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2015年4月28日 (火)

『あと20年でなくなる50の仕事』って言っても、まあそれは当然ではあるな

 さて、温泉旅行からも帰ってきたことだし、本来のブログに戻ろう。

 とは言っても、本来私のブログが当初目指したところは「本>映画>写真」だったんだが、最近は「写真≧本>映画」という順列になってしまっている。これは以前、サラリーマンをしていた時は、通勤と打ち合わせ、取材などで電車に乗っている時間が多かったので、その時間で本を読める。それにプラス夜の時間などで一日一冊というペースで本を読めたのですが、今は有り余る時間のおかげで、却って本を読む時間が減っているなあ、という感じ? まあ、それこそ「小人閑居にして不善を成す」の例え話のまんまなのだが……、いやいや、また今日から張り切って「本ブログ」を始めよう、始めよう。

 ということで……。

『あと20年でなくなる50の仕事』っていうのは、現在の産業社会の中でのIT化、AI化では当然のことなんだけれども、絶対に無くならない永遠の仕事っていうのがあるんだよなあ。

 つまりそんな産業社会から外れたところで生きている生活である。要は、農業や牧畜業などの人の「生」に関わる仕事。ただし、コチラも法人化などの「産業化」へ向けての変化はおおいにある。

 グーテンベルクの印刷革命や産業革命以降に発生した様々な産業・職業は、それゆえにいずれは廃ることになる産業・職業なんだけれども、それ以前からある農業や牧畜業というのは、人が人でいる限りは絶対に廃らない仕事なんだ。ただし、その「産業」のあり方、「仕事」のあり方は時代によって変わっていくものではあるけれども。

2050 『あと20年でなくなる50の仕事』(水野操著/青春新書INTELLIGENCE/2015年4月15日刊)

『一般的に、ある分野の職業が発達し、その仕事に携わる人が増えてくると、その職業の中身が細分化されてくる。それは、社会的な意味でもそうだし、一つの企業内でもそうだ。たとえば、創立されて間もないベンチャー企業にあなたがマーケティング担当者として就職したとしよう。おそらく、その企業では社長以下、営業担当者をはじめとした各部門の担当が一人か二人いる程度だろう。その会社が順調に業績を伸ばせばあなたはマネージャーにおさまり、それ以外の担当者はたとえばPR担当、リードジェネレーション担当、イベント担当などの職種に細分化されていく。
 これは会社内にとどまらない。コンピューター関係のエンジニアについて考えてみよう。コンピューターが生まれた当初、コンピューター関連の職業は非常に限られていた。せいぜいハードウェアの設計者と、その上で動かすプログラムを作成する技術者くらいだ。コンピューターの能力も限られていたし、基本的に大型汎用コンピューターが単独で動いていた。やれることが限られていたので、それに関係する職業の分野も限られていた、というのが正確なところだろう』

『19~20世紀の工業化時代、急速に増えたのが工場をはじめとする第二次産業に従事する人たちだった。20世紀型の工業従事者のほとんどは、工場における労働者であると考えてよい。戦後の高度成長期、農業従事者が急速に減少し、代わりに都市部で製造業につく人が増えた。彼らのほとんどが工場労働者となったのだ』

『ただ、工場の労働者が使用する道具は明らかにハイテク化している。かつで工場労働者の多くは手動の道具を使いこなす職人だったが、今や高性能な機会に入力する「オペレーター」になりつつあるのだ』

 まあ、それがオフィスワーカーにも至って、ITならぬAIを使いこなすか、使われるのかという違いが生まれてきている、って言うだけのこと。

『グーテンベルクが印刷機を発明するというエポックメイキングな出来事はあったが、それが事務仕事のやり方を大きく変えたということはなかった。ところが、今はコンピューターがそれらの知的仕事をこなしてしまう可能性が出てきた。AIより上のもの、AIより下のものと区分され、下のものはAIに置き換えれてしまう人が出てくることが予想される』

 つまり「IT時代」までは「人の仕事のサポート」をするコンピュータだったのが、今や「AI時代」、さらに「クラウドコンピューティング」の時代になってしまって、これまで「人の勘」でやっていた仕事が、「コンピュータのデータ」で証明されてしまう時代になってしまって、これからは、基本「人がいらない」時代になってしまうということなんですね。

 本書はそれを「機械とバトルロワイヤル」「ロボットはアシスタント」「新ホワイトカラー」「職人的世界」という四段階で説明する。

「機械とバトルロワイヤル」の段階では『このドメインに入る職種は、工場であれば現場の作業者、事務職などでは非マネージャー職で、組織の上位などの指示で定型的な仕事をこなす人たちが入る』ということになるのだが、基本的にはこの「定型的な仕事」という部分が完璧にコンピュータに取られてしまう仕事なのであります。まさしく「AI以前」の段階で「ITだけ」の部分ですね。もうこれはどうしようもない。だって、要は「人件費」だけの問題なんだから、それは経営者としては費用の低い方法を考えて、低い方を選ぶとなれば、それは「機械が働けばいい」ということになるんでしょうね。

 実に、今や民間航空機のパイロット(機長)なんて、飛行機を操縦するのは離着陸の時だけで、基本大空を飛行している最中は、機がちゃんと自分が入力した通りに飛行しているのかどうかを監視する役割しかないもんね。

 二番目の「ロボットはアシスタント」という段階になっても、そうそうラクはできないのであります。つまり「ロボット=AI」を如何に自分のアシスタントとして使いこなすかということが重要。翻訳者、エンジニア、歯科技工士、コールセンター・オペレーター、金型技術者、成形技術者、法律家。う~ん法律家までもそうなっちゃうんだ。

 三番目の「新ホワイトカラー」なんだけれども、この辺からちょっと微妙になってくるんだなあ。高級レストランや旅館などの接客業、高付加価値品の営業担当者、建築士、警察・消防、教育者、記者・編集者、医師・薬剤師・医療関係者、農林水産業、地方公務員、マーケティング担当者、人事・人材コーディネーター、理容師・美容師、科学者・研究者、経営者、アントレプレナー、伝統工芸、ミュージシャン、スポーツ関連なんてのが入っているんだが、そうかなあ、記者や編集者でも使えない奴はいっぱいいるし、地方公務員なんて最早いなくてもいいような存在ではないかなあ。まあ、伝統工芸とかミュージシャン、スポーツ関連なんていうクリエイター関連、アーチスト関連は問題はないでしょうけれどもね。

 まあ、『結局「作業しかしない人」の仕事はなくなる』というのも事実だし、『仕事をつくる人だけが生き残る』というのも事実だろう。それは会社の従業員であっても、仕事をつくる人になることは十分あることだし、仕事をつくる人にならなければ作業しかしない人にもなり得るということなんだ。

 要は、会社の従業員であるかどうか、起業をする人になるかどうかは関係なく、「仕事をつくる人」にならない限りは、21世紀を生き延びることはできないってことなんだな。

『あと20年でなくなる50の仕事』(水野操著/青春新書INTELLIGENCE/2015年4月15日刊)なんかなあ、こういう本こそ電子化しなけりゃいけないのに、青春出版社って遅れているんだ。まさしく「あと20年でなくなる50の出版社」のひとつになっちゃうんじゃないの?

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