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« ラマダーン明けの西新井大師 | トップページ | 『一神教と国家』今日は雛祭りなのでイスラームのお勉強をしよう »

2015年3月 2日 (月)

中野・鍋屋横丁

 私が落語を聞くときにしばしば参考にしている、東洋文庫611『新編 落語の落(さげ)』では『粗忽者』という題で、『本所林町の粗忽長屋に甚兵衛という粗忽者があって、始終失策をやって居る、という話で、独立して題を置く程の話でもなかろう。堀の内へお参りに行くといって、弁当包と間違えて、女房の湯もじに枕を包んで行ったり、子供を湯に連れて行って、他人(ひと)の子と間違えたり、子供の背中と思って、羽目板を洗ったりするという話し。朝枝という前座が、早口で話すのを、度々寄席で聞いた事がある』という具合に簡単に記されている前座噺を、『堀の内』という外題にして得意にしていたのが、4代目三遊亭圓遊、10代目桂文枝、8代目橘家圓蔵であります。

Img0092

 その『堀の内』で「この道(青梅街道)まっつぐ(江戸弁です:真っ直ぐ)行って、鍋屋横丁を左に曲がるとお祖師様に出る」と言われるのが、ここ、中野の鍋屋横丁です。

Img0102

 なんで「鍋屋横丁」なのかと言えば、江戸の昔から、青梅街道を経由して妙法寺(お祖師様)に向かう際、現在の鍋屋横丁交差点を左に曲がることになるが、その目印となったのが「鍋屋」という名の「休み茶屋」があったからというのであります。

Img0072

 なるほどね、現在はお祖師様へ行く際の目印は環七通りから入るのだが、昔は環七なんてなかった訳だから、基本的には青梅街道を行って、「鍋屋」のところを左へ曲がるということになるのだなあ。

 しかし、現在はそんな昔を偲ぶものや遺構なんかはなくて、ごく普通の商店街になっています。「なべよこ」を店名にもつお店もあまり多くありません。

Photo 『新編 落語の落(さげ)1』(海賀変哲著/小出昌洋編/東洋文庫611・平凡社/1997年2月10日刊)

 唯一あるのが、上から二番目の写真にある「鍋横道しるべ」くらいなもので……。

Img0222

 とは言うものの、今現在凄い勢いで変化しつつある中野界隈。

 なんか昔の「鍋屋」を感じさせるモノが復活しそうな雰囲気もあります。

『新編 落語の落(さげ)1』(海賀変哲著/小出昌洋編/東洋文庫611・平凡社/1997年2月10日刊)

LEICA M6 SUMMICRON 35mm/F2 @Nabeya Yokocho Nakano (c)tsunoken

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