フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« AIによって家庭の秘密がダダ漏れって、なんか気持ち悪い | トップページ | 『AKIRA』がない『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展って何だ? »

2015年6月26日 (金)

『2045年問題』って言うけど、そんなに問題じゃないんじゃないかという話もさせてくれ

 ということで今日になったので「2045年問題」って何だ? というわけです。

2045 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』(松田卓也著/廣済堂出版/2014年5月1日刊)

 松田氏の論によれば……

『コンピュータ・テクノロジーの進歩は指数関数的だといいます。この指数関数的な進歩こそ、特異点をもたらす原動力です。
 私たちは進歩を予測する時、たとえば来年には2倍に、再来年には3倍に、その翌年には4倍に……と、直線的な進歩をつい考えてしまいがちです。このペースでは、30年後になってもせいぜい30倍です。 
 それに対して、たとえば1年で倍増する指数関数的な進歩の場合1年後は倍ですが、2年後には4倍、3年後には8倍という上昇曲線を描き、10年後にはほぼ1000倍、30年後には10億倍に達します。
 こうした加速度的な進化の行き着く先が「特異点」だというわけです』

『カーツワイルの予言では技術的特異点は2045年だといいます。これからほぼ30年先の未来です』

『なぜ、人間の予測がつかなくなるかといえば、ここで、コンピュータの能力が全人類の知能を超えてしまうと考えられるためです』

『アメリカのコンピュータ研究者であるレイ・カーツワイルは、2045年に技術的特異点に達すると主張しており、そこからこの仮説をめぐる議論は「2045年問題」と呼ばれています』

『コンピュータ技術がこのまま進歩していけば、機械の知能が自己を規定するプログラムを改良することができるようになるだろう、そうすれば機械の知能は指数関数的に増大すると論じました』

『さらに、その結果、超知能機械は人間の最後の発明となり、それ以後の発明はすべて機械が行なうことになるだろう、といっています』

 つまり、地球上にいる人間(2045年には100億人といわれている)の知能の総量よりも、コンピュータの知能の総量の方が上回るのが、2045年だということ。ということは、2045年を過ぎると、更に知能量を(自分で)増やしていくコンピュータに対して人間の脳はどんどん劣化していって、コンピュータとの競争においては人間はどんどん「バカ」になる、というわけですな。

 まあ、現在でも既に「コンピュータに対してどんどんバカになってきている」自分、「コンピュータの利口になりぶりに対して、全然利口にならない」自分をよく知っている私の現状からすれば、まあ、それはわからないではないのだけれども、それにしても2045年に何が起きるのだろうか?

「技術的特異点(Technorogical Singularity):未来研究において、正確かつ信頼できる、人類の技術開発の歴史から推測される未来モデルの限界点」(Wikipedia)が2045年に来るって話なんだけれども、まあ、ここで「Wikipedia」使っている時点で最早コンピュータに負けている訳です、私たち人間は(あっ、俺だけ?)。

 問題は、それだけ発達していってしまったコンピュータが、確かに「知能」の分野では遥かに人間以上のものを獲得してしまうだろうが、それ以上の「知性」や「感性」までをも獲得するのだろうかということ。まあ、「知性」くらいは獲得することはあるだろうけれども、その上の「感性」「感情」「思想」「表現」「インスピレーション力」「発想力」、更には「恋愛」能力などなどまで獲得できるのだろうか。

 一部は、実は「論理的能力でもってもできなくはない」発想法ではあるけれども、しかし、その多くは人間の持っている情動的能力(って何だかわからないが)による発想が多いのである。

 例えば、コンピュータがコンピュータ自身で次世代コンピュータを作ることを選んだ場合、当然、コンピュータ自身には生殖能力はないわけだから、論理的に次世代コンピュータを設計するしかない訳だ。

 我々人間は、そこで他の異性に恋をするという(多少は面倒な)儀式を経ることで、次世代の人間を作ることが可能だが、まあ、その出来は千差万別であって、必ずしも親の望んだとおりの次世代にはなってはいない訳だ、というかほとんどすべての親はそんなもんでしょう。まあ、その辺が、人間の次世代作成基準とコンピュータの次世代作成基準の違いなんだろうが、そうか、コンピュータには性別はないから基本的に「単性生殖」なんだなあ。単性生殖の生き物のの気持ちは理解できないが(というか単なる子孫保存本能だけなんだろうな)、それはかなり下等な生き物の世界での出来事でしかない。

 そんな下等生物の生殖方法にコンピュータは耐えられるんだろうか? 

「僕だって、恋をしたいよ」

 ってPepper君なら言いそうだよね。

 でも、言わないのがコンピュータなのだ。

 勿論、有性生殖の不確実性を考えれば、それはコンピュータ的ではない(論理的ではない)ということになるんだろうけれども、でも、それって楽しくありません? コンピュータが自分の世代のコンピュータでは解決できない問題に当たれば、当然、自分自身で次世代コンピュータを設計するんだろうけれども、そんな時に、設計とちょっと違った子供(次世代コンピュータ)ができてしまった時に、前世代コンピュータは自分の子供を完全に捨てられるのだろうか。まあ、その辺が2045年のコンピュータが感性を持てるのかという問題なんだけれどもね。

 中途半端な子供だけれども、それはそれで次世代コンピュータができるのは嬉しい、やっぱり子供は可愛い、という感性をコンピュータが持てるのであれば、それはそれで人間との共生の道もあるんだろう。

『1984年』の「ビッグ・ブラザー」とか、『ターミネイター』が描く「スカイネット」みたいなコンピュータが支配する未来社会であっても、結局は人間への支配が問題なのであって、じゃあ、人間がいなくなっちゃったらどうなるの? という疑問には答えていない。

 ということは、多分、将来コンピュータが世界を支配する状況になっても、結局、人間の今のような生活は(経済的には最低限かも知れないが)維持されて、それなりに「人間も生かされている」状態になっているのかもしれない。

 まあ、考え方によっては、それもいい生き方かも知れないね。

 私にとっては、毎日、写真を撮りに出かけることができれば、それでOK。あっ、そしてその写真を発表できる機会とか媒体があればいいです。

 あっはっはぁ。そうじゃないんだ。問題は2045年まで私が生きているかどうかですね。もう、その時には94歳だもんなあ。

 まあ、いないでしょうね。その辺がちょっと残念!

『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』(松田卓也著/廣済堂出版/2014年5月1日刊)

« AIによって家庭の秘密がダダ漏れって、なんか気持ち悪い | トップページ | 『AKIRA』がない『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展って何だ? »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/61792140

この記事へのトラックバック一覧です: 『2045年問題』って言うけど、そんなに問題じゃないんじゃないかという話もさせてくれ:

« AIによって家庭の秘密がダダ漏れって、なんか気持ち悪い | トップページ | 『AKIRA』がない『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展って何だ? »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?