんてのは幻想に過ぎないということを、大学を選ぶ際に知っておかなければならないのであります。

 企業の採用担当者だって、上位ランクの大学から採用した方が無難だって考えてるんでしょ。下位ランクから「いやいやこいつは優秀だ」って採用したって、そいつが本当に優秀な奴だったところで当たり前、もし採用担当者の目がくるっていて、実はそいつが本当はダメなやつだったってことになったら、採用担当者の評価はガタ落ちします。逆に、上位ランクの大学から採用した奴がダメ人間でも、それはそのダメなやつの自己責任ってことで、別に採用担当者の評価には影響与えません。

『セミナーの案内すら来ず、採用試験をまともに受けることができなかった学生は怒るかもしれない。しかしターゲット校以外からはとるつもりが毛頭ないので、はじめからフィルターをかけて余計な人に参加してもらわないようにしたほうがお互いに無駄な時間をすごさなくてすむと考えているのが内情だ』

 って、つまり企業と就活学生の双方に無駄な努力をしなくてすむようにしたものが「学歴フィルター」ってことなのですね。

 まあ、大学の入学試験なんてものが平等主義の権化みたいなものなので、学生は何となくそんなもんだと考えているのでしょうが、上位ランクの大学に入っている学生ほど、実は平等主義なんてものは幻想に過ぎないことに気づいているのであります。下位ランクの大学に入っている学生ほど、こうした平等主義幻想に振り回されて就活の時に初めてそれが幻想だったということに気づかされるのであるが、それでは遅いってことですね。

 じゃあ、そんな下位ランクの大学に入ってしまった人はどうすればいいのだろうか。「俺の人生ってこんなもの」と諦めるしかないのか。

 いやいや、学歴フィルターなんてものが一切ない、K談社みたいな出版社あたりを受けるとかね。 

 それでも駄目なら、人生を大逆転させる「学歴ロンダリング」っていう手が。

 まあ、人間生きていれば人生なんとかなるもんです。 

『就活暴露』(宮下甲士郎著/宮下甲士郎/2014年1月31日刊)

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